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コンバージョンとは?至るまでの流れや種類を解説!

コンバージョンとは?

コンバージョンとは、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態のことを指します。
例えばコンバージョンとみなすアクションを「サポートページで資料ファイルをダウンロードすること」「アンケートに回答すること」「商品購入」などに設定する場合があります。
つまり、インターネット広告の最終的な費用対効果を明らかにする、もっとも重要な指標になります。

コンバージョンするまでの流れについて

まず「コンバージョン」に至るまでの流れの中で、重要な用語について解説させて頂きます。

  • ・訪問数
    ユーザーがアクションを起こすためのサイト(ページ)に訪れた数。アクセス数。
  • ・コンバージョン数
    コンバージョンを獲得した件数
  • ・コンバージョン率
    訪問数に対し、コンバージョンに至った件数の割合。コンバージョンレート、CVR、転換率ともいいます。
  • ・CPC【 Cost Per Click 】
    有料ネット広告のクリック1回あたりの料金。クリック単価ともいいます。
  • ・CPA【Cost Per Acquisition】
    コンバージョン1件の獲得にかかったコスト

このときにとある化粧品を売っているとした時に「コンバージョン=商品の購入」と定めました。
サイトに訪れるためにかかるお金(コスト)は広告1クリックあたり100円です。
そしてサイトに100人のユーザーが訪れたとしましょう。
そのうち5人が商品を購入=コンバージョンしたとしたら、

訪問数:100

コンバージョン数:5

コンバージョン率:5%

CPC:100円

CPA:2000円

となります。

コンバージョンの種類について

総コンバージョンとユニークコンバージョン

総コンバージョンとユニークコンバージョンの違いは、コンバージョンアクションの総数をカウントするか、コンバージョンアクションが行われたセッション数をカウントするかというものです。

※セッションとは、ユーザーがあるWebサイトにアクセスしてから離脱するまでの一連の行為を指します。

総コンバージョンとはコンバージョンアクションの総数で、同一のユーザーが一つのセッション内で複数回コンバージョンアクションを行った場合も、全て別々のコンバージョンとしてカウントされます。
それに対してユニークコンバージョンとは、セッション単位のカウントになるため、例えば一度のセッションで2回購入手続きを行ったとしてもコンバージョン数は1となります。
両者の違いは、コンバージョンをアクション単位で捉えるか、セッション単位で捉えるか違いになります。

直接コンバージョンと間接コンバージョン

「直接コンバージョン」とは、広告などを出稿し、その広告経由でWebサイトに来訪したユーザーが、サイトを離脱することなくコンバージョンに至ること(およびその件数)を指します。
直接コンバージョンに対して、広告経由で一度Webサイトに来訪したものの、その場ではコンバージョンをせずにサイトを離脱し、その後再度サイトに来訪した際にコンバージョンすることを、「間接コンバージョン」と呼びます。(アシストコンバージョンとも呼ばれます。)

一定数のユーザーは、広告をクリックした後、そのタイミングではコンバージョンに至らず、その後オーガニック検索やメルマガ、もしくは再度広告を経由してサイトやアプリに再訪問しコンバージョンに至ります。
そういった様々な地点でのコンバージョン接点を設けることによって最大限コンバージョンの評価をします。

クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョン

クリックスルーコンバージョンとは、グーグル広告をクリックしたユーザーがサイトに来て、コンバージョンした数です。
それに対してビュースルーコンバージョンとは、メディアサイトに掲載されたグーグル広告を、クリックしなかったユーザーが別ルートで、Webサイトに来てコンバージョンした数を言います。
すなわち広告は目にしたけど、その場ではクリックしなかった。しかし同じ広告を何回も見たことで頭に残り、別ルート(自然検索など)でサイトを訪問し、結果としてコンバージョンが発生した。このようなケースを計測し、露出の広告効果を数値化したのが、ビュースルーコンバージョンです。

まとめ

今回は費用対効果を高めるために必要なコンバージョンの正しい理解と、コンバージョンの定義についてご紹介しました。
コンバージョンは広告の成果が上がっているかの判断基準になります。
大前提として、広告の目的は何かを明確にして、それに沿ったWeb上の目標をコンバージョンとし、今回ご紹介した様々な指標を分析するようにしましょう。

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SEO対策って何をすればいいの?基本から方法まで解説!

SEOって何?

SEOとは

 SEOとは、「Search Engine Optimization」の略語で、検索エンジンの最適化という意味です。言い換えるならば、Webページの評価を上げ、自然検索で検索上位に表示させることを意味します。そして、Webマーケティング業界では、SEO対策と言われると、自然検索で上位表示させサイトへのクリック数(流入数)を増やす施策を示しています。

SEOの基本知識

検索エンジンの仕組みについて

SEO対策を行う上で、「Google」「Yahoo」などの検索エンジンの仕組みを理解しておくことは重要です。
検索エンジンとは、プラウザの検索バーからキーワードを入力して検索した結果、そのキーワードに関連するwebページを表示するシステムのことを言います。

クローラーがwebページの情報を収集している

「Google」「Yahoo」などの検索エンジンには、クローラーというwebページの内容を読み込むプラグラムで上表を収集しています。
具体的には、クローラーが収集したデータは、検索エンジンが処理しやすいデータに変換するインデクサというプログラムで処理されます。
次に、このインデクサで処理されたデータをインデックス(検索データベース)に保管されます。
検索キーワードによって、形態素解析をはじめとする技術により検索キーワードを解釈し、ランキングアルゴリズムに沿って、インデックスされたwebページにスコアリングしています。
この最終的なスコアリングによって検索結果の順位が決められます。

検索ランキングはアルゴリズムで決まる

 検索のアルゴリズムは、日々アップデートされ精度が高くになり、キーワードの関連性が高く検索ユーザーにとって有益な情報を検索上位表示するようになっています。
また、定期的にコアアルゴリズムのアップデートが行われ広範囲に検索結果の改善が行われます。

SEO対策は特にGoogleのアルゴリズムに注目しよう

 SEO対策を考える際は、基本的にはGoogleのことだけを想定して対策することをオススメします。
なぜなら、日本の検索エンジンのシェアはGoogleが約67%とYahoo!が約27%も占めているので、GoogleとYahoo!を合わせると約95%になります。
また、Yahoo!はGoogleの検索エンジンを利用していることがあります。
一部、Yahoo!で検索するとYahoo!知恵袋やYahoo!オークションが上位表示されるケースがありますが、基本的にはGoogleのアルゴリズムを考慮して対策した方がいいです。

基本的なSEO対策の方法10選!

SEO内部対策を7選紹介!

SEOの内部対策は大きく分けて2パターンに分かれます。

  • 1.Googleのクローラーにインデックスされやすいサイト構造にすること
  • 2.ランキングアルゴリズムに適切に評価されるコンテンツ構造にすること

以下で紹介するSEOの内部対策7選では、基本的な対策を紹介しています。是非、参考にしてみてください。

1.サイトマップを作成する

サイトマップとは、webサイトを検索エンジンに認識させやすくするためのファイルのことを言います。
サイトマップには2種類あり、検索エンジン向けのXMLファイルとユーザー向けのHTMLファイルがあります。
 XMLファイル(sitemap.xml)では、webサイトのサーバー上に設置することで、クローラーをサイトに呼び込みやすくし、検索エンジンへのインデックスを促す効果あります。
このXMLファイルには、容量や指定できるURLの数に制限があるので、詳しくはGoogle公式サイトを確認してみてください。
 一方で、HTMLファイルとはユーザー向けにwebサイトがどのような内容なのかを認識させるファイルです。
言い換えるならば、webページの存在を伝えるファイルです。

2.サイト構造を整える

 ここでは、先ほど紹介したHTMLファイルの構造を最適化する施策を意味します。
例えば、見出しタグとして利用されるhタグですが、h1タグには記事のメインキーワードを含んで見出し設計をすることをお勧めします。
Googleのクローラーは、webページを認識する際に、h1タグを優先的に見るタグです。
そして、h1タグ→h2タグ→h3タグ→h4タグのように、抽象的な見出しから具体的な見出しへと階層を整えてみてください。 

3.URLの正規化をする

 SEO対策の一つとして、webサイトのURLの正規化があります。
これは、コンテンツの内容が類似しているwebページの複数のURLを一つに統一することを指します。
このURLの正規化をすることで、検索エンジンからの検索順位における評価が分散することを防ぐ効果があり、さらにトラッキング分析おける時間の短縮にもなります。
URLの正規化する方法としては、主に2種類あります。

  • ・htaccessファイルを使用し、301リダイレクトして正規化する方法
  • ・canonicalタグを使用してURL正規化する方法

上記の具体的な方法に関しては、後日解説いたします。

4.内部リンクを設置する

 内部リンクの設置とは、Webサイト内で同じサイトのページのURLを紹介することを指します。
この内部リンクを設置することで、クローラーがwebページをインデックスされやすくなり、結果的にSEO効果が高いと言われています。
設置する上で大切なことは、以下の項目に注目してみてください。

  • ・関連性、親和性の高いページ同士に設置する
  • ・アンカーテキストはリンク先のコンテンツの中身を要約するような内容にする
  • ・パンくずリストを使用して設置する
  • ・サイト内の共通なナビゲーションで設置する

また、SEOには直接関係はありませんが、内部リンクを設置することサイト内の直帰率や離脱率を低め、サイト内の回遊率を高めることにも繋がります。

5.コンテンツを最適化する

コンテンツの最適化は、メインキーワードの関連キーワードのコンテンツを含めたコンテンツにすることです。
言い換えるならば、ユーザーにとって利便性や満足度を意識したコンテンツ制作を心がけることです。
ここで注意しておきたいのが、関連キーワードと関係ないコンテンツを含めない点や関連キーワードを見出しに含めるようにすることです。
そこで、コンテンツを最適化する上では、既にメインキーワードで上位表示されているページを参考にしてコンテンツ制作を進めてみてください。

6.モバイルフレンドリーなサイトにする

モバイルフレンドリーでは、モバイル端末に適用したコンテンツ制作を心がけてください。現在、モバイル端末の利用率が増えたことにより、PCサイトのSEO対策に加えて、SP用やタブレット用のSEO対策も重要視されています。主なモバイルフレンドリーなサイト制作のポイントとして、下記などが挙げられます。

  • ・テキストが見やすく、読みやすいコンテンツ
  • ・横方向のスクロールを使用しないこと
  • ・AMPページを適用すること

モバイルフレンドリーなサイトにするためには、PC用のHMTLとSP用のHTMLを分けて表示させることをオススメします。

7.E-A-Tコンテンツにする

「E-A-T」をご存知でしょうか。高品質なコンテンツを制作する上でGoogleの造語として以下の意味を持ちます。

・E:Expertise(専門性があること)

・A:Authoritativeness (権威があること)

・T:TrustWorthiness (信頼できること)

Gooogleでは、webページやwebサイトが持つ専門性、権威性、そして信頼性(E-A-T)非常に重要な要素として評価をしていると言われています。コンテンツを制作する上で、引用や参考文献などを使用するケースが多いと思います。その際は、「E-A-T」のことを意識してみてください。

参考:
https://ferret-plus.com/1792
https://wacul-ai.com/blog/seo/internal-seo/inner-seo/

SEO外部対策を3選紹介!

 SEOの外部対策で重要なのは、外部のwebサイトから自社のサイトを評価されシェアしてもらうことです。
内部のSEO対策とは違い、コントロールできない面があり、対策の度合いとしては低くなりがちですが、とても重要な対策になるので参考にしてみてください。 

1.外部サイトから被リンクを設置してもらう

  被リンクとは、外部のwebサイトからURLを貼ってもらうことです。
ここで重要なのは、被リンクの総数ではなく、ドメインの数に注目する点です。
つまり、リンクを貼られているサイトの数が重要になってくるのです。
言い換えるならば、Twitter上で5リンク貼られているよりも、5サイトからリンクを1つずつ貼られている方が価値が高いと言われています。
また、リンクを貼られているサイトが良質なサイト、または関連性の高いサイトであることも重要です。

2.SNSを利用する

 SNSを利用するメリットは、SNS上で拡散されURLをシェアされる(被リンク)が増えるからです。
拡散してもらうポイントとしては、フォロワーを増や点や拡散しやすいコンテンツにする点などあります。
近年では、SEO対策をする上でSNSの利用は必須になっているので、参考にしてみてください。

3.サイテーションを利用する

 サイテーションとは、外部のサイトからサイト名/企業名/電話番号などの基本情報が普及されていることを指します。
このサイテーションは、影響力が高いweb媒体で紹介してもらう方が普及しやすいです。
ですので、媒体シェアをされやすいサイトに問い合わせてみることをオススメします。
ですが、Googleはこのサイテーションに関して、公式な発表はしていないので、ここで紹介した対策の中では優先度は低いかもしれません。

参考:https://service.plan-b.co.jp/blog/seo/22019/

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事では、基本的なSEO対策に関して紹介してきました。
この対策を行ったら、絶対にSEOの順位が上がるということはありません。
ですが、大切なことは、ユーザーにとって有益な情報を発信しているかがポイントになってきます。
このデジマギルドでは、他にもSEOに関する記事を発信しています。より詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

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WEBサイトのシンボルマーク!ファビコンとは?

ファビコンとは

ファビコン(favicon)とは”favorite icon”の略で、WEBサイトのシンボル・イメージとして用いられるアイコンのことです。

  • ・ブラウザでWEBページを開いた際のアドレスバー、タブ部分
  • ・WEBページをショートカットに設定した際のアイコン
  • ・検索結果ページでのアイコン

主にこれらのような場所で用いられており、
複数のタブを開いてWebページの閲覧しているときや、お気に入り・ブックマークを表示させた際にサイトやページを判別する目印となります。
ブラウザを開いたときにタブに表示されている様子がこちら。

黄色い枠に囲まれているのが「ファビコン」です。
一度は見たことのあるかたがほとんどではないでしょうか?

ファビコンを設定するべき理由

ファビコンは簡単に設定できる(後述)のにも関わらず、下記のような利点があります。

  • ・目立つので、瞬時に何のサイト・サービスなのかをユーザーに認識してもらうことができる
    ファビコンは主に閲覧中のタブに表示されます。また、検索結果画面にも表示されるため、潜在層にサイトを認知してもらうことができます。
  • ・WEBサイトの信頼性が上がる
    ファビコンやアイコンはWEBサイトのシンボルであり、同時にブランドのアイデンティティと言えます。
    よく見るマークに対して、ユーザーは親近感を持ちやすくなる傾向があります。
  • ・ブランディングの手助けとなる
    お店や会社のロゴを見ればどのブランドかわかるように、ファビコンはWEBサイトで扱うコンテンツのブランディングの一助ともなります。
    サイトの認知度が低い場合はそれほど効果的ではありませんが、有名サイトになればアイコンだけで認知されるようになります。

ファビコンに最適な画像サイズは?

ファビコンのに最適な画像サイズは、その表示場所が複数あること、WEBサイトを閲覧するブラウザによっても表示されるサイズが変わることから、ひとつに定めることはできません。
一般的に設定しておくとよいとしているサイズは以下の通りです。

・16×16

・24×24

・32×32

・48×48

・64×64

・128×128

・256×256

各ブラウザのタブに表示されるファビコンは「16px × 16px」のサイズ、ブックマークアイコンに使用されるファビコンは「32px × 32px」のサイズで表示されることが一般的です。
また、IEでは「48px × 48px」のサイズが使用されています。
最近ではスマホでの表示に対応をしているWEBサイトが増えており、モバイル版のファビコンはPC版に比べて解像度が倍以上になるため、「256px × 256px」以上の大きいサイズの画像も必要となります。

このようにデバイスやブラウザによってかなり色々な画像サイズが必要となるものの、後述するジェネレータで「.ico」形式のファイルを作成するとこれらをひとつにまとめることができ、さらに適した場所で適したサイズの表示がなされるようにもなります。

ファビコンの作成・設定方法

ファビコンを設定するのには、大きく3つのステップがあります。

1.画像を作成する

まずはファビコンに用いる画像を制作しましょう。
WEBサイト専用のものを新しく作成しなくても、会社やサービスのロゴでももちろん構いません。ただし、正方形で作成することをお忘れなく。
ファビコンは先述した通り、一般的には「16px × 16px」のサイズで使用されることが多いですが、表示される場所によっては「32px × 32px」や「24px × 24px」で使用されることもあります。

そのため、複数サイズの画像をひとつのファイルにまとめることができる「.ico」の形式に変換するのが最も使いやすい形と言えます。
そこで変換するために、画像作成段階では最大のサイズ(256px × 256px)の「.png」で書き出すと良いでしょう。

2.変換サイトで拡張子を変換する

「.ico」形式への変換に便利なツールをご紹介します。
いずれも無料で使うことのできるツールですので、ご自身に合っているものをご使用ください。


favicon.cc

「favicon.cc」は海外のファビコン作成ツールです。使用には会員登録やツールのダウンロードが必要ないため、すぐに手軽に使うことができます。
ファビコンの作成には、使用するカラーを選択し、ページ中央にある枠内で作成を行います。
ソフトをダウンロードする必要なく、WEB上で使うことができるツールなので、スピーディーに制作をしたい方におすすめです。


Favicon generator

「Favicon generator」も海外のファビコン作成ツールです。
このツールも先ほどと同じく、会員登録やソフトをダウンロードする必要なく利用することができます。WEB上で簡単に使いはじめることができるので、とても便利です。ページ中央の枠内でファビコンを直感的に作成できます。

3.サーバーのルートディレクトリに.icoファイルをアップする

「.ico」形式のファイルさえ作成してしまえば、あとは簡単。
WEBページのサーバーのルートディレクトリ( / )にこのファイルをアップするだけです。
ファイル名を「favicon.ico」としておくことで、適した場所で適したサイズの表示がなされます。

まとめ

ファビコンは、絶対に必要なものではないものの、ユーザーの利便性、ブランディングにおいてはとても重要な項目です。
設定をするのは簡単でありながら、様々なメリットがありますので、ぜひ設定してみてください。

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ビジネスを加速させる「フレームワーク」とは? 

マーケティングや開発に従事している方は、フレームワークというものを一度は使ったことあるのではないでしょうか。

  • ・そもそもフレームワークとは何なのか?
  • ・なぜフレームワークという考え方が存在するのか?

など、根本的に疑問に持っている方は少なからずいるかと思います。
そこで、今回の記事ではフレームワークの基本的な説明からビジネルで活用できるフレームワークの考え方を紹介していきます!

フレームワークとは

フレームワークとは、日本語だと枠組みや骨組みなどの意味を表し、内容を埋めるための外枠の部分を定義したものになります。と言ってもイメージしにくいと思いますので、具体例を記載いたします。

例えば、マーケティングにおいてよく聞くフレームワークだと3C分析というものがあります。これは、3C(Customor: 顧客, Competiter: 競合, Company: 自社)について分析を行うことで、自社の現在の状況を分析することを可能とするフレームワークになります。

こちらはCustomor: 顧客, Competiter: 競合, Company: 自社を分析すればいいという外枠の部分だけが定義されており、実際の分析内容については言及されておりません。
しかし、この枠組みに合わせて内容を埋めていくと、自然と自社の状況を分析しやすくなります。このように、ある目的に対して幅広い状況でも応用できる枠組みのことをフレームワークと言います。

これらは先人の知恵の結晶を抽象化したものであることがほとんどで、ビジネスの場でも大きく活躍します。ビジネスの場でフレームワークを使うことについての重要性については下記の記事で記載しておりますので是非ご覧ください。

マーケティングフレームワークプロ記事のリンク

フレームワークのメリット・デメリット

フレームワークを利用することによってどのようなメリット、デメリットがあるのかをご紹介いたします。

メリット

作業時間を削減できる。

目的に適したフレームワークを利用することによって、この目的を達成するためにはこれらについて考えればいいという枠組みが提供されます。そのため本来ならば作業として必要な、「何について考えればいいのかを考える」というフローを削減できるので、作業時間を削減することが可能になります。

費用対効果が期待できる。

先人の知恵の結晶によって作られた枠組みのため、それらに沿って作業を取り組むだけでも一定以上の結果を得ることができる。例えば、マーケティングについての知識が浅い人でも、3C分析に取り組むことで自社の状況を一定以上は明らかにすることが可能になる。

デメリット

フレームワークだけに頼ると革新的なビジネスを作りにくい。

フレームワークとは、既にある課題を解決してきた枠組みであるため、それだけを活用していると既存のビジネスモデルから大きく離れた革新的なビジネスを生み出しにくくなってしまう。
フレームワークただ利用すればいいというわけではなく、フレームワークを利用した結果を基に独自の仮説を立てることや検証を行うことも重要になります。

ビジネスでよく使われるフレームワーク

3C分析

上記で例として何度も出てきた3C分析ですが、既にご紹介した通り、このフレームワークは3C(Customor: 顧客, Competiter: 競合, Company: 自社)を分析することで、自社の状況を明確にしやすくするためのフレームワークとなります。

SWOT分析

SWOT分析とは、自社の内部環境とそれを取り巻く外部環境を正しく分析し、経営戦略を導き出す分析方法です。自社の内部環境に当たるのが、Strength(強み)、Weakness(弱み)。外部環境に当たるのが、Opportunity(機会)、Threat(脅威) になり、これら4つの頭文字をとって、SWOT分析と呼ばれます。

こちらにつきましても、詳細については下記でご紹介しておりますのでよろしければご覧ください。

SWOT分析から考える戦略設計|3つのステップ

4P分析

4P分析とは、どんな製品(Product)を、いくら(Price)で、どこで(Place)、どのように(Promotion)これらの頭文字が「4P」の由来であり、別名「マーケティングミックス」とも呼ばれています。

商品の新規参入を計画、もしくは既存商品のマーケティングを見直すときにこれら4つの領域で情報をまとめることで、自社商品が持つポテンシャルを把握するのに役立ちます。

例えば製品(Product)であれば、商品名、機能・品質、デザイン、アフターサービス、保証などを考える必要がありますよね。それぞれ4つの項目において競合にはどんな特徴があるのか、自社の強みは何かという視点で分析する必要があります。

STP分析

STP分析とは、Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)、の頭文字を取って名付けられた分析手法です。

セグメンテーションは、市場の細分化(ユーザーをニーズ毎にグループ分類すること)を意味します。次にターゲティング、これは細分化したグループの中から、どの市場(ユーザー)を狙うのかを決めるものです。そして最後にポジショニング。これはターゲットに設定した市場における、自社の立ち位置を明確にすることです。主に競合他社との差別化要因を見極めるために行う場合が多いです。

基本的に「全てのユーザーを狙った商品は、結果的に誰からも必要とされない」というのが、マーケティングを考える上で忘れてはならない前提条件です。それは、一つの商品やサービスで全てのユーザーニーズを満たすことができないからです。その前提を把握した上で、新たなビジネスやサービスを展開する際には、まず自社を取り巻く環境を把握してから、どの市場(ユーザー)を狙い、どのような立ち位置でアピールしていくか、最も効果的な手段を決定するために重要なプロセスがSTP分析なのです。

STP分析は、環境分析(3C分析・5F分析・PEST分析・SWOT分析など)と施策立案(4P)のちょうど中間に位置し、企業におけるマーケティング活動の中でも、要の分析だといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事ではそもそもフレームワークが何なのかというものから、メリットデメリット、有名なフレームワークに至るまでご紹介いたしました。
本記事でご紹介したフレームワークや、ご紹介できなかったものについても本メディアの別記事でも詳しくご紹介をしておりますので是非ご覧くださませ。
本記事を読んでいただいた皆様が、先人の知恵の結晶であるフレームワークを上手く活用してビジネススピードを上げることができれば幸いです。

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発想力の向上効果があるマインドマップの書き方を解説!

新しいことを考えること、覚えることが苦手、今までになかったアイデアや解決策を思いつくのが難しい、と感じているあなたは、もしかしたら効率的な思考法をしていない可能性があるかもしれません。

マインドマップとは、人間の脳の仕組みに合った発想・思考法です。書き方を理解すれば、記憶力や発想力を高める効果が期待できるとされています。
しかし、マインドマップと聞いて、「実際どうやって行えばいいの?」という意見が多いと思います。
そこで今回はマインドマップの概要や書き方、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

マインドマップとは

特徴

マインドマップとは、学習能力や理解能力を高めるための脳の使い方のことです。1970年代に活躍した英国人作家トニー・ブザン氏が「マインドマップ」という言葉を世に広め、現_在の使い方が確立されました。
マインドマップは、用紙の中央に議題となるメインテーマを配置して、テーマから連想されるアイデアや情報を線で繋げながら、分岐させるように放射状に展開していく思考方法です。
マインドマップの他にも「アイデアマップ」や「スプレー図」「メモリーツリー」など複数の呼び名が存在しています。

目的

マインドマップを作成するには、関連するキーワードを連想したり、想像したりしながら整理する力が必要になるため、作者の記憶力・理解力・発想力を向上させる目的として使われます。
また、頭の中にあるアイデアや複雑なテーマを、一枚の絵のように全体を俯瞰できる図形として可視化できるようになります。
作成した図は各要素が分解され、線で関連付けられた図形になりますので、複雑な発想や計画を理解するための資料として、他者を助ける目的にも利用可能です。

効果

マインドマップでは、脳にある意味記憶の構造に適した方法で頭を使うため、物事の記憶能力や理解能力を向上させる効果があります。
また、メインテーマを構成する要素を文章ではなくキーワード(2から3つの単語)で繋げていくため、複雑な内容でもコンパクトな空間にまとめて表現できるメリットがあります。
活用するすることにより、理解しがたい複雑な問題でも目に見える形にしながら理解する方法としてとても効果的です。複雑と感じる部分を具体化することで、行動に移すための意思決定能力も向上するとされています。

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マインドマップの書き方について

マインドマップの書き方

マインドマップ作成する際は、用紙の中心に議題となるメインテーマを書くことからはじめます。関わっているプロジェクト名や問題点、目標など、解決するべき事柄や学びたい事を用紙の中心に配置しましょう。

次に、関係するキーワードをメインテーマから木の枝が分岐するように線でつなげて追加します。マインドマップでは、各要素をつなげる線のことを「枝(ブランチ)」と呼びます。
例えば、「Webサイト作成」というメインテーマなら、「目的」「コンテンツ」「デザイン」など連想される要素をそれぞれひとつずつブランチで繋げ、その後は、追加した各キーワードをさらに詳細に分解していきます。
「Webサイト作成」→「目的」と繋がっている項目では、「集客」「自社紹介」「物件管理」など、連想されるキーワードを繋げてみましょう。ここで重要なのがテーマに関するキーワードを出し切るまで続けることです。

出し切った後は、重要度が高いキーワードをメインテーマの近くに再配置したり、すぐに行動に移せる事柄を末端に持ってきたり、関連性によって各キーワードを並べ替えて整理します。
情報を整理しながら全体を俯瞰して観察したり、各キーワードの関係性を考えたりすることで、問題に集中し記憶力・理解力・発想力が高まった状態になります。

マインドマップのルール

マインドマップを提唱したトニー・ブザン氏によると、マインドマップには以下の12のルールというものがあるとされています。

  • ・無地の用紙を使う
  • ・ブランチは曲線で
  • ・用紙は横長で使う
  • ・強調する
  • ・用紙の中心から描く
  • ・関連づける
  • ・テーマはイメージで描く
  • ・独自のスタイルで
  • ・1ブランチ=1ワード
  • ・創造的に
  • ・ワードは単語で書く
  • ・楽しむ

それぞれのルールには守るべき理由があるのですが、そもそもマインドマップとは情報を効率的に深く理解するための道具です。
いくら上記にある全てのルールに従ったマインドマップを作成しても「情報を深く理解できた」という効果がなければ無意味になります。

あくまでマインドマップを活用するということは、アイデア出しであったり、自分が考える思考の幅を広げることを目的としているため、自分が使いやすいルールに沿って行うことが重要となります。
ただ初めてマインドマップを作成する人はどの基本ルールを意識するかがわからないと思いますのでここでは最低限のルールをご紹介します。

・用紙の中心にテーマを書く

まずは用紙の中心にテーマとなるキーワードを書いてみましょう。なぜ中心にテーマを書くのかというと、ここから放射状に項目をつなげていくためです。たとえば、「今週の予定」「TO DO管理」「プレゼンのアイデア」など、思考を整理したいと思うテーマを書きます。

中心にくるテーマについては、連想を引き出すためにイラストをつけることや、カラーペンを使って簡単な図やイラストを描いてみたり、アプリでシート上に画像を挿入してみたり、テーマを視覚的にとらえられるようなイラストをプラスすることもおすすめです。
なお、真ん中にくるテーマは、「中心イメージ」「セントラルイメージ」「メインテーマ」などと呼ばれています。

・放射状に線でキーワードを繋いでいく

たとえば、「今週の予定」→「ドライブ」→「海」「山」「公園」といった具合で、連想するキーワードをどんどん線でつないでいきます。
簡単にいってしまえば、連想ゲームのようなものです。マインドマップではこの「連想」という要素が生きてくる点が特徴で、ふと新しい発想やひらめきにつながることも少なくありません。

・1つの線に、1つの単語

メモのようにして、あれこれと書き込みたくなることがあるかもしれませんが、マインドマップには「1つの線に、1つの単語」が原則となっています。
「文章」で書いてしまうとその内容に思考が引っ張られてしまいますが、「単語」ならばそこから連想できることが多いためさらに新しい発想やアイデアが生まれるかもしれません。

・主要な線を太くして強調する

マインドマップでは放射状に線を描いていきますが、そのときにメインとなる線については太くするというルールがあります。
線の太さを変えて描かれていると、何が重要なのか視覚的にとらえやすくなることが理由です。
主要な部分を強調する際は、まず最初にマインドマップを完成させ、全体を把握した上で、重要度に応じて強調する線を太くすることがおすすめです。

・色を使ってビジュアル的にわかりやすくする

マインドマップでは、単語を線でつないでいくだけでそれらしいものを作成できます。
しかし、色を上手に使うことで、よりわかりやすいマインドマップを描けると思います。
たとえば、「今月の予定」がテーマであれば、「買い物」「仕事」「趣味」など、カテゴリによって線の色を変えてみるとグルーピングしやすくなり、視覚的にわかりやすくなるため記憶力や想像力のアップにつながると考えられます。

効果的に作成するポイント

効果的にマインドマップを作成するポイントとして、以下の3点を意識して作成してみましょう。

・大きな用紙の中央から書き始める

用紙を大きなものにすれば、アイデアを書き込むスペースが増えます。マインドマップは、想像力を働かせながら内容を出し切ることで最大限に効果を発揮します。
書き込むスペースが少なくなると比例して発想力も縮小してしまいますので、スペースは十分にとりましょう。

・抽象的なアイデアから具体化する

枝を伸ばすときには、抽象的なアイデアから徐々に具体化していくほうがスムーズにキーワードを増やしていくことができるのでおすすめです。

・アイデアを追加して細分化する

最初は気付かなかったキーワードや関係性は後から記入することにして、どんどん枝を伸ばしたほうがマップの作成が簡単になります。
また、時間をかけて問題を細分化しながらアイデアを出したり、違う枝同士の関係性を矢印で繋げたりすることで、脳が十分に活性化されます。
新たなアイデアや今まで気づかなかった方法を発見できる可能性が増えますので、アイデアの追加や気付いた関係性はどんどん追加するようにしましょう。

マインドマップのメリット・デメリット

メリット

・キーワードで書くため時間がかからない

メモやノートをとるときに、文章で記録すると時間と手間がかかります。
しかも、ノートを書いても多くは記憶に結びつかないといわれています。
重要ではない言葉まで読む必要があるので、時間がもったいないという側面もあります。
マインドマップではキーワードで情報を整理していきますが、細かな文章まで記録しなくても、忘備録にはなるものです。
単語で関連性を示しながらまとめていく作業によって時間の短縮につながります。
また、文章で長々と記述するものではないので、紙一枚で済むというメリットもあります。

・放射状に広がるマップが視覚的にわかりやすい

通常、上から順に文章を追っていかなければ、必要な情報までたどりつけないと思います。
それに対して、マインドマップは放射状に広がった地図のようなものであるため、全体像をとらえやすくことやあとから必要な情報をいち早く参照できるようになり、視覚的にわかりやすくなる点がメリットとなっています。

・連想によって思考やアイデアが広がる

マインドマップでは単語ベースで放射状の図によって思考を整理していきますが、これを作る過程において「連想」が生じます。
単語ベースで頭の中にあることを書き出していくことや、それを放射状に線でつなぎながらマインドマップを作成していくことで、関連性のある事柄についての発想が広がり、新たな思考やアイデアが生まれるでしょう。

・覚えたこと、考えたことが記憶に残りやすい

マインドマップで思考を整理すると、視覚的なわかりやすさによって記憶にとどまりやすくなるといわれています。したがって「記憶術」のような形でマインドマップが用いられることもあります。
文章だけでキーワードを書き並べることに比べ、マインドマップは図形として認識できるため、視覚情報が手がかりとなり、記憶として定着しやすいと考えられています。

デメリット

・目標、目的がないと意味のないものになってしまう

マインドマップをきれいに仕上げたところで、「このマインドマップを活用して何がしたいのか」という目標・目的が欠落していれば、意味がないものになることがあります。
たとえば、マインドマップで「TO DOリストの作成」をしても実行に移していかなければ、せっかくリストを作成しても無意味になってしまいます。
この場合、「やるべきことの優先順位を見つけて、順番に片付ける」など明確な目標を持ち、実際にアクションを起こすことで、マインドマップの価値が感じられるようになります。
また「プレゼン内容に抜け・漏れがないように検討したい」「連想によって新しいアイデアを持ちたい」など、何か目的意識を持つことが大切とされています。

・慣れないうちは時間がかかってしまう

マインドマップを使うと思考の時間短縮・効率化にむすびつくのですが、最初のうちは箇条書きなどよりも、かえって時間がかかってしまうかもしれません。
また、イラストなどをつけて「きれいに作ること」を重視すると時間とエネルギーを要します。
美しく仕上げてビジュアル化することが大切と考える人もいますし、プレゼンなどの資料として活用する人は「走り書き」のように大雑把なものでも問題ないため、まずアウトプットイメージを考えてから作成する流れを取ることが良いでしょう。

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まとめ

上記でマインドマップの概要から書き方、メリット・デメリットをご紹介してきましたが、マインドマップを活用する上で一番重要なことは、情報を効率的に深く理解するための道具ということを忘れないようにしてください。
いくらルールに従ったマインドマップを作成しても「情報を深く理解できた」という効果がなければ無意味になります。
ですので、作成する前に「自分がなぜマインドマップを作るのか」をしっかり理解した状態で作成してみましょう。

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消費者行動の実態がわかる「AISASモデル」とは?

AISASモデルとは

AISASモデルとは、株式会社電通が提唱した「インターネット普及時代におけるユーザーの購買行動モデル」のひとつです。
購買行動モデルとは、消費者が商品を購入するまでの一連のプロセスを体系化したものを指します。
ASIASモデルは、別名「AISAS理論」や「AISASの法則」と呼ばれることもあります。
AISASモデルは、まだインターネットが普及していない1920年代に米国のサミュエル・ローランド・ホール氏によって提唱された「AIDMA」という購買行動モデルが元になっています。
AIDMAの購買プロセスでは、次の5つの行動プロセスで形成されています。

・Attention:認知・注意

・Interest:興味を持つ

・Desire:欲求

・Memory:記憶

・Action:購買行動

まずユーザーは商品について認知し、興味・関心を示す。その後、実際にその商品への欲求を感じることで商品を記憶し、購入するというプロセスで構成されています。
しかし、インターネットの普及により、消費者の購買に対する態度や心理は大きく変化しました。
そういった背景を受けて新しく登場したのがAISASモデルであり、次の5つの行動プロセスで構成されています。

・Attention:認知・注意

・Interes:興味・関心

・Search:検索

・Action:購買

・Share:共有

それでは、5段階の行動プロセスについて詳しくみていきましょう。

AISASモデルの五段階構造

  • ・Attention(認知・注意)
    ユーザーは、まず最初にテレビCMや雑誌、インターネットで広告などを見て商品やサービスについて認知(Attention)するところから始まります。
  • Interest(興味・関心)
    そして次に、認知した商品やサービスの「売り」に対してユーザーは興味・関心(Insterest)を示します。ここまでは、インターネットが普及する前のAIDMAモデルの「AI」の部分と同様といえるでしょう。
  • ・Search(検索)
    商品やサービスに興味・関心(Insterest)を示したユーザーは、そのまま購入に至るのではなくインターネット上で情報収拾を行います。商品やサービスの詳細情報や口コミを見ることで、本当にそれが自分にとって「良いもの」なのかを判断するためです。
  • Action(購買)
    情報収集を行った結果、商品の良さを感じてもらえた場合は購買に至ります。
  • ・Share(共有)
    購買で終わりではなく、商品やサービスを使った感想、体験をブログやSNSなどに共有(Share)します。もちろん、商品やサービスの良い点だけでなく、悪い点や不足している点も共有される場合があります。

AISASの特徴

AISASの主な特徴は大きく以下の2点です。

  • ① インターネットで情報収集をして購買に至るまでの意思決定を行う。
  • ② 購入した商品についての評価や感想、体験をインターネット上でシェアする。

インターネットの普及によって生じた「検索」と「共有」というプロセスを組み込んだことが、AISASモデルの特性です。
昨今ではユーザーによって共有された評価や口コミといった情報が第三者の購買行動プロセスにおける「認知・注意」や「興味・関心」、「検索」を喚起させる役割を担っています。
また、実物を手に取らなくても、インターネットの検索によって得た情報だけが購入の決め手になるなど、ユーザーの購買行動は日々進化していると言えるでしょう。

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AISASモデルの変化

Dual AISASモデルの登場

従来のAISASモデルでは、ユーザーの興味・関心(Interest)は購買に関する興味関心だけだと考えられていました。しかし実際は、ユーザーの興味・関心(Interest)は「コミュニケーションへの興味・関心」と、「購買への興味・関心」に分けられます。

そこで登場したのがDual AISASモデルです。
Dual AISASモデルでは、ユーザーのSNSやコミュニケーションアプリでの行動プロセスまでも捉えており、ユーザーの購買行動を従来のAISASモデルより正確に把握できるようになります。

前述した通り、Dual AISASモデルでは「興味・関心(Interest)」段階にあるユーザーを「コミュニケーション関心層」と「購買関心層」に分けて考えます。
「コミュニケーション関心層」呼ばれるユーザーたちは、商品やサービスそのものに興味があるわけではありません。面白いコンテンツを通じた「面白い、笑える、友達にも見せたい」といったコミュニケーションに興味があるのです。つまり、「拡散・共有はするけれど、購入にはいたらない層」であると言えます。

一方、「購買関心層」は従来のAISASモデルの通り、商品やサービス自体に興味・関心を持っており、購入を検討している層を指します。
このようにユーザーの購買行動を細分化して考えることで、AISASモデルではカバーしきれなかった部分を補完することができ、企業は効果的に商品やサービスをユーザーに届けることが可能になります。

AISASモデルの活用事例

①スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒーは、 AISASモデルの中でもとくに「Share(共有)」に力を入れることにより、広告費をかけずとも多くの人に認知してもらえる状況を作り出しています。

  • ・Attention(認知・注意)
    写真映えする商品、コーヒーカップに書かれるメッセージ、といった演出で、ユーザーのShare(共有)を促進。広告費をかけずともユーザー間で認知を増やすことに成功している。
  • ・Interest(興味)
    次々と季節限定の新商品を発売することで、ユーザーに飽きさせない仕組みを構築。
    スターバックスのユーザー層はリピーターも多いため、新作を出すだけでも十分に興味を惹きつけることが可能です。
  • ・Search(検索)
    スターバックスがターゲットとしている若年層は、SNSで検索をする人が多いです。
    そのため、おしゃれなブランディングによってSNSでシェアされやすい状況と非常にマッチしています。
  • ・Action(購買)
    商品そのものの魅力だけではなく、居心地の良い空間を提供することで購買を。駅前店などではカフェで仕事がしたい人に対して、店内に電源やWi-Fiを完備。
    さまざまなユーザーが利用しやすいように工夫を施している。
  • ・Share(情報共有)
    SNSで共有してくれやすい若年層の女性に対し、非日常的な雰囲気を演出することで、自社をおしゃれなカフェとしてブランディング。前述したように商品自体も非常に見栄えが良く、シェアしたくなるような工夫が施されています。

②RIZAP

RIZAPは、 AISASモデルの中でもとくに「Interest(興味・関心)」に力を入れることにより、短期間の間にかなり世の中にインパクトを与えることができています。

  • ・Attention(認知・注意)
    耳に残りやすい音楽を使ったテレビCMを集中的に流すことによって、「RIZAPのCMを知らない」という人がいないほどに、多くの人に認知することができています。
  • ・Interest(興味・関心)
    著名人の起用、ビフォーアフターの映像、そして「2ヶ月でこの体」「結果にコミットする」というわかりやすいコピーで、ユーザーの興味・関心を惹くことに成功しています。
  • ・Search(検索)
    RIZAPは、CMによって興味を持ったお客さんを購入にスムーズに誘導するため、充実したHP設計をしています。さらに、自社のHP以外からも情報を得ようとしたお客さんに対してアフィリエイターを使い、「RIZAP 悪評」や「RIZAP 不満」などのネガティブなワードで検索しても、ポジティブな内容が出るようにしていました。
  • ・Action(購買)
    2ヶ月で29万8,000円という高額な料金設定。ここでユーザーの背中を押したのは、「30日間の全額返金保証制度」。もし不満があれば、料金が返ってくるという条件は購入へのハードルをかなり下げることができています。
  • ・Share(共有)
    SNSやブログへの「Share(共有)」も効果的ですが、強力な「Share(共有)」の後押しになるのは、RIZAPを体験したユーザー自身です。目に見える変化は、周囲の人への強烈な広告になり得ます。短期間で理想の体を手にしている知人を見て、RIZAPに興味を持った方もいることでしょう。

③メルペイ

メルペイが会員登録増加施策として行った「すすメルペイキャンペーン」では、 AISASモデルの中でもとくに「Share(共有)」に力を入れることにより、ユーザーを巻き込んだ大規模な拡散を実現しています。

  • ・Attention(認知・注意)
    動画広告をテレビCMとSNS両方で行うことで、広範囲での認知を拡大しています。
  • ・Interest(興味・関心)
    ターゲット世代にとって興味・関心の高い人気のYouTuberを動画広告に起用することで、Interest(興味・関心)にうまく繋がるように設計しています。
  • ・Search(検索)、Share(共有)
    このキャンペーンに参加したユーザーは、招待コードをTwitterなどでつぶやくことになるので、自身のフォロワーに拡散を行う仕組みになっています。このように、AISASでいう「Share(共有)」をうまく活用し、SNSでの拡散を誘発しています。

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まとめ

マスメディア時代にはAIDMAモデルが、インターネット時代に突入するとAISASやDual AISASというモデルが出てきたように、ユーザーの購買行動は、時代の変化と共に変わるものです。
特に、マーケティング業界は新しいモデルが次々に出てきます。ユーザーの購買行動にあった適切なマーケティング施策を講じるためには、常に最新の情報を手にすることが大切になってきます。

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ゲーム理論はどのようにマーケティングで活かされる?

ゲーム理論とは

 ゲーム理論とは、両者が影響し合いながら意思決定を行う理論を意味します。
ゲームと名付けられた理由としては、相手の意思決定によって自らの意志決定が影響する状況が、チェスや囲碁でもあるので、「ゲーム」と名付けられたと言われています。
このゲーム理論は、企業経営や必勝戦略を見つける手法と言われている理由として、現実の秩序に基づき、各自が互いに最適解な行動をとることを前提に分析する手法だからだと言われています。

ゲーム理論のはじまり

世界的に「ゲーム理論」が広まった原因は、1944年にフォン・ノイマンとモルゲンシュテルンが執筆した「ゲーム理論と経済構造」の出版によって世界的にゲーム理論が広まったと言われています。
その後の1950年にナッシュ均衡が定式化したことでゲーム理論の分析が標準的な均衡概念として確立されたと言われています。

ゲーム理論の代表例:囚人ジレンマとは

囚人ジレンマとは?

「囚人ジレンマ」はゲーム理論ではとても代表的なモデル例として取り上げられています。ここで、以下の状況を考えてみてください。

犯罪を犯した容疑者が2名います。(ここではA容疑者とB容疑者としましょう。)
各々別室で尋問を受けることになりました。二人の容疑者に与えられた選択肢は「自白する」または、「自白しない」の2択です。
そして、自白の状況によって彼らが受ける罪の重さが変わってくることにします。

  • ・A容疑者:自白する B容疑者:自白しない → A容疑者:無罪 B容疑者:懲役10年
  • ・A容疑者:自白しない B容疑者:自白する → A容疑者:懲役10年 B容疑者:無罪
  • ・A容疑者:自白しない B容疑者:自白しない → A容疑者:懲役2年 B容疑者:懲役2年
  • ・A容疑者:自白する B容疑者:自白する → A容疑者:懲役10年 B容疑者:懲役10年

上記の状況のように懲役の長さが変わる、ないしは無罪になる場合、各容疑者はどのような行動を取るでしょうか。
こういった状況の場合、一番魅力なのは「自分が自白して、相手が自白しない」状況だというのは明確だと思います。ですが、相手が自白をした場合には、お互い懲役5年になるリスクがあります。一方で、お互いが「自白をしない」選択をした場合、懲役年数は2年という結果になるのです。

容疑者AとBが違いの利益を考慮したら、「自白をしない」という選択肢をとり、懲役が最も短い結果になるのですが、自分しか利益を追求しなかった場合、「自白をする」をする選択肢をとると思います。その結果、「自白をしない」選択肢よりも懲役が3年長くなる場合があるのです。

お互いにとって、最適な選択をしたにも関わらず、協力した場合よりも悪い結果が生まれる可能性がある状況を「囚人のジレンマ」と呼ばれています。この囚人ジレンマをより深く理解するには、「パレート最適」と「ナッシュ均衡」も理解しておく必要があります。

パレート最適とは?

パレート最適は、お互いの不利益な状況を避け、全体の利益が最大化されている状態のことを言います。
言い換えると、これ以上にない利益を出すためには、誰かの犠牲も惜しまない状況とも言えます。
なので、「お互いが自白をしないで、懲役2年を受ける」ことが、この囚人ジレンマのパレート最適と言えます。

ナッシュ均衡とは?

一方で、ナッシュ均衡は、各自が自分の最適な戦略を選択肢をとり、自らの戦略を変更する理由がない安定的な状態(つまり、均衡)である組み合わせのことを言います。
先ほどの、パレート最適では、お互いが自白をしない状況が最適でしたが、もしも、相手が裏切っで自白をした場合、懲役10年を受けることになります。
その場合、お互いが「自白をする」選択肢を取り、自分の選択肢を変更できない状況だと思います。
ですので、この囚人ジレンマにおいての、ナッシュ均衡は、お互いが「自白をする」選択になるのです。

パレート最適とナッシュ均衡で考える囚人ジレンマ

まとめると、この囚人ジレンマは各々とっての合理的な選択肢であるナッシュ均衡と全体の利益を最大化したパレート最適の状況が一致せず、矛盾している状況を意味しているのです。

ゲーム理論はマーケティングでどのように活かされるの?

ビジネスの場面でのゲーム理論は、先ほどの囚人ジレンマのようなパレート最適とナッシュ均衡の矛盾から、ポーカーや宝くじといった親の利益が存在するようなギャンブルまで様々な種類があります。
ですが、どのビジネスにおいてもゲーム理論の上では、自分の行動が他の人に影響を与え、他のプレイヤーを気にすることで自分の行動も変わる状態が付き物です。

実際には、企業経営の中での意思決定やビジネスの交渉戦略を考える際に、ゲーム理論が活用されるケースが多々あります。
そして、それ以外にも社会生活や人間関係、市場経済にもゲーム理論を必要とする場面が存在します。
ですので、企業としてはゲーム理論の専門家などに企業戦略の策定から交渉をしてもらうことが多いそうです。

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実際にあるゲーム理論の活用例を紹介!

ここから、ゲーム理論を取り入れた実例を紹介していきます。

①大手携帯電話会社の例

 ここでは、大手携帯電話各社が提供しているサービスの料金体系が同金額な理由をゲーム理論と交えて考えて見ましょう。
国内の大手携帯会社と言えば、SoftBank、au、docomoが挙げられます。
この3社とも携帯料金の月額料金が8,000円だと考えましょう。こういった状況の際に、auが月額料金を7,000円に引き下げたとします。

すると、SoftBankもdocomoの利用者が料金の安いauに乗り換えるのは明白だと思います。
その結果、auが市場を独占する状態になる可能性があります。その状況を、考えた(ゲーム理論:自分の利益を最大化するために、相手の行動に応じて、自らの行動が変更すること)SoftBankもdocomoも月額料金を7,000円に下げます。
こうして、自社の利用者が他社へ乗り換えることを防ぎます。

ですが、1社が市場を独占したいが為に、価格を下げていくと携帯会社が得る一人あたりの利益がどんどん下がって行く状況になります。
企業側としても利益が下がることも避けたいために、他社の行動を考え、合理的に考えた結果どの他社も携帯料金を下げることをしなくなるのです。

②プラスチック製のゴミ問題の例

 近年、世界的にも注目されているプラスチックのゴミ問題も、先ほど紹介した囚人ジレンマの例を元に、考えることができます。
そもそも、プラスチックは便利で快適な生活をする上で欠かせない物ですが、環境問題を考えると脱プラスチックにする必要があります。
実際のところ、脱プラスチック化に向けた取り組みには多大なコストがかかり、企業は脱プラスチック化に向けた行動として値上げをせざるをえず、顧客を失うリスクがあるのです。
こういった状況も、ゲーム理論で考えると相反する行動を取るケースがあるのです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
ゲーム理論は、ビジネスをする上では欠かせない行動プロセスの一つです。
また、日常生活においても、あらゆる社会現象や経済現象の中で自然と適切な行動の選択を取っているはずです。

※参考記事:
https://www.macromill.com/research-words/game-theory.html
https://diamond.jp/articles/-/175827?page=2
https://orenocloud.tokyo/cloudinfo/useful/GameTheory.html

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ノンデザイナーにこそ知って欲しいデザイン思考とは

「デザイン思考」「デザインシンキング(Design Thinking)」
ビジネスの場において、最近このような言葉を耳にする機会が増えたかたも多いのではないでしょうか。

デザイナーによる、デザイナーのためにあるようにも見えるこの「デザイン思考」という言葉ですが、実はあらゆる世界で応用されている考え方なのです。
Appleや日立、富士フィルムなど、世界的な企業でも採用されています。
今回は、そんなデザイン思考が一体どのようなものなのか、どのように実行するべきなのかを解説していきます。

デザイン思考とは

デザイン思考とは、問題や課題に対しデザイン的な考え方と手法で解決策を見出す方法やプロセスのこと。
ユーザーにフォーカスして考え進めることを最大の特徴としています。
問題を解決に導くために用いられるマインドセット(考え方)のひとつで、行動しながら考え、より良い結果を追い求める方法です。
この言葉は、アメリカのスタンフォード大学と、世界的に有名なデザインコンサルタント会社のIDEOが広めたと言われており、具体的な特徴としては

  • ・ユーザーを起点に考える
  • ・対話・コミュニケーションを重視する
  • ・繰り返し試す

といった3点があげられます。
「デザイン思考」では、「本当の問題は何か」「仮説は本当に正しいのか」「この現象が意味するものは何か」…というように、いくつもの自問自答をしながら、問題解決に挑戦していきます。

アート思考との違い

デザイン思考と同じような意味で用いられがちなのが、「アート思考」。
この「アート思考」は、アーティストの自己や価値観の表現を基にした考え方で、自分起点の考えかたを重視しています。
ビジネスにおいては、当人に達成したい強い意思のある目標設定や、オリジナリティあるアイデア、コンセプトの発想に向いている考え方です。

一方の「デザイン思考」は、先述した通り顧客の持つ課題の解決を目指す考え方であり、ユーザー起点で考えることが重要です。
端的にいうと、「アート思考」は自分を起点にした考え方であり、「デザイン思考」は顧客を起点とした考え方である、ということです。

システム思考との関係性

デザイン思考と切っても切り離せない関係にあるのが、「システム思考」という考え方。
この「システム思考」とは、一般的に俯瞰的にものを見ることであると解釈されています。
実はこれも、デザイン思考と同様に問題を解決に導くためのマインドセットのひとつ。
解決すべき対象や問題を「システム」として捉え、その全体像をさまざまな要素のつながりとして理解し、原因を探ります。そうして本質的な原因を見通し、問題解決を目指すのです。

デザイン思考は人間中心的な問題解決のアプローチ方法であるのに対してシステム思考は分析的な問題解決のアプローチ方法です。
対極であるようにも捉えられるこのふたつの思考法。ただし、問題解決というゴールに向かうための手段であることは共通しています。
デザイン思考の5段階(後述)を用いて具体的なゴールを定義した上で、その明確になった目標に向かいシステム思考で問題解決をはかる…など、両者を組み合わせてアプローチする手法も考えられます。

デザイン思考のプロセス

さて、ここまでデザイン思考の概要について解説してきましたが、具体的にはどのようなプロセスをたどるのでしょうか。
もちろん一言で「デザイン思考」といっても実際には定義が広く、今日使われている「デザイン思考」という言葉は人によっても多少の差異があります。
しかし、派生した考え方であっても、デザイン思考の根本的な考え方は変わりません。

ここでは、先述したようにデザイン思考を世に広めたとされているハーバード大学のデザイン研究所(The Harvard Graduate School of Design)に所属するハッソ・プラットナー教授が提唱した、『デザイン思考の5段階』というモデルをご紹介します。

それが、こちら。

「共感 (Empathize)」「定義 (Define)」「概念化 (Ideate)」「試作 (Prototype)」「テスト (Test)」

これを簡単に説明すると「まずは試しに実行してみて、PCDAを回していく」ことであるといえますが、ここではそれぞれの段階を詳しく見ていくことにしましょう。

1.共感 (Empathize)

ユーザーの目線に立ちながら物事を考え、その行動を理解し、心理に寄り添って共感することで、彼らが抱える問題やニーズを見つけることができます。
具体的な施策としては、製品をユーザーに使ってもらうユーザーテストや、仮説検証型のユーザーインタビューなどが挙げられます。
また、対象を狭い範囲に絞ったインタビューやテストの実施も推奨されます。
なお、テストやインタビューの際には、事前に決めた調査項目だけにとらわれず、インタビューや観察のなかで登場したキーワードや疑問点を掘り下げていくことも大切です。

2.定義 (Define)

ここでは、「共感(Empathize)」のプロセスで見つかったニーズや問題をさらに掘り下げ、潜在的な不満や課題を明確に定義します。
ユーザーの声をそのままの意味で受け取るのではなく、その内容から根本的な不満や課題を見つけ出し、定義していくことが重要です。

3.概念化 (Ideate)

この「概念化(Ideate)」はしばしば「創造」とも訳されます。
ユーザーの抱える課題へアプローチできるアイデアを多角的に考えていく段階です。
アイデア出しの際には実現の可能性や固定概念にとらわれず、自由に意見交換を行いましょう。集まったアイデアをまとめるのには、マインドマップという手法もおすすめです。
ある程度のアイデアが出揃ったら、「定義(Define)」で確定した課題を見直しながら、その選定を行います。

4.試作 (Prototype)

アイデアがまとまったら、次に「試作(Prototype)」を行います。これはプロトタイプ(試作品や原型)を作成する段階です。
具現化されたプロトタイプがあれば、チームメンバー内でイメージの共有ができ、認識のズレをすり合わせることができます。
また、試作をもとに、機能性や実現性についての話し合いを行うこともできます。
そして何より、具現化したアイデアが定義された問題の解決につながるのかどうか、試行錯誤を繰り返しながら検証することが大切です。
なお、プロトタイプは、はじめに紙で簡単な製品を作る、デザインのみを模型として作るなど、段階にそって進めていきます。

5.検証 (Test)

最後のプロセスは「検証(Test)」です。実際のユーザーに試作品を利用してもらい、フィードバックをもらったり、使用中の様子を観察したりします。そして、その情報を基に、課題解決や目的達成がなされているかを検証します。
もしも検証結果で新たな課題が発見できた場合は、再び前の段階に戻り、試行錯誤を繰り返します。

ここで重要なことは、これらの5段階のサイクルを何度も繰り返すこと。
1度で完成品を作り上げるのではなく、あくまで試作品の段階のものを用いて何度も何度も繰り返すことで最適解を得ることを目指すことが大切です。

まとめ

現代において多くの人々が可能性を見出しているデザイン思考。
プロジェクトに取り入れるのにはハードルが高いかもしれませんが、「まずは試しに実行してみて、PCDAを回していく」という考え方は日常生活にも応用することができます。
まずは身近なところから試してみてはいかがでしょうか。

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正しいCopyright(コピーライト)の書き方とは?意味や事例を紹介!

コピーライトとは?

「コピーライト」とは、英語「Copyright」を原語とするカタカナ語で、「著作権」の訳語です。著作権とは知的財産権の一つで、文芸、学術、音楽など文化的な著作物を保護する権利です。ですので、著作権に違反すると罰金や懲役の処罰を受けることもあります。

コピーライトと©の関係について

©はCopyrightを略したもので「コピーライトマーク」と呼ばれています。この記号は、万国著作権条約で国際的に規定された、著作権があることを示す記号です。そしてこのコピーライトの表記、日本においては実は必ずしも記載する必要はありません。記載の必要性には、著作権法に関するベルヌ条約と、コピーライトについて規定している万国著作権条約が関係しています。ベルヌ条約では、著作物を創作した時点で自動的に著作権が付与されます。申請手続きは必要がない、無方式あるため、コピーライトマークの表示がなくても著作権は保護されています。

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コピーライトを書く理由

1.著作権の保持者明確化

実際に無方式の場合だと誰が著作権を持っているのかわかりません。コピーライトの表記には、著作権を持っている著作者の個人名や企業名が記載されるので、だれが著作権を持っているのかが明確です。

2.無断転載の防止

コピーライトの表示によって、無断コピーや無断転載を防ぐ役割を担っています。なぜなら、コピーライトを表記することで著作権によってしっかり保護されている印象を与えることができるからです。

3.著作物発行年の明確化

著作権が保護されるのは、原則著作者が著作物を発行して著作者の死後50年です。また著作者と並んで表記されるのが、著作物が作られた発行年です。発行年が明記されていれば、著作物があとどのくらい保護されるのかを把握できます。

正しいコピーライトの書き方

「コピーライトマーク+最初の発効年+著作権者の氏名」とする場合は、以下のようになります。
2020年にホームページを開設したABC株式会社の例:
© 2020 ABC Inc.
2020年に個人が執筆した記事の例:
© 2020 Haruko Murakami

「コピーライトマーク+最初の発効年+著作権者の氏名」以外に、ホームページの開設年や何らかの文字を入れたい場合は以下のようになります。
2000年にホームページを開設して2020年に更新した例:
© 2000-2020 ABC Inc.

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まとめ

「コピーライト」とは「著作権」のことです。コピーライト表示(著作権表示)を行うときは、コピーライトマーク・最初の発効年・著作権者の氏名の3つを表示することが定められています。著作権法上はコピーライト表記は不要ですが、「著作権によって保護されています」という警告を目的として、インターネットのホームページなどに表記がされることが一般的であり、有効的です。ぜひ一度ホームページにコピーライトを表記させるかどうか検討してみてください。