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副業採用(複業採用)は、優秀な人と働くための1つの手段に過ぎない

▼▼▼株式会社ガイアックスについて▼▼▼

「人と人をつなげる」ことをミッションとして、ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、インキュベーション事業を展開。

ソーシャルメディアの浸透によって生まれた社内外のシェアリングエコノミーサービスにも積極的に投資し、新卒入社卒業生の6割は起業する起業家輩出のスタートアップスタジオとして成長中。

ハイスキルな人材ほど、他の企業からも必要とされている

ガイアックスは複業OKの会社です。

正確な数字はとっていないですが、私の部署のメンバーでは50%くらい、全社的にも多くのメンバーがガイアックス以外の仕事を掛け持っています。

このように、実態として複業をしている社員の多い弊社ですが、「複業するメンバーを狙って採用している」という訳ではなく、「“結果的に”複業をしている社員を多く採用している」のが実態です。

そのような実態である理由は、「“複業”という形でないと採用できない」というパターンが多いからです。

どういうことかと言うと、例えば「この優秀な人材を採用したい!」と思った時、そのようなハイスキルな人材ほど、色々な会社から声がかかっていたり複数のプロジェクトに関わっている場合が多いんです。

つまり、

「この人と働くための選択肢として、“複業社員として受け入れる”以外に方法がない。」

「この人と働くために色々と条件を練っていったら、“複業社員として受け入れる”という結果になった。」

そんなケースが多かった、ということに過ぎないんです。

実は、複業だからこそのリスクやデメリットは存在しない

100%稼働の社員と複業メンバーとを比較した時に「複業社員は単純に関わるプロジェクトの数が多いから、自分の会社の業務が疎かになるのでは?」という懸念が挙がることは、一般的に考えられなくもありません。

しかし、ガイアックスで複業をしている人間で、そのような「業務が疎かになってしまうようなケース」は殆どありません。

むしろその観点から言うと、実は複業をやっている人の方がセルフマネジメントを上手くてきていたり、責任感も強かったりする場合が多いと感じています。

逆に、100%1つの会社にコミットしている正社員でも、そういったことができていないメンバーもいますしね。

要するに、このようなリスクは「複業しているかどうか」が変数なのではなく、働く人自身の能力や意識に依存するものなんです。

そういった意味では、“複業だからこその”リスクやデメリットというものは、特に存在しないのではないかと考えています。

複業社員との情報格差が生まれない仕組み

複業社員と、100%フルコミットしている正社員とを比較した時に

「複業社員の方が単純に考えて社内でのコミュニケーションが少なくなるので、情報格差が生まれないか?」

と言われることがありますが、実はそういったことも特にありません。

その理由は、弊社の働き方が“リモートワーク”だからです。

弊社は4年程前から「無駄な通勤のストレスや移動時間をなくして、本来やるべき業務に集中する」目的で、リモートワークを推進しております。

実際、会社に行っても社員は少なく、メンバー同士のコミュニケーションは基本的に全てリモートで行われます。

だからこそ、「会社にいる時間が少ない人はコミュニケーションも比例して少ない」ということにならず、どんな雇用形態の人とでも情報格差が生まれにくい仕組みになっています。

ただ、基本はそういった働き方ではある中で「毎月1回、部署全員で集まる場を設ける」など、リアルでコミュニケーションを取れる時間も意識して作っています。

そういった限られた時間だからこそ、むしろリアルで接点を持っている時間の質が上がったなという実感もあります。

会社員の働き方をもっと変えていきたい

これは僕のライフミッションなんですが、「会社員の働き方をもっと変えていきたい」と思っています。

というのも、「仕事をしているために、ライフプランの選択肢が狭まってしまう」ということが非常に悲しいことだと思うからです。

誰しもライフステージややりたいことによって、ベストな働き方って変わっていくにも関わらず、今主流となっている働き方って、「9時から17時に会社来なきゃいけない」とか「休みの日数や取得できるタイミングが限られている」とか固定化しているんですよね。

「もっと色々なプロジェクトに関わって経験を積みたいのに…」

「働きながら海外に留学して英語を学びたいのに…」

「子育てがあるから自宅で働きたいのに…」

そういった想いを「今の会社では許してもらえないから諦めよう」と押し殺したり、そういった状況が続くことで「あれ?なんのために生きてるんだっけ?」と思ってしまうなんて嫌じゃないですか。

だからこそ、「もっと個人が望む生き方に合わせた働き方を自由に選べるような世の中になっていくこと」が理想なのかなと思います。

実際、僕の考えでは、たとえ会社員でももっと自由な働き方ができるし、かつ成果が出せると思うんです。

なので僕自身も、いち会社員でありながら自由に海外で生活していたり、複業で会社を立ち上げたりしているんですが、「それでも本業で成果を出せる!」ということを示したいと思っています。

企業は“選ぶ側”から“選ばれる側”になる

これから企業は、どんどん“選ぶ側”から“選ばれる側”に移っていくと思うんです。

例えば、それこそもっと色々な企業で複業がOKになったとして、1人1人の働く場所が増えていったとします。

すると当然様々な情報だったり環境に触れることになるので、今より多くの企業の良し悪しを自分の実体験をもって比較することができるようになってきますよね。

すると、今まで企業側がなんとなく隠せていた「その企業の嫌なところ」が隠せなくなってきて、どんどんシビアな目で見られるようになってくると思います。

だからこそ、社会にとって意義があったり、メンバーに本気で共感してもらえるようなビジョンやミッションを立ち上げないと人は集まらなくなると思いますし、今いる人もどんどん離れていってしまうと思います。

つまり、企業が考えなければいけないことは、「どうすれば社員が自分の会社で働くことを選択してくれるのか」なんですよね。

そのために、ガイアックスとしても、“選んでもらえるような”仕事だったり環境を提供していこうと思っていますし、世の中の動きがそうなっていって欲しいなとも思います。

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複業推進で見えてくる“2つの可能性の広がり”

▼▼▼株式会社IBSについて▼▼▼

創業18年目を迎える企画運営会社。

今ある仕組み、スタイルに、あらゆる視点、観点でとらえた ほんの少しの「アイディア」と「実行力」のスパイスを加えることで 生まれる「付加価値」の提案をしていくこと目指し、3つの軸で事業を展開。※戦略マーケティング型コールセンター事業・ヘルス&ビューティー事業・ネットワーク・ソリューション事業 

「仕事の軸を複数持つことは、武器になる」

これまで弊社では、いわゆる「複業社員」という形でメンバーを受け入れるということを意識してきませんでした。

というのも、弊社では基本的に「目指すもの」「やりたいこと」に対して、オープンに「どんどんやっていいですよ!」というスタンスをとっており、実態として複業社員と呼べるメンバーがいるからです。

一例を挙げると、弊社の仕事と平行して、音楽の分野に従事している人間がいます。自分自身で音楽を作って提供したりもしており、そちらの分野でも生計を立てていた中で、弊社の正社員としての軸も持ち合わせるというスタイルを選んでくれた…という流れです。

このように、「複業社員」とも呼べる人材と共に働く、上記のようなスタンスをとっている理由としては、私自身「本業を持ちつつも他に自分の分野を持つことは、強い武器になる」という考えを持っているからです。

複業社員のように人生に複数の軸を持つ人は、知識・感性・人脈など、色々な意味で「幅」が広がりますし、これらはその人だけの武器と呼べるものだと思います。

これらの武器は当然、会社にもいい影響を与えてくれるので、複業をする人・雇う会社、両者にとっていい形なのではないかと思います。

「複業社員が離れていくことを恐れるよりも、社内満足度に力を入れることに力を入れる」

ただ、「複数の軸を持つ人材」を雇う企業側の気持ちとして、「他の仕事や収入がどんどん大きくなって、会社を辞めてしまう可能性があるのではないか?」という点を懸念される企業さんもたくさんいらっしゃると思うんです。

しかし、そういった発想でいるよりは、弊社では社内満足度に意識を置いています。

「IBSに在籍することで出会える“仕事”や“成長できる環境”を、IBS自らが提供していこう」そういった意識で日々社員と向き合う。そういったことからうちの会社に“望んで”所属してもらいつつ、どんどん「幅」を広げたり、なりたい自分の姿を目指していって貰いたいと願っています。

つまり、発想として「複業する人は辞めていってしまうかもしれないから、ウチの会社だけに従事してくれる人を採用しよう」ということではなく、「ウチの会社で働きたいと思ってもらえる何かを提供しよう」という考え方が大事なのではないかと思います。時代の流れもありますしね。

「無論、会社としてのコスト面のメリットは大きい」

複業社員を受け入れる側の企業にとっては、やはりコストの面でのメリットは非常に大きいと思います。

だからこそ、これから新しい事業を立ち上げるタイミングだったりで「あまりコストをかけられない…」という状況においては特に、複業という形でメンバーを受け入れるのは非常に良いことなのではないでしょうか。

また、人材を受け入れる上での不安材料として、1からコストをかけて募集・採用をしても、「その採用した人材が本当に会社と相性が良いかどうか」は実際に一緒に働くまではわからない、という問題もあります。お互いなかなかニーズが合わなかったりして、「結局いいマッチングじゃなかった」っていう話は往々にしてあると思いますし、それはもう“縁”だと思うんです。

そういったコストも抑えたい場合には、例えばカイコクのような複業支援サービスを利用することで、お互いのニーズに合わせたマッチングを支援してもらえるので、これも1つの方法なのではないかと思います。

「複業の最大のメリット、それは2つの可能性の広がり」

もちろん、視野を広げればメリットは他にもたくさんあると思います。

複業をする側のメリットとしては、「自分のライフスタイルにおける価値観が広がること」だと思います。

当然、1つの会社に従事して働くことも良いことだと思いますし、選択の自由は個人に委ねられていると思います。しかし、複業をすることで前述の通り「知識・感性・人脈などが広がる」ことで、またその先に描く「自分のなりたい姿」の幅も広がると思うんです。

つまり、複業という選択が、その先の自分の人生の選択肢も広げてくれるということです。

それだけに、やはり企業側としては、「その会社に従事したいと思うような企業であり続けること」が、命題になると私は考えます。

そして、そういった複業人材が新たな価値観を持って企業に参画することで、「その新たな価値観がきっかけとなって“今までは思いつかなかった斬新なアイディア”に出会える可能性が広がる」…そんな企業側のメリットも出てくると思いますね。

これらの「複業する側にとっての人生における可能性の広がり」と「受け入れ企業側にとっての斬新なアイディアを創出する可能性の広がり」は、複業における非常に大きなメリットと言える筈です。

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副業導入・副業採用のメリットとデメリットは?

▼▼▼株式会社BLAMについて▼▼▼

「幸せな人生を送る人をハタラクを通じて創出する」ことをビジョンとして、パラレルワーカー(副業・複業)支援事業KAIKOKU(カイコク)、デジタルマーケティング事業を展開。

両者のリスクヘッジが副業

BLAMでは、社内で副業メンバーを雇用したり、復業したいデジタルマーケターと企業をつなぐカイコクというサービスを運営したりと、副業に対してだいぶ前のめりな企業だと思っています。

社内では複業という複数の方の「複」を使うのですが、今回はあえて、一般的な「副業」というワードを使えればと思っています。

最初にBLAMで副業メンバーが入ってきたのは、社員が5名のときです。

当時は、営業だったり、広告代理店のコンサルタントだったり直接お金につながるメンバーでないと、継続的に給与を出せる保証なんてない状況でした。

しかし、マーケティングの会社なのにデザインができる人がいなくて、ダサい。

そんな時に、声をかけたのが僕の友人のデザイナーでした。

とはいえ、社員で採用するにはこちらとしても、その人にしてもリスクが高すぎるので、週2出社という形で副業入社してもらったのが始まりでした。

ベンチャーにとって、リスクをできる限り減らしてジョインしてもらえるのが副業のメリットだと思います。

不足している知識やスキルを埋めてもらえる

その後もBLAMは、副業の頻度や定義は異なりますが、人事やマーケター、秘書、エンジニア、デザイナー、CS、経理など様々な職種のメンバーにジョイン頂いています。

特におすすめなのが、社内にノウハウがない分野の方に入って頂くことです。

例えば、僕は人事経験が全く0の中で、採用をすすめていったり、プランニングを進めていく必要がありました。

そこで、人事経験がある方に入っていただき、最近のトレンドを教えてもらったり、プランニングを手伝ってもらったり、実際のクオリティUPのために手を動かしてもらったりしました。

そのときは、専任の人事が必要なほど、採用はすすめていませんでした。だからこそ、副業という形で週2,3時間ほどジョインしてもらうことで会社にとって必要なノウハウを残してもうらことができました。

また、副業とだと非常に優秀な人が手伝ってくれるメリットがあります。

これまでのように社員で会社に入っていただく場合、当然、その時まで勤めていた会社を辞めなくてはなりません。しかし、副業であれば、今の会社は辞めず、条件によっては頻度も変えずに、手伝ってもらうことが可能となります。

そのため、副業可で採用の募集をかけると転職市場では会えないような、優秀な方にお会いすることも非常に多いです。

デメリットは受け入れ側の負担

もちろん、デメリットもたくさんあります。

僕が、最初に悩んだのは、リモートで働く場合にいつ稼働しているか?本当に仕事をしてくれているか?の判断がつかないことでした。

ただ現在も、本当に仕事をしてくれているかは正直わかりません。あくまでも副業だったり、リモートワークというものは、性善説の上でないとなかなか成り立たないものではあると思います。

だからこそ、その人は本当に信頼できるのか?といった採用が大事になってくるのです。

また、稼働する時間や日にちが、自由だからこそ変わることが多いです。

そのため、緊急の依頼などができなかったり、もし、対応可能だったとしても遠慮してしまうことがあります。その結果、綿密なディレクションが不可欠となってしまうので、現状は、カレンダーや事前にいつ稼働予定かを聞くようにして対応しています。

ただ、こういったことは、「本業との兼ね合いを、セキュリティを保ったままいつでも把握できるようなシステム」を使うことで解決できるのではないかと考えており、カイコクという弊社のサービスでも開発を進めています。

また、権限の付与や状況の共有に対して時間がかってしまったり、期待値が社員と異なるため、齟齬が発生してしまうなどのデメリットもあります。

そのため、副業に対するマネジメントが非常に大切だと僕らは考えています。

逆に、そういったデメリットをカイコクなどの副業サービスで解決できれば、副業が当たり前で、労働力やノウハウが非常に流動的になり、素晴らしい企業や働き方が増えてくるのではないか?と思っています。

今あるデメリットは時代が追いついていないだけ

今存在する副業のデメリットは時代が追いついていないだけだと思っています。

例えば、リモートでも本当に働いているのか?いつ働いていて、今どれくらい手が空いているのか?といったことは、テクノロジーで解決できる問題です。

「多くのことを可視化して、場所を問わず共有するこができる」というテクノロジーの強みは、まさしくこういったことに生かすことができるのではないでしょうか。

また、現状の労働基本法も時代においついておらず、労働者は一社で定年を迎えるまで勤め上げることを前提としているものです。

そのため、企業は社員を雇用しにくく、その結果、気軽に採用することが難しくなっております。

そして、人材の流動性が少ない状況だと企業はリスクをおってまで、人材の受け入れをおこなわず、市場から取りに残されてしまいます。

その結果、会社にしがみつき、市場で価値を出せない会社員が増えてしまい、リストラの波に飲まれると、どこにも就職できなくなってしまうのです。