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「副業」ではなく「複業」をすすめる理由

株式会社フィナンシェにて、新しいファンコミュニティサービス「FiNANCiE」のマーケティング全般を担当。

複業として、スタートアップ、ギルド組織、出版社等様々な企業で活躍。

また、個人でも地方創生事業のプロモーションをサポートしたり、自主制作映画に取り組んだりなど、活動は多岐に渡る。

複業をしている理由

“複業”とは・・・

「“複”数」の「本“業”」を持つことを意味しており、副業のように「本業と補助」という分け方をせず、どちらも本業として本気で取り組み結果を出していく…というマインドも込められています。

新卒時代から、私はSNSマーケティングに関わっていたのですが、当時からこのマーケティグという市場は非常に変則的だなと感じていました。

SNSマーケ市場規模はみるみる大きくなっていくだけに、急に「TikTok」というアプリが登場して爆発的に盛り上がったり、また一方で「人」というインフルエンサーの軸で盛り上がったりします。

そのため、日々情報を追ったり、専門家や利用ユーザーと接触したりしないと、どんどん置いていかれてしまう市場なんですよね。

だからこそ、本職の会社以外の人と一緒に仕事をする機会を作って、仕事を通して勉強をしたいと思い、複業をしました。

複業をやっていく中で、それがうまく機能しているなって思ったので、関わる会社を増やしていきました。

どうやって複業を見つけたのか

人の繋がりでお仕事をもらえることが多いですね。

「こういう複業をしたい」「こういう人と繋がりたい」と周りに発信したことで、人づてに「こういう仕事を相談したい」とお話をもらえるようになっていきました。

最初に複業したのは、インスタメディアの「cocorone」です。

「cocorone」に出会ったのは約2年ほど前です。

「cocorone」を運営している株式会社IDENTITYの組織づくりが面白くて。

編集部メンバーのほぼ全員がフリーランスで構成されており、ギルド型組織なんですよ。

正社員の私が複業としてそこに飛び入りすることで、組織になにかしら影響を与えたいと思ったのと、プロフェッショナルが揃っている組織で学びたいと思い、株式会社IDENTITYに参加しました。

環境を変える時こそ、直感で

様々な人と出会い、お仕事がいただけるようになったのは、私自身の「覗き見欲求が強い」ということが理由として大きいと思います。

知らない世界とか、面白そうな人がいると、とりあえず話しかけたり突っ込んだりするようにしていて。直感で動いちゃいます。

ただ、直感の後は、論理で振り返るようにしています。

当然、失敗することもありますし、途中で飽きちゃったりすることもあるんです。

ただ、その行動を「なんで飽きたんだろう」と分析すると、「あ、ここに興味がなかったのかも」や「やり方が違ったのかも」などを気づくことがあるんです。

逆に、思いっきりガーンと行動して成功したことについては、なんでそうだったのかを分析して、「あ、きっとこういうことがあったからだろうな」と考察するようにしているので、次第に直感の精度も上がっている気はしています。

とにかく、まずは動いてみることが大切だと思います。

登壇は稀なケース?複業するときは…

私の場合は仕事柄、SNS経由でお仕事をいただくことが多いですが、一般的に最初に複業をはじめるときは、知人からの紹介がいいと思います。

信頼構築ができている関係柄だと安心感もありますし、仕事ぶりを理解しあっている相手だとなおさらスムーズに進行できるかと。

そして、マインドとしては、「複業しよう」と思って始めるというより「知人を手伝いたい」「何かできることがあるんじゃないか」という視点で何かを一緒に取り組んでみるのがおすすめです。

そうして手伝う中で、「気づいたらそれが複業になっていた」っていうパターンの方が、なんていうか、自然な気がします。

そういった意味では、“複業をするために”わざわざ、SNSで自己ブランディングしたりとかは、する必要がないと私は思います。

SNSで自分をアピールするよりも、「知人にとって、今の自分はどういう存在なのか?」や「知人にとって自分とはどうありたいのか?」など、リアルな友達との関係性を考えて、極めていく方がいいと思います。

なぜなら「仕事とは自分で作るもの」だから

今「仕事」って言われていることって、お金を稼ぐことが主だと思うんですが、人と人の繋がりでできる何かが仕事になるパターンもあって、今後は後者の方が増えていくのではと思っています。

「なんか今の社会、ここが嫌だよね。」や、「こう思うことが多くて、なんとかしたい。」などを友達が話した時に、「変えるためにはどうしたらいいだろうね?」という投げかけをすると、会話から仕事が生まれるケースって今後増えてくると思っています。

「じゃあこういうこと一緒にやろうよ。」とか、「じゃあ知人集めてさらに考えてみる?」と前に進めることで、仕事につながる種が生まれる気がするんですよ。

やはり、友人や知人って、お互いがなにかに惹かれて一緒にいることが多く、共通項が見つかるかもしれないですし、仕事につながる可能性も出てくるのではないでしょうか。

また、おそらくそのような考え方から仕事を作っていく方が、仕事は辛くなくなると思います。それどころか、全力で熱意を持って仕事ができるような社会が生まれると思います。

そういう意思で仕事を作っていけば、自ずと「副業」ではなく「複業」(どれも本業という意識で働くこと)になるのではないかと思います。

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