はじめまして、この記事を執筆した大林と申します。
正社員を2年半ほど経験した後、執筆時点(2020年7月)でフリーランスのWebマーケターを2年ほどやっております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや私のホームページをご覧いただけますと幸いです。
さて本題に入ります。
SEOの記事の書き方を調べると、抽象的な内容しか書かれていない記事が多いかと思います。なので、この記事ではより具体的な記事の書き方、リライトの仕方を記載しました。
なお、この記事はSEOの業務に就いて間もない方にも分かりやすいようにSEOの予備知識を記載してますが、SEOの記事の書き方をサクッと知りたい方は、
に飛んで頂くと早いかと思います。
この記事が、皆様のSEO関連の業務の一助になりましたら幸いです。
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目次
- 1. 記事を書く前に知っておくべき予備知識
- – 順位が決定する仕組みは?
- – これまでのSEOとこれからのSEO
- – 検索意図とはどういうこと?
- – SEO上位に表示されやすい記事とは?
- 2. 新しいページを作成するときのSEOライティングの手順
※実例つき(実際にこの記事を書いたときのやり方を紹介します) - – 上位表示させたいキーワードを決める
- – 狙ったキーワードを調べる人(ペルソナ)の悩みを想定する
- – 競合の調査を行う
- – 記事の構成を作成する
- – 記事の本文をライティングし、見直す
- 3. 既存のページのリライトをするときの手順
※実例つき(実際に自分のブログ記事をリライトするとした場合のやり方を紹介します) - – 上位表示されているページを分析して課題を抽出する
- – 仮説に基づいて施策(変更内容)を出す
- 4. まとめ
記事を書く前に知っておくべき予備知識
まず、簡単にSEOに関しての知識をお伝えします。
順位が決定する仕組みは?
Googleの順位決定のアルゴリズムでは200を超える指標が使用されており、それらの指標を総合的に判断して決定しています。それらの指標の中でどれが1番重要なのか研究している人もいますが、これは本質的ではありません。アルゴリズムは常に変わるからです。
参考記事: SEOの順位決定要因が1180万件の検索結果から判明! → 信じちゃダメなやつかも!?【SEO情報まとめ】
SEOに関する具体的な内容は、Googleが出しているガイドライン(検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド)にも書かれていますが、一言でいうと『ユーザーファーストの質の高いコンテンツを作る』ということになります。これだけでは非常に抽象的なので、この内容を深堀りし、具体的な記事の書き方に落とし込んでいきます。
その前に、簡単にSEOの歴史を振り返ろうと思います。そうすることで、今後も永続的に上位表示される記事の書き方が見えてくると思います。
これまでのSEOとこれからのSEO
2016年11月ごろに話題になった『Welq事件』の後は、よりコンテンツの質が重視されるようになったと感じています。
『Welq事件』とは、某大手企業の医療系キュレーションメディア『Welq』の記事の質の低さが問題視された事件のことです。「肩こりは幽霊のせいかも?」といった記事が掲載されていたことは、今でも私の脳裏に焼き付いています(笑)。Welq事件の後では、医療系の検索キーワードで医療機関のページしか上がらないようになるなど、大きなアルゴリズム変更が行われました。
医療系の分野以外でもアルゴリズムが変わってきたなと感じています。Welq事件以前は『狙っているキーワードをタイトルやh1タグに入れる』と言うのが効果がありましたが、最近ではほぼ効果がありません。
参考記事: SEOの大原則「見出しはh1タグ、ページに1回だけ」は今でも有効か。SEO向けA/Bテストで検証した
いずれにせよ、Googleのアルゴリズムに受け入れられるようにと書かれた記事は順位が下落してきつつあります。そして、ユーザーの課題を解決できるような記事(ユーザーの『検索意図』を満たす記事)の順位が上がってきている傾向にあります。
SEOはそもそも長期的に上位の順位を維持してこそ価値があります。Googleもユーザーのメリットになるようにアルゴリズムの変更を行っている以上、小手先のテクニックに走らず、ユーザーの『検索意図』を満たすような記事を書くことが結局は高い効果を発揮することになります。
検索意図とはどういうこと?
『検索意図』とは、一言でいうと、ユーザーが検索で解決したい悩みです。
例えば、この記事が狙っているキーワードの「SEO 記事」を検索する人だと以下のような悩みが考えられます。
- 1. SEOで上位に表示される記事とは何か?また、その書き方はどうすればいいか?
- 2. SEO記事とは何か?用語の意味を知りたい
Googleはこの検索意図を満たせる記事を上位に表示させようとしていますが、『検索意図を満たせているかどうか』の判断は難しいため、Googleは常にアルゴリズムを変更し、試行錯誤しています。
さらに、Googleはより早くユーザーの悩みを解決しようと試みています。そうした方がユーザーのメリットになるためです。検索意図を満たす記事を上位に表示する他にも、強調スニペットと呼ばれるものを検索結果の1番上に表示させています。これにより、ユーザーがわざわざWebサイトに遷移しなくても用語の意味を知ることができるようになりました。
SEO上位に表示されやすい記事とは?
これまでの内容をまとめると、SEOで上位表示されやすい記事を作成するためには、以下の条件を満たしている必要があります。
- ①ユーザーの悩みを解決できる
- ②ユーザーが理解しやすい
上記の内容を補足します。①は既に説明しましたが、ユーザーの悩みを解決できるような内容であっても、ユーザーに理解されなければ意味がありません。ユーザーに理解されやすいようにするためには、例えば、
- A. 専門用語を使用しない
- B. 各段落ではまず答えを述べ、その後に理由を説明する
- C. 記事の中で主張を一貫する
といった事が考えられます。
A. は、狙っているキーワードや記事の構成などにより、専門用語を使用したほうがいいかは変わりますが、基本的には検索している人は『知りたい情報がある人』であり、『知りたい情報について詳しくないから調べている』可能性が高いです。なので、専門用語を使わないほうが理解してもらいやすくなります。
B. とC. は少し分かりづらいと思うので、図で説明します。
『B. 各段落ではまず答えを述べ、その後に理由を説明する』とは、見出し1の次にその答えを、次にその理由を記載するということです。『C. 記事の中で主張を一貫する』とは、見出し1、見出し2、見出し3で書かれている内容が一貫して同じ内容かどうかということです。
例えば、この記事だと結局は「ユーザーの悩みを解決できる記事を書くべき」という主張をしています。
上記の内容を実践することで、よりユーザーが読みやすい記事を書くことができます。
これにプラスして、最近ではE-A-Tが重要と言われています。E-A-Tとは、それぞれ以下の略ですが、要はその記事の内容が信用できるのかどうかということです。
- ・Expertise(専門性)
- ・Authoritativeness(権威性)
- ・Trustworthiness(信頼性)
このE-A-Tも、結局は『①ユーザーの悩みを解決できる』と『②ユーザーが理解しやすい』を満たせばある程度解決します。
ユーザーの悩みを解決できる記事ならば、信頼性を獲得できますし、ユーザーの悩みを解決できるぐらいの知識(専門性)が必要になります。
権威性とは、「この人の言う事なら間違いない」と多くの人に思わせる事です。例えば資格保有者やフォロワー数の多い有名人などが執筆した、もしくは監修したなどで権威性を上げることもできるでしょう。しかし、記事の内容でユーザーの悩みを解決できないなどが積み重なれば、結果的に権威性も落ちていきます。
なので、『①ユーザーの悩みを解決できる』と『②ユーザーが理解しやすい』を満たす記事を書くことに集中したほうがいいのです。
新しいページを作成するときのSEOライティングの手順
次に、この記事を書いたときのやり方をもとに、具体的なSEOの記事の書き方を紹介します。
上位表示させたいキーワードを決める
まずは狙うキーワードを決めます。決めるコツは以下です。
- ①自社のサービスの顧客が検索しそうなキーワードを選ぶ
- ②検索ボリュームの大きなキーワード(ビッグワード)を最初から狙わない
①に関して、具体的な手順は以下です。なお、この手順は一例です。
- 1. 顧客が調べそうな単語(例えばSEO)を選ぶ
- 2. 関連キーワード取得ツールを使って、関連キーワードを調べる
- 3. Googleキーワードプランナーやaramakijakeを使って月間の検索ボリュームを取得する
- 4. 特にサイト全体の記事数やSEO訪問数が多くない(~1万以下ぐらい)場合は、検索ボリュームが100~1,000程度のキーワードを選ぶ
SEOをやるからには、単に上位の順位を取ればいいということではなく、自社サービスの購入につながらないといけません。なので、上記の内容に加え、自社サービスを購入したい度合いが高い人が検索しそうかどうかということも考慮する必要があります。
また、この記事を書くときは、そもそもKAIKOKUの担当者の方と事前に記事の内容のすり合わせを行っていました。そこで、SEOの記事の書き方について書くということが決まっていたので、上記手順を踏む前から狙うキーワードはある程度決まっていました(笑)。
上記手順を踏んでみても『SEO 記事』は月間の検索ボリュームが390だったので、ちょうどよかったです。
『SEO』など、検索ボリュームが多いキーワードはなかなか上位表示させるのが難しいので、ある程度サイトが成長してくるまでは狙うのを避けたほうがいいです。
狙ったキーワードを調べる人(ペルソナ)の悩みを想定する
次に狙ったキーワードを調べる人の悩みを想定してみます。
『SEO 記事』だと、検索意図とはどういうこと?(ページ内リンク)にも書きましたが、以下を想定しました。
- 1. SEOで上位に表示される記事とは何か?また、その書き方はどうすればいいか?
- 2. SEO記事とは何か?用語の意味を知りたい
この記事では1. のことを知りたい人をターゲットとしています。また、1. のことを知りたい方の中でも、
A. 企業のSEO担当者
B. アフィリエイター
などが該当するかと思いますが、この記事ではA. の人を想定しています。KAIKOKUのサービスの顧客はWebマーケティングに困っている企業になるからです。さらに、企業のSEO担当者の中でも、SEO担当者になったばかりの方を想定して、分かりやすいように書いています(分かりづらかったらすいません(^_^;))。
競合の調査を行う
次に狙うキーワードで実際に検索し、上位に表示されている競合サイトの調査を行います。だいたい上位5サイトぐらいを見ればいいかと思います。
調査するときのポイントを説明するのが難しいので、具体例で説明します。
『SEO 記事』と実際に検索すると、以下の5つが上位に表示されています(なお、強調スニペットは除いています)。
タイトルや記事の中身からどのような内容の記事なのかをまとめます。
- 1. 【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方
→コンテンツSEOとは、用語の意味やメリット・デメリットと記事の書き方 - 2. SEOで苦戦しているあなたが読むべき記事構成の重要性と組み立て方法
→記事の構成の重要性や作成方法について - 3. SEO対策|検索上位を独占するために弊社が行っている36のこと
→コンテンツSEOに限らないSEOの施策について。 - 4. SEO とは 意味/解説/説明 (エスイーオー) 【Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化】
→SEOの用語の意味やSEOについての知識 - 5. 【初心者必見】SEOに強いブログの記事の書き方!~2020年最新~
→記事を書く前にやるべきことや注意点
これらの内容から、たしかに『SEO 記事』で上位表示されているのは以下のようなページです。
- ・SEOの記事の書き方について書かれた記事
- ・『SEO 記事』という用語の意味
ただ、細かく見ていくと、内容の違いがあることに気づけます。
1位の記事は、コンテンツSEOに関しての記事で、記事の中でその中に記事の書き方について触れているところがあります。この内容が評価されて、1位に表示されていると考えられます。
引用元:【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方
2位の記事は、記事の構成の作成の仕方に特化して書かれています。この記事が2位に表示されているのは、構成の作成は記事の作成の工程の一部だからだと考えられます。
Googleは、より多くの人に、正確で早く届けようとしているので、よりニーズが多い記事の書き方の全体が掲載されている記事を1位に表示したのでしょう。
ただ、この記事の構成の作成の仕方が一番重要な工程になりますので、1位の記事に比べると文字数は少なく一見すると優れた記事でないように見えますが、ユーザーの問題をピンポイントで解決しているため2位に表示しているのだと考えられます。
3位の記事は、幅広くSEOの施策について書かれています。SEOの記事の書き方を知りたい人の中にも、そもそものSEOの施策はどういうものがあるのかを知りたい人もいると思うので、3位に表示されているのだと考えられます。
4位の記事はSEOの用語についてのページでこのサイト自体にSEOの様々な記事が存在しているのでかろうじて4位に表示されているのだと考えられます。おそらく長期的には順位は下落していくのではないかと思います。用語の意味は強調スニペットで知ることができますし、ページの内部リンクもSEOの記事の書き方に関連したものではないリンクが多く含まれているからです。
5位の記事は、他のページへのリンクが多く、このページの内容で直接的にSEOの記事の書き方を知ることができないので、5位になっているのだと考えられます。
このように、『SEOの記事の書き方』といっても、様々な情報が必要であり、検索結果では同じような内容が書かれたページが上位に表示されないようになっています。なので、単純に上位表示サイトのコンテンツを取り入れればいいということではなく、ユーザーのペルソナを作成し、特定の悩みにまずはフォーカスすることが必要となります。
次に、上位表示されている記事以上に付加価値を出し、現状の1位の記事以上に上位(要は1位掲載)を狙う方法をご紹介します。
1位掲載の記事を見ると、SEOの記事の書き方についてユーザーの参考になるような内容が書かれてはいますが、具体的な例が書かれているわけではありません。
引用元:【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方
なので、『SEOの記事の書き方や手順を示し、かつ具体例を記載することで、1位表示の記事とは違う価値』を提供できることになります。
なお、これはあくまでも仮説であり、1位表示の違う価値を提供しているかといって上位表示されるとは限りません。より多くの検索ユーザーのニーズを満たせる記事が上位に表示されるはずで、1位の記事以上にユーザーのニーズを満たせるかはやってみないと分からないですし、時代の変化によってそもそものユーザーのニーズ自体も変化していきます。
なので、このあとご紹介するリライトも必要になってきます。
記事の構成を作成する
ここがいちばん重要な工程になります。構成では、大見出し(h2タグに相当)と小見出し(h3タグに相当)を作成します。場合によってはh4タグを使用することもあるかもしれません。手順としては、以下となります。
- 1. 大見出しを作成する
- 2. 大見出しの内容を分解して小見出しを作成する
- 3. 全体を通して論理が通っているか、主張が一貫しているかを見直す
この記事では、大見出しとは以下のことです。
- 1. 記事を書く前に知っておくべき予備知識
- 2. 新しいページを作成するときのSEOライティングの手順
- 3. 既存のページのリライトをするときの手順
- 4. まとめ
作成方法は、まず競合調査で、具体的なSEOの記事の書き方について書くことが決まったので、それを新規で記事を書く場合とリライトする場合に分けました。
次に、1位表示の記事(【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方)を参考に、本題に入る前置きとしてSEOに関する予備知識を入れることにしました。予備知識があることによって、SEOに関してそこまで詳しくない人でも理解しやすくなると思ったからです。
次に小見出しの作成方法ですが、新規の記事作成とリライトに関しては、工程に分けました。SEOについての予備知識は分解方法は少し考えました。
最終的に、検索意図に沿ったライティングをすることが必要、というところに落とし込もうというのを先に決めておいて、アルゴリズムの話はみんな気になるだろうから、そこを切り口として、今後のSEOがどうなっていくのか、簡単に歴史の内容も交えて説明し、検索意図の話につなぎました。この辺りは、どういう小見出しにするのかは人によって違うと思います。
小見出しの作成方法は、以下の記事が参考になります。分かりやすいです。
参考記事: SEOで苦戦しているあなたが読むべき記事構成の重要性と組み立て方法
最後に、大見出しと小見出しを目次のように並べて、筋が通っているかを確かめます。また、この時点で大まかに記事の本文の内容もイメージしておくと、本文が書きやすくなります。また、構成は非常に重要なので、レビューしてもらえる環境ならば、他の人に見てもらったほうがいいです。
記事の本文をライティングし、見直す
最後に、記事の本文を書いていきます。
分解した小見出しの内容をただ埋めていくだけです(笑)。淡々とした文章よりかは、書き手の性格や感情が入っているように感じられる文章のほうが読みても読みやすいでしょう。さらに、必要に応じて、画像や図、参考にしたページへのリンクなどを追加しておくと、読んでいる人にとって分かりやすいので、SEO的にプラスに働きます。
また、最初の大見出しの前に前置きの文章や書き手のプロフィールが書かれている記事もよく見かけます。これは、E-A-Tの中のAuthoritativeness(権威性)やTrustworthiness(信頼性)を高めるためです。
その他、読みやすい文章にするコツは、以下などがあります。
- 結論を、最初に書く
- 箇条書きをよく使う
- 文法は無視して良い
- 漢字を連続させない
- 改行や装飾は多めに
引用元:【重要】ブログで読みやすい文章を書くコツ【練習方法も解説します】
最後に、誤字脱字がないかや、回りくどい言い回しをしていないか(私はよくやってしまいます)などを確認すれば完成です。
既存のページのリライトをするときの手順
ここでは、私のブログ記事を基に、リライトするとしたときのやり方を紹介します。
上位表示されているページを分析して課題を抽出する
分析のやり方は、新規でページを作成するときの競合の調査を行う(ページ内リンクを設置)ときと同じです。
自分の記事を例に、リライトの際の分析を行ってみます。
プログラミング関係の記事なので、少し専門的になります。Google Apps Script(略してGAS)という、Googleスプレッドシートなどで使用できる言語での、不具合の修正(デバッグ)の方法について書いた記事です。
Google Apps Scriptのデバッグ方法
『GAS デバッグ』で検索すると3位に表示されています。
実は、私の書いた記事ではすでに1位に表示されている【GoogleAppsScript】ログ出力(デバッグ目的)の記事と重複した内容を書いています。ちょっと競合調査の前に、内容が重複していても上位表示されている理由を説明します。
1位のサイトだと、デバッグのメインの方法としてLoggerクラスを使う、ということが書かれています。
引用元: 【GoogleAppsScript】ログ出力(デバッグ目的)
一方、私の記事では、Webアプリを作成しない場合とWebアプリを作成する場合で分けて、Webアプリを作成しない場合の1つの方法として紹介しているので、解決しているユーザーの悩みが少し違います。
引用元: Google Apps Scriptのデバッグ方法
本題に戻ります。3位からさらに上位に上げるためのリライト方法ですが、正直この場合だと1位にあげるのは難しいです。1位に表示されている記事の内容がいちばん一般的で、検索している人の悩みを最短で解決できると考えられるためです。
私の書いたWebアプリを作成する場合などは、そもそもGASでWebアプリを作成する人があまり多くないために3位になっているのだと考えられます。
なので、1位の記事以上に付加価値を出すためには、単純に記事の内容(文章)を変えるのではなく、関連した内容が書かれたページへのリンクを設置するなどが施策として考えられます。
仮説に基づいて施策(変更内容)を出す
関連した内容とは、例えば『GAS デバッグ』の関連キーワードの内容について書いた記事などです。
パソコンで見ると、検索結果の一番下に表示されます。これらの中でも『GAS ログ 遅い』とかは関連してそうですね。
まとめ
この記事では、できるだけ具体的にSEOの記事の書き方を書いてみました。
記事の数がどんどん増えてきている以上、年々SEOの難易度は高くなってきています。また、SEOライティングにある程度なれていないと、特に記事の構成の作成が難しいかと思います。
そこで、KAIKOKUでプロのSEOマーケターに構成のレビューなどを依頼してみるなども一つの方法なのではないかと思います。時は金なりと言いますが、過ぎ去った時間は戻らないので、SEOのやり方でお困りならば、プロに任せるのが早いかと思います。
私は現在、クライアント企業に常駐し、Webマーケティングチームの立ち上げなどを経験しましたが、自分の専門領域以外のSNS広告などはプロの方の意見を聞いて実践すると、効果が全く違いました。また、これは私の経験上の話ですが、Webマーケティングの会社よりも、フリーランスの方のほうがスキルが高い場合が多く、費用も安い場合が多いです。
私も、SEOやリスティング広告など、SEM周りを専門としているので、ホームページを覗いてみていただけると嬉しいです。