アイデアが欲しい時、自分のイメージをわかりやすく相手に伝えたい時、頼りになるツールのひとつがPinterest。
今回は、そんなPinterestの活用法をご紹介します。
Pinterestとは
Pinterest(ピンタレスト)は、ネット上のWebサイトや、Pinterest上にある画像を集めることができるサービスです。
検索すると、出てくるのは画像。
文字ではなく画像や動画などのビジュアルコンテンツを探すことができ、気に入ったものがあればPinterest内で自分の好きなように「保存」をすることもできます。
そして、ネット上で見つけた画像や動画をPinterestにアップする(ピンする)機能も。
ユーザーの検索・保存履歴に基づきホーム画面がカスタマイズされていくことも大きな魅力です。

Instagramとの違い
Pinterestは、画像をメインとしたSNSという面ではInstagramと近いものであると言えますが、投稿形式と活用法において大きく違いがあります。
・投稿形式
Instagram : 画像や動画そのもの
Pinterest : 基本的に画像や動画の掲載元サイトのURL
・主な利用目的
Instagram : ユーザーがコンテンツを自ら作り上げ発信すること
Pinterest : 自分の興味があるコンテンツを集めたり、それをシェアしたりすること
自分の目的に合ったツールを活用しましょう。
Pinterestの使い方
登録方法
まずはPinterestのトップページにアクセス。
ページ下部の????ボタンをクリックすると…
登録ページが出てきます。
また、トップページ右上の「無料登録」ボタンからも登録を進めることができます。
「無料登録」とあることからもわかるように、Pinterestの登録・利用はすべて無料。
FacebookのアカウントやGoogleアカウントを使用して登録することも可能です。
性別や居住地を選択した後に表示される画面が、こちら。
ここで自分の興味のあるトピックを5つ選択すると、それに沿って自分のフィード(ホーム画面)がカスタマイズされます。
カスタマイズされたフィードからでも、検索結果画面からでも、画像をクリック、もしくは画像の上にカーソルをのせると「保存」ボタンが出てきます。
「ボード」とは、いわゆる「フォルダ」のこと。Pinterest上で自分の好きなように分類して保存することができます。
保存(ピン)した画像やボードは自分のアカウントページからいつでも見ることが可能です。
ネット上で見つけた画像や動画をシェアしたい時には、この画面の+ボタン > 作成する > ピン を選択すればOK。

Pinterestの危険性と注意点
悪質なサイトへのリンク
序盤でも記載した通り、Pinterestの投稿形式は画像や動画の掲載元サイトのURLがメイン。画像や動画に併記されたURLをタップすると、掲載元のWebサイトにアクセスすることができます。
しかし中には、悪質な詐欺サイトなどと繋がっている危険な画像も。
ウイルスソフトを入れておく、なるべくURLのクリックを避けるなどして対処しましょう。
著作権侵害の危険性
Pinterestでは見たい内容と関連する画像をネットから引用することができますが、そのほとんどがネット上から転載してきものでもあります。
また、投稿された画像は、Pinterestが著作権を有しているわけではありません。
Pinterest上の画像の利用について
例外的なケースを除いて、ユーザーが Pinterest アカウントに保存している画像は、Pinterest が著作権所有者ではありません。必要な場合は、あなたが著作権所有者から画像を利用する許可を得る必要があります。
引用 : https://help.pinterest.com/ja/article/copyright
つまりユーザーが画像・動画を投稿する場合は、本来著作権者に確認を取る必要があるということです。
そのため、Pinterestへの掲載が著作権上問題ないか不明瞭なときは、掲載自体を控えるか、または権利者へ確認を行うことがおすすめです。
また、Pinterest内で自分の著作物が勝手に利用されているなどの被害に遭った際には
こちらから著作権侵害の申し立てをすることができます。
まとめ
上記で記載したような危険性については注意が必要ですが、それを理解し気をつけて利用すればアイデアを探したり共有したりする上でとても便利なPinterest。みなさんも活用してみてはいかがでしょうか。
