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DAU・WAU・MAUとは?調べ方も解説!

DAU・WAU・MAUとは

SNSやWEBサービス・アプリにおいて大事な指標とされるDAU・WAU・MAU。
これらについて知る前に、まずAU、そしてUUという言葉について知っておく必要があります。

UUとAU

AUとは「Active Users」の略で、その名の通り「アクティブなユーザー(数)」のことをあらわします。
そしてAUとよく似ており混同して用いられがちなものでUUという言葉があります。
これは「Unique Users」の略で、

・特定の期間内に該当のWEBサイトにアクセスした人数
・アプリをインストールした人数
・サービスに会員登録した人数

のことをあらわします。
どのページを何回見ても「1人」とカウントされるため、その点において、「各ページ」の「見られた数」をカウントするPV(Page View)とは異なるものです。
ただし、IPアドレスやcookieを元に判別していることで同じ人であっても違うデバイスからアクセスすればその分もカウントされるため、純粋な「人数」ではありません。

そしてUUのうち、一定期間の間にそのWEBサイトやアプリなどのサービスを利用したユーザーの数をあらわすのがAUです。

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それではDAU・WAU・MAUは?

DAU・WAU・MAUは、計測する単位期間の違いがあります。

・DAU

Daily Active Users
– 1日あたりのアクティブユーザー数
SNSやコミュニケーションツールなど、1日のうちに何度も頻繁に利用することが前提のサービスでよく活用されています。

・WAU

Weekly Active Users
– 1週間あたりのアクティブユーザー数
1週間という期間のため、1日のうちに何度も利用するほどではないけれども、平日と週末の土日を含めて1週間に数回利用するようなサービス、たとえばメディア系サービスなどで活用されることが多いです。

・MAU

Monthly Active Users
– 1ヶ月あたりのアクティブユーザー数
毎日ではなく月に数回利用することを想定したサービス、たとえばECサイトや実店舗と連動したアプリなどで活用されます。また、ユーザーの定着率を測るのにもこのMAUが有効です。

となっており、それぞれをUUの数で割ることで登録しているユーザー数に対する利用者の割合を算出することができます。
また、その期間ごとのユーザー数をカウントしておいて、最終的にその平均から算出することもあります。

AUの重要性

UUの増加だけでは売上の増加にはつながりません。
メディアであればコンテンツを定期的に読んでもらう必要が、EC系アプリ・サイトであれば購入へつなげる必要があります。

ここでボトルネックとなりやすいのが、ユーザーがアプリのダウンロードや会員登録に留まり行動につながらない状態。
広告を増やして新規ダウンロード数を向上させたところで、今現在のユーザーが休眠してしまえばアクティブユーザーは増えず、結果として売上アップにもつながりません。

サービスによって目的は異なりますが、このような状態を発見するのに有効な指標がAUなのです。
アクティブユーザー数やアクティブ率の動向を把握すれば、新規ダウンロードユーザーに行動させるためのアプリ改修や、休眠ユーザーを掘り起こすためのプッシュ通知などといった施策を立て、取り組むことができます。

AUの調べ方

WEBサイトのアクティブユーザー数は、Googleアナリティクス(GA)を利用して調べることができます。
具体的な調べ方はこちら。

1.Googleアナリティクスにログイン
2.左メニューの「ユーザー」>「アクティブユーザー」をクリック

・1日のアクティブユーザー数(DAU)
・7日間のアクティブユーザー数(WAU)
・14日間のアクティブユーザー数
・30日間のアクティブユーザー数(MAU)
を確認することができます。

今はまだ導入を検討している、という段階であれば上の画像のようにこちらからGoogleアナリティクスのデモアカウントを試用することも可能です。

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まとめ

ダウンロード数や登録者数よりも今現在のユーザーの状態を知ることができるアクティブユーザー数。
これを定期的に計測することでサービス改善のための指標とし、よりユーザーに受け入れられるサービスづくりを目指しましょう。

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