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企業が守るべきコンプライアンスとは?意味や事例を紹介!

2018年度において、コンプライアンス違反が原因の倒産は233件となっており、コンプライアンス違反は企業にとって重要な課題です。コンプライアンス違反は社会的な信用の低下をもたらし、企業経営に大きな打撃を与えかねません。

企業はコンプライアンスの徹底遵守を内部で統制する必要があります。今回は、コンプライアンスの意味と最近起きたコンプライアンス違反の事例を種類別にご紹介し、コンプライアンス違反への対策方法をご説明します。

コンプライアンスとは?

「コンプライアンス」(Compliance、直訳すると「法令遵守」を意味する)とは、法令や規則、社会的規範や倫理などを遵守することをいいます。
コンプライアンスには様々な種類がありますが、一般的に「企業コンプライアンス」を指します。
「企業コンプライアンス」(Corporation compliance)とは、企業が法律や内規等の基本的ルールを守って活動することを指し、法令に限らず社会的規範や企業倫理(モラル)を守ることも含むとするケースもあります。

たとえば、商品を製造するときに環境に優しい素材を使用していることを自社ホームページで公開している企業があるとします。
これは企業が市民や地域に貢献するべきというCSR(企業の社会的責任)の考え方をもとに行われており、コンプライアンスの一つとして認識されています。
法令を守るだけではなく、企業の社会的責任を果たすことを含む広義のコンプライアンスに取り組むことで、社会からの信頼を得られる、企業の知名度を上げるといったメリットがあります。
反対に、コンプライアンス違反があれば社会からの信頼を失い、企業活動にも悪影響があったということになりかねません。

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コンプライアンスとコーポレートガバナンスの関係

コーポレートガバナンス(Corporate Governance)とは、「企業の組織ぐるみの不祥事を防ぐために、社外取締役や社外監査役など、社外の管理者によって経営を監視する仕組み」のことで、「企業統治」と訳されます。

株式会社の所有者である株主や、その他の利害関係者(ステークホルダー)の利益を最大化するため、企業不祥事の防止と長期的な企業価値向上を目的として、社外取締役・監査役および委員会の設置、取締役と執行役の分離などを行うことです。
つまり、コンプライアンス(法令遵守)強化のためにコーポレートガバナンス(外部から企業を統治する仕組み)が必要なのです。

コンプライアンスが重視されるようになった背景

コンプライアンスが重要視されるようになった背景には、近年相次いでいる企業の不祥事が関係しています。
たとえば不景気や過当競争などを背景に企業は生き残りをかけ、経営のスリム化や業績拡大などの利益追求の姿勢が強く求められます。

たとえば、顧客のメールアドレス・パスワードの流出や、建物の耐震基準偽装、食品の産地偽装などもコンプライアンス違反に該当します。
コンプライアンスに違反すると信頼を失い、最悪の場合経営が続けられなくなり倒産してしまうこともあります。

また、コンプライアンスに違反した企業だけではなく取引先や顧客にも大きなダメージを与えてしまいます。
つまり、利己的な利益追求に傾きすぎてしまうと、コンプライアンス違反を取らざるを得ない場面に直面する可能性があります。
そのような事態を避けるためにも、コンプライアンスという考え方が重要になります。

どのような行為がコンプライアンス違反になるのか?

事例1:東洋ゴム工業の製品偽装事件

 東洋ゴム工業は、ゴム製品や自動車部品の製造を行う企業です。

  • 2007年11月、必要とされる不燃物質を使用しない断熱パネルの性能偽装が発覚
  • 2015年3月、免震ゴムの性能データの改ざんが判明

このことで、会長、社長をはじめ経営陣が辞任します。
しかし、

  • 2015年10月、防振ゴムの性能データの改ざんが判明
  • 2017年2月、シートリングについて必要な検査を実施せず出荷 

といった不祥事が続き、その結果、

  • 2016年12月期連結決算で600億円以上の特別損失を計上
  • 最終損益は120億円を超える大幅な赤字に転落

となりました。

事例2:ベネッセコーポレーションの顧客情報漏えい事件

 ベネッセコーポレーションは、教育や介護などの事業を展開する企業です。2014年6月頃、ベネッセコーポレーションの顧客に他社からのダイレクトメールが届くようになりました。
そこで社内で調査すると、最大約2,000万人超という大規模な顧客情報の漏えいが発覚したのです。
ベネッセコーポレーションは事件性が高いと判断し、警察および経済産業省に事件を報告。
捜査の結果、2015年7月にグループ企業勤務のエンジニアが逮捕されました。
犯人は逮捕されたものの、情報漏えいによって企業の信頼は低下し、顧客離れが進んだのです。

事例3:ライブドア粉飾決算事件

ライブドアは、インターネットサービス事業を展開する企業で、粉飾決算事件を引き起こしました。
2004年9月期の連結決算時、

  • 実際の数字は3億円の経常赤字だったが、売上高計上が認められていない自社株売却益などを売上高に含めていた
  • 違法な計上により53億円という大幅な経常黒字を偽った報告をした

などによって、2006年1月、社長や役員が逮捕された事件のことです。
会計法上、認められていない処理と認識していながら違法な処理を行ったことにより会社から逮捕者を出しただけでなく、会社そのものも社会からの信頼を著しく失いました。

コンプライアンスで気をつけるべきポイント

コンプライアンスに違反しないためには、まずはコンプライアンスに関する正しい知識を身につけることが重要です。
コンプライアンス違反の原因の一つとして、自分がとった行動が違反していることに気づいていないことが挙げられます。違反に気づかずそのままになってしまうと、違反している状態そのものが当たり前になってしまうという危険性があります。

そういった危険性をなくす手段として、書籍を読んだり、外部の講師を社内に呼んで研修を行ったり、セミナーに参加したりといったさまざまな方法があります。
また、仮にコンプライアンス違反だと気づいていても、それを報告、相談しにくい環境では改善することは難しいでしょう。
例えば、サービス残業が当たり前になっている会社では、社内で報告しづらいことが予想できます。
それに対して、社内でコンプライアンスに関する相談がしやすい環境を作るという方法もあります。
会社によっては、CCO(Chief Compliance Officer)と呼ばれる社内のコンプライアンスを統括する役職を設置していることもあります。
CCOの設置が難しい場合でも、社内で相談できる窓口を作るなど、相談しやすい環境作りが大切です。

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まとめ

コンプライアンスの正しい知識が社内に浸透しておらず知らないうちに違反してしまう、あるいは社内が相談しにくい環境にあり、気づいていてもそのままになってしまっていると未然に防げたものが原因で違反になることがあります。
「うちは社員も少ないし、コンプライアンスまで手が回らないよ」よと思われるかもしれませんが、相談しやすい環境を作る、コンプライアンスに関する知識を共有するといった小さなことからでも取り組むことができます。
社内での対応が難しければ、専門家や講師を招いてレクチャーしてもらうのも一つの手段です。
ご紹介した違反事例も参考にしながら、自社でできそうな施策を模索していきましょう。

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【BtoB向け】アフィリエイト運用のコツやポイントを徹底解説!

アフェリエイトの運用を行うときは運用のコツを理解しておくことが大事です。どの相手にアフェリエイトを行うかによってアプローチの方法や戦略の仕方は変わってきます。そのため、ターゲットを選んでアフェリエイトを始めるのは重要です。

アフェリエイトではBtoB向けに運用をすることができますが。「BtoB向けのポイントとは?」と内容についてイマイチ分からない人もいるでしょう。BtoB向けのアフェリエイトのコツを紹介しましょう。

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BtoBのアフィリエイト運用について

まず、アフィリエイトの案件に関してはtoC案件が多く、toB案件は少ない傾向となっています。toB案件よりもtoC案件のアフェリエイが多いのには理由があります。

・理由:成果報酬獲得(CV獲得)の難易度、専門性が高いがゆえの募集のしづらさ

アフェリエイトのときにtoC案件よりもtoB案件の方が少ないのは専門性を求められるので、運営していく難易度が高くなっているからです。アフェリエイトのtoC案件は消費者向けに購買意欲を高めるアフェリエイトをしていきます。

ただ、消費者の購買向け意欲のプロセスは簡単であり、時には単純なときがあります。体験した感想や口コミを載せておくだけでアフェリエイトの広告にアクセスしてくれることもあり、単純明快に商品紹介をするだけでアフェリエイトの成果を出すことも可能です。

また、アフェリエイトで紹介する商品もすぐに活用できるような完成品を取り扱い、自分も日常生活で利用しているものを紹介することが多いので、高度な知識は必要ではありません。

しかし、アフェリエイトのtoBは企業向けとなっているので、購買を決定するときにtoCよりも複雑になっています。ToCと違い購入を決定するのは1人ではなく複数の担当者などが商品やサービスを検討し、時には組織やトップが決断して購入を決定することがあります。

また、企業向けのアフェリエイトなので、商品開発をすると時のパーツや商品などをアフェリエイトの記事で紹介しなくてはならず、訴求性を与えるためには専門的な知識が必要になってきます。

アフェリエイトのtoCとtoBの内容を比較してみると成果報酬を獲得するまでにはかなりの専門性が必要になり、難易度も高いので難しいと言えます。

ただ、toBはtoC案件と比べると成果報酬を高単価に設定することが可能です。企業は商品を気に入れば費用が高くても購入してくれるので、toCに比べるとROIを高くすることが可能です。ToBは専門的分野が高いアフェリエイトですが、専門的知識のあるアフィリエイターにとっては挑戦して高い利益を得ることのできる方法と言えます。

BtoB事業におけるKPI設計について

toBにおいて、KGIを売上とするならKPIとなるのは相談予約、クライアントとの契約、問い合わせ、商談予約、ツールの購入などになります。ToBのアフェリエイトで売上を上げるためにはアフィリエイトで設定する成果地点(≒成果報酬条件)を達成することが大事です。

そのため、興味を持ったクライアントが契約を行うことができるように、サイト内で商品の紹介記事を書くことはもちろん、体験談や比較表などを用いて商品の訴求性を高めることができるように構築していくことが大事です。

また、問い合わせや相談予約をサイトでも分かりやすい位置に備えることを考える必要があります。興味を持ったクライアントが気になる点があればアフェリエイトとして購買意欲を削がれることになります。

しかし、問い合わせフォームが見やすい位置にあること、相談予約もどこで行うのかすぐに分かるようにしているなら、クライアントは疑問点を解消して広告のクリック率を上げることができるようになります。

また、展示会のKPIを上げたい人であれば商談予約も考えることが大事です。名刺獲得数や商談数、後日アポ数、受注数など、各1時間を目安値に算出してKPIの見直しや施策改善を行うことができるように考えておきましょう。

また、ツールの購入も大事です。ツールを購入することでアフェリエイトサイトの最適化を行うことができ、クライアントに紹介している商品を見やすく分かりやすく説明することができます。

ツールをうまく使用することで重要ページの到達率も上がりKPIを上げることに貢献できます。

KPIはアフィリエイトにおける成果報酬条件と一致する場合、しない場合があります。そのため、KPI設計をした後も運営してから予想と違う部分が生じてしまうこともあるため、その都度見直しをして改善していくことも忘れないようにしましょう。

BtoB事業にに適したASPについて

アフェリエイトをしていく点でASP選びは大事です。ASPと契約することでアフェリエイトの成果報酬を発生することができるからです。しかし、ASPにはtoC向けとtoB向け、また両方を揃えているものがあります。

もしBtoBであるならtoB向けのASPを利用する必要があるので、ASP登録する前にtoB向けのASPは何があるのか考えることが必要です。ToB向けは難易度が高いですが、ASPはいろいろあります。自分の納得のいくASPを探して成果報酬を獲られるようにしましょう。

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BtoBにおけるアフィリエイト活用事例

toBにおけるアフェリエイトの活用事例に関して紹介します。
toBにおけるアフェリエイトASPでおすすめしたいのはクラウドメンバーズです。クラウドメンバーズはBtoB企業専門のアフェリエイト広告を専門にしており、プロ向けに特化した内容に適した人材を選び、商材に関する教育まで徹底されています。

活用できる案件には建設や不動産、化学、精密機械、輸送用機械、情報通信、運輸サービス土木などの企業間取引など、豊富なBtoB案件を提供してくれているので、自分に合う案件を選びやすくBtoBアフェリエイトを始めるには最適なASPと言えます。

BtoBにおけるランディングページ制作事例

BtoBのアフェリエイトを行うためにはランディングページを制作することが必要になります。BtoB向けのランディングページを制作するためには必要なのはデザインはもちろん、会社概要などの信頼性やスマートフォンでも対応できるようにモバイル対応できるようにすることが大事です。

ランディングページでデザインが見にくく暗い印象やごちゃごちゃした印象を与えてしまうと、訪れたユーザーは閲覧する気がなくなり直ぐに退出してしまうことになります。BtoB向けのアフェリエイトをしている人はデザインを華やかにして明るい印象を与えていること、またこの商品がどのような結果をもたらすのか結論を先に述べていることが多いです。

ユーザーが欲しがっている情報をランディングページで載せておくことで、興味を持つことができ滞在期間を長くさせることができます。

また、モバイル対応しておくことで、スマートフォンでもランディングページで伝えたい内容をユーザーに正確に伝えることができます。スマホのモバイル版とPC版では画面のサイズからランディングページの表示の方法が変わります。

スマホなどのモバイル端末からアフェリエイトを見て購入を検討する方も多くおられるので、モバイル対応できるツールを導入してランディングページの訴求性に差が出ないようにしておきましょう。

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まとめ

BtoB向けのアフェリエイトはBtoC向けのアフェリエイト作成よりも難易度が高いですが、成果報酬はtoC向けよりも高いので専門知識に自信がある人はBtoB向けで挑戦してみることができます。

toCに比べてtoBでは考えることも多いので1つ1つのポイントを考慮して、丁寧に制作していくことが大事です。検討してみましょう。

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アフィリエイトに関わる人が理解しておきたいASPについて

年々、大きくなっているアフィリエイト市場に伴い、欠かせない存在になっている「ASP」という存在を知っていますか?
アフィリエイトを知ったばかりの方や、デジタルマーケティングを最近学び始めた方には、ASPは理解するのが難しい言葉のように聞こえます。

今回は、ASPとはどんなものなのか、なんの略なのか、アフィリエイトとどんな関係があるのかなどを広告主の方目線で解説していきます。

アフィリエイトについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。「アフィリエイトって何?メリットデメリットと活用の流れを解説

ASPとは

ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダー(Affiliate Service Provider)の略称です。
役割は、「広告主とアフィリエイターをつなぐ」のがASPの大きな役割となっています。

ASPは、多くの商品を低単価で売りたい広告主と、獲得報酬が高い案件で稼ぎたいアフィリエイターをつないでいます。
ASP経由することによってアフィリエイトでの広告効果計測や、成果報酬の管理を行えるようになります。

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ASPの仕組み、報酬金額支払いまでの流れ

①広告主がASPに登録する

広告主はASPに登録していつでもアフィリエイト広告が掲載できる準備をしましょう。
ASPに登録する際にどのASPを選ぶかのポイントは下記に記載いたします。

・登録するASPのアフィリエイトサイト(商品を紹介してもらえるサイト)の数が十分であること。
・アフィリエイターの数が多いこと。
・契約したいASPにどのような広告主がいるかをチェックしておくこと。
 →自社と同じ業界の会社や商材の広告主が多ければ紹介してもらえるサイトが多い可能性が高い。
・広告素材のサイズバリエーションを多く登録できる。
 →広告素材のサイズバリエーションが多い方が、様々なサイトでの掲載がしやすいため、素材を多く登録できるASPがお勧めです。

②広告主がASP内で商品や商材を登録して報酬単価を決める

広告主はASP内で商品や商材を登録して、各報酬単価を決定しましょう。
この事でASP内に商品が掲載される状態になります。
商品を登録する際は、広告主が持っている情報を詳細に登録することが大切です。

また、報酬単価設定のポイントで大切なのは、アフィリエイターが取り組みたくなるような高い価格設定することです。
その上で、下記のポイントを押さえておきましょう。

・ASP全体や競合他社の報酬額を見ながら高単価に設定する。
・リスティング広告をすでにやっている場合は、そのCPAを参考に価格を設定する。

ただもちろん、報酬単価を高単価に設定していれば必ずしもアフィリエイターに選んでもらえるとは限りません。
アフィリエイターの目線に立つと、「単価×CVR×ASP掛け率」が最終的に支払われる成果報酬となる為、CVRに影響するその商品の売れやすさやアフィリエイター個人の得意領域なども関わってくるということを頭に置いておきましょう。

③アフィリエイターがASP内で商品を決定する、ASPがアフィリエイターへ商品の掲載を依頼

アフィリエイターがASP内で自身が紹介する商品や商材を決定します。
決定される際に、商品の情報をアフィリエイターが留意するため、①のステップの商品の情報を細かく入れておくこと、広告素材のバリエーションを多く登録しておくことが大事になります。

④アフィリエイターが商品を紹介する

アフィリエイターが自身のサイト内で商品を紹介してユーザーを惹きつけます。
ここで商品が正しく紹介されないと成果を達成する事が難しくなります。
なので、②のステップで、広告主が持っている商品の情報を詳細に登録することが大切になります。

⑤ユーザーがアフィリエイトサイトから商品(商材)を購入や登録する

アフィリエイトサイトを見ているユーザーが商品や商材を購入します。

⑥広告主から報酬がASPを介してアフィリエイターに届く

商品や商材が購入されたタイミングで広告主からアフィリエイターへASPを介して成果報酬が支払われます。

上記の流れで、広告主が販売したい商品は、消費者の手に届きます。

おすすめのASP3選

1.A8.net

https://www.a8.net/
業界最大のASPを誇る。どんな案件でも対応できるメディアを抱えている。

費用として、初期費用5万円月額4万円がかかる。「A8.net」は2,000年から営業しているASPで、実績や登録メディア数ともに多いです。登録されているメディアサイトは、全部で2,600,000社以上となっている。

サポート体制も充実しており、キャッチコピーや文章、各サイズ広告画像、タグなど広告配信に関する準備をすべてサポートしている。

2.バリューコマース

https://www.valuecommerce.ne.jp/
金融・旅行・食品系に特に強いASPで、メディアの掲載数が、75万以上を誇るためマッチするサイトの数が多い可能性が高い。

2種類の料金プランがあるため、広告主にあった料金プランで選べる。
初心者のために、無料でセミナーなどを開催している。

3.アクセストレード

https://www.accesstrade.ne.jp/
金融・転職・通信系の案件に強いASPです。
2001年からある老舗ASPというだけあり、前述した得意分野の案件だけでなく、美容系や食品関係の案件も多く取り組んでいる。

オプションで広告バナーの制作なども依頼が可能です。
また、掲載しているメディアごとに売り上げの設定ができるため、コスト管理がしやすいのが特徴です。

まとめ

ASPは、アフィリエイトをする際に「広告主とアフィリエイターを仲介する」のが役目です。

広告主が、アフィリエイトで商品を売りたい場合は、ASPを持っている代理店に任せたり、自社でASPを開発したり、ASP提供会社のASPに登録するなどありますが、自社に合った選択をするのをおすすめいたします。
自社にあったASPの利用の仕方で、費用対効果の高い商品の販売を行なっていきましょう。

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【BtoC向け】アフィリエイト運用のコツやポイントを徹底解説!

アフェリエイトを始める人は運用のコツについて知っておきたいでしょう。アフェリエイトは記事作成を行い、広告を貼り、ユーザーが広告にクリックや条件を満たしたときに成果報酬を受け取ることができます。

仕組みとしては簡単であり、誰でも気軽に始めてみることができますが、コツを知らなければしっかり成果報酬を出しながら運用していくことはできません。特にBtoC向けにアフェリエイトをしていくなら、運用のコツはとても重要です。BtoC向けにアフェリエイトをどのように行えるのか紹介していきます。

BtoCのアフィリエイト運用について

アフェリエイトの収入源は広告収入であり、この広告は対象を誰にするかにより違ってきます。アフェリエイトではBtoBの企業向けとBtoCの消費者向けがありますが、アフィリエイト案件の多くはtoC案件のものです。

BtoBの案件の場合は専門性の知識やスキルがアフェリエイターにも求められ、ユーザー対象も専門性の企業のみなので、範囲としては少数派になるからです。

一方BtoC向けのアフェリエイトは一般の消費者全体を対象としており、宣伝する商品やサービスの対象も幅が広いため、toC案件の方がtoB案件よりも断然案件数の幅も広くなります。

専門知識がない人でもアフェリエイトを始めるならBtoCのアフェリエイトが選びやすいです。

そのため、BtoC向けのアフェリエイトは成果報酬獲得(CV獲得)の難易度、アフィリエイトLPへの集客のしやすさがBtoBよりも簡単です。消費者向けの商品やサービスなので自分が日常生活で使用しているものが多く、学習しなくてもある程度の知識を持ってアフェリエイト作成ができます。

対象範囲が広い分、興味を持つ人の割合も多く成果報酬の獲得の可能性も高いです。

しかし、デメリットとしては、BtoCアフェリエイトは成果地点の設定によって報酬を低く設定する必要がある場合があるため、高額な成果報酬を取得したいアフィリエイタには受けが良くないこともあります。

高額案件はBtoB向けの方が高いので、その点を考慮してBtoCまたはBtoBを決定する必要があります。

BtoC事業におけるKPI設計について

BtoCアフェリエイトにおいて、KGIを売上とした際にKPIとなるのはアプリインストール商品の資料請求、商品の購入などがあります。アフィリエイトで設定する成果地点(≒成果報酬条件は)はサービスを利用する前としていることが多く、閲覧したユーザーに商品やサービスの具体性を宣伝することや実際の商品の体験をしてもらうことを目的としています。

ただ、KPIはアフィリエイトにおける成果報酬条件と一致する場合、しない場合があり、アフィリエイトの特性上、確実に商品を購入してもらうことは難しい場合もあるため、成果地点は一つ手前のユーザーへの行動とする場合があります、 よりKGIに近い体験コースへの入会などを成果地点とすることで、アフェリエイターにもBtoCとして利用してもらいやすくなるでしょう。

独自アフィリエイトプログラムという選択

独自アフィリエイトプログラムとは、無料アフェリエイトと違い独自のアフェリエイトプログラムを作成してユーザーへの参加を呼び込むことです。

アフェリエイトを提供している業者は多くいますが、独自でアフェリエイトプログラムを作成して宣伝することで、他のアフェリエイトプログラムと差別化を図ることができます。

BtoBの場合はサイトへの流入数は少ないので、独自アフェリエイトプログラムを選択してもユーザーが参加してくれる見込みは少ないです。

しかし、toCの場合、対象範囲が広くサイトへの流入数が多いため、独自アフェリエイトプログラムを利用することでサービスのヘビーユーザーが参加して、アフェリエイトとして利用してもらいやすくする期待を持つことができます。

もちろん、独自アフェリエイトプログラムを作成することは簡単なことではないので、一定のスキルを持っている人のみが検討することができますが、ユーザーのマーケティングやノウハウを持っている人であれば独自アフェリエイトプログラムの選択も考えてみることができます。

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BtoCにおけるアフィリエイト活用事例

BtoCにおけるアフェリエイトの活用事例についても知っておきたいでしょう。BtoCのアフェリエイトではA8netがあります。A8netは国内でも最大級のASPですが、強みは何と言ってもメディアの多さです。

ジャンルとしても数多くのアフェリエイト広告を用意しており、案件としてはネットビジネス、不動産、旅行、食べ物、スポーツ、金融、恋愛、美容など数多くの案件を用意してくれているので、案件BtoC向けのアフェリエイトとして多く活用されています。

また、Btoc向けのアフェリエイトではafbもあります。Afbはアフェリエイトの初心者から上級者までアフェリエイトで稼ぐことができるように仕組みを作っており、広告で成果報酬が発生すれば直ぐに報酬をもらうことができるように前倒しでのお支払いなどにも対応しています。

Afbで紹介されている案件は保険や医療、健康食品、金融、仕事、グルメ、ネットワーク、旅行、住まい、IT、学習エンターテインメントなどがあります。A8netに比べると案件数は少なくなっていますが、アフェリエイターの満足度は高いため利用者も多いです。

BtoCにおけるアフェリエイトには以上の他にもいろいろなASPがありますが、特に上記の2つが人気と知名度があります。

BtoCにおけるランディングページ制作事例

BtoCのアフェリエイトを運用するランディングページの特徴について紹介しましょう。

BtoCのランディングページではユーザーテイストでデザインの方向性を決めます。BtoCの場合は消費者目線になるためデザインはインパクトのある画像やキャッチコピーを利用する必要があります。例えば美容商品のランディングページだと効果で期待できることについて迫力のある一言でユーザーに衝撃を与えるようにしています。

BtoCではどのようにインパクトを与えるのか、その点を考える必要があります。また、ユーザーはスマホを使用している人が多いので、スマホの利用者のことも考えて拾い読みでも成立する動きのあるデザインを考える必要があります。

また、BtoCのランディングページでは1人で商品やサービスの購入を検討するので、見やすく分かりやすいコンテンツのつながりをスムーズにしたデザインにもすべきです。文章よりも画像や写真を使用した方がユーザーとしては商品の説明が分かりやすいです。

長文での説明を行うよりも、画像による矢印での視線誘導やグラデーションによる背景の切り替え、グラフを用いた方法など視覚に訴えたランディングページを心がけるようにしましょう。

また、文章で説明するときは難しい専門的な用語をあまり使用しないことも大事です。BtoCでは専門的知識を持っていない人がユーザーとして訪問してくるため、専門用語をたくさん使用して説明しても意味が分からず、訴求力を与えることができません。

説明するときに専門用語が必要であれば、専門用語についての説明を載せておくことも大事ですが、用語の説明が多くても複雑化するので、ポイントを抑えて1〜2語ほどにしておくのがいいでしょう。

このようなポイントを押さえてBtoCのランディングページを制作しましょう。

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まとめ

BtoCアフェリエイトの内容について紹介してきました。BtoCアフェリエイトでは分かりやすく、インパクトのあるランディングページを心がけ、専門的な知識はBtoB向けに比べるとあまり必要ではありません。

BtoCアフェリエイトは成果報酬の獲得は行いやすいですが、高単価は狙いにくいという点があるので、自分のアフェリエイトに合わせて独自アフェリエイトプログラムを利用することも検討できるでしょう。

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アフィリエイトを実施する際に注意すべき著作権について

社会問題となっている違法アフィリエイトについて

日本のアフィリエイト業界では、広告主側や広告代理店が違法サイトや悪質サイトに積極的に広告を出しているケースが存在します。

アフィリエイトを実施する際、稀に「アフィリエイトは宣伝のみであり、商品に対する法的な責任はない。」と誤った認識をしてしまっている場合があります。
そしてアフィリエイト広告が抱える悪質行為には「誇大広告やステマ行為をするアフィリエイト」、「薬事法違反をするアフィリエイトサイト」などが挙げられます。
今回はその中でも「著作権侵害」についてご紹介します。

アフリエイターが注意すべき「著作権」について

著作権とは

「著作権」は、人の創造的な発想を保護するための権利であり、「著作権法」という法律で、基本的なルールが定められています。
この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりになります。

一  小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
二  音楽の著作物
三  舞踊又は無言劇の著作物
四  絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
五  建築の著作物
六  地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物
七  映画の著作物
八  写真の著作物
九  プログラムの著作物

参考URL: 公共社団法人著作権情報センター https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime1.html

著作物になるかどうかは
「創作的であるか」
「思想もしくは感情が表現されているか」
「文芸・学術・美術または音楽の範囲に属しているか」
の条件を満たしているかどうかで判断されます。

例えば著作権を侵害するサイトは著作者から許諾を得ずに、無料で音楽をダウンロードできるようにしているサイトや無料で映画を配信するサイトなどが挙げられます。

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著作権侵害となるNG行動とは

本人の許可がない画像使用

写真素材には撮った人に著作権があり、写っている人に肖像権があります。

著作権と肖像権は似ている権利であり、二つの権利を一緒にして著作権と勘違いされている場合もあります。この先では肖像権について例と共に詳細を紹介させていただきます。
肖像権の内容は以下の2つを含みます。

・  勝手に姿を撮影した写真や動画等を公開されない
・「撮影されない権利」と「公開されない権利」

アフィリエイトを実施する上で肖像権の侵害となる場合として多いのは、人物が映った画像を本人の許可なくTwitter等のSNSへアップロードしてしまうなどが挙げられます。
また街中での風景の写真など人物が直接の被写体ではなく、意図せず写り込んだ場合でも肖像権侵害となり得ます。
これら肖像権を侵害した場合、公開差し止めや損害賠償請求が行われる可能性があります。

また、アフィリエイトにか限らず広告やインターネット上などで多いのは、著名人の名前を「〇〇さんも愛用中!」のように無断利用して肖像権を侵害してしまうことです。

この例では、著名人自身ののネームバリューによって商品の販売などを促進する権利である肖像権の中のパブリシティ権を侵害することになってしまいます。

こういったものに関しては禁止事項を事前に必ず確認して著作権、肖像権の侵害とならないように徹底しましょう。

規約を守らない、読まない場合

ネットにはフリー写真・イラスト・アイコン等、無料で利用できる素材がたくさん紹介されています。
サイトによって使用方法についての利用規約があり、著作権を完全に放棄していない場合もあります。

例えば「浮気調査/探偵/アダルト/風俗/性的描写/宗教/麻薬/ストライキ/デモ/反発団体/ドラッグ/ナイトサービス/暴力/人物写真のみ出会い系・婚活などの利用」などの特定条件における使用、クレジットの記載必須などがあります。

「商用フリー・著作権フリー」と記載されているサイトの素材でも、「利用規約」は必ず読み理解した上で使用するようにしましょう。

著作権侵害した際の刑事罰

著作権法では権利侵害罪として10年以下の懲役と1,000万円以下の罰金のいずれか、またはその双方を科すという罰則が設けられています(著作権法119条1項)

過去に違法音楽配信サイトを作成しアフィリエイト広告を掲載して、1億円以上もの不正なアフィリエイト広告収入を得ていた悪質なアフィリエイターの事例があります。

また、FC2動画に映画ファイルを違法アップロードし、FC2社から収入を得ていたアフィリエイターがある年に5人逮捕されており、この5人は全員有罪が確定しています。

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まとめ

アフィリエイターの法的な責任は、アフィリエイター自身が意図しなかった場合でも関わってくる例もあります。
意外にも数多くの事で、責任追及の可能性があります。購入した商材の不備、身の覚えがない注文などの問い合わせを受けたり、対応を求められた場合は迅速かつ適切な対応がトラブルを生まない重要なポイントです。
最後に、商用利用が可能なフリー素材サイトについてご紹介のほうさせていただきます。

フリー素材サイト紹介

※取り上げるサイトは著作権表記不要で商用利用可能な無料(フリー)写真素材サービスとなっております。
しかし、ライセンスは変更される場合があるため、必ず配布元のサイトのライセンスを確認してから使用するようにしてください。

①Unsplash

クオリティの高いフリー写真素材が公開されているストックフォトサービス
https://unsplash.com/

②BURST

BURSTはネットショップ作成サービスの世界最大手、Shopifyが運営するフリー写真素材サイト
https://burst.shopify.com/

③Pixabay

Pixabayは、160万枚以上の無料写真素材、ベクターイメージ、イラストレーションをダウンロードすることができる無料(フリー)写真素材サイト
https://pixabay.com/ja/

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アフィリエイトって何?メリットデメリットと活用の流れを解説

アフィリエイトという言葉を知っていますでしょうか?

商品のレビューが掛かれているサイトからAmazonの商品リンクから商品を購入したり、美容商品の比較ランキングを見てサイト内にある商品ページにいって購入する、実はこういったもののなかにもアフィリエイトが含まれています!

今回はその用語と仕組み、メリットからデメリットまでを解説します。

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アフィリエイトとは?

アフィリエイトはインターネット広告の一つで、その中でも「成功報酬型広告」と呼ばれています。

インターネット広告は、広告がクリックされたり表示されたら広告主に費用が発生することが一般的ですが、アフィリエイト広告に関しては広告主の決めた条件(商品の購入や申し込み)を満たす事で広告主に支払いが発生します。
そのため、成果によって報酬を支払う広告「成功報酬型広告」と呼ばれています。

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どんな仕組みなのか

アフィリエイト広告には4人の登場人物が出てきます。

広告主:

広告を出稿する側の人です。広告をサイト内(後述:ASP)に出稿してユーザーが成果地点(前述のような条件)に到達すると予め決めておいた広告料金を支払います。
広告主はユーザーが成果地点に到達してくれればくれるほど商品や目標を達成できます。

アフィリエイター:

広告主が広告を出稿するサイトの制作者です。広告主が出稿出来るように新しくサイトを制作する人もいれば、自身のブログを作って広告主が出稿出来るようにする人もいたりさまざまです。
全てに共通して言えるのはアフィリエイターが作ったサイトから広告主の商品が売れることでアフィリエイターは報酬がもらえる事です。
売りたい広告主と報酬を受け取りたいアフィリエイターの相互関係が生まれています。

広告代理店 :

広告代理店に複数のASPをマネジメントしてもらい間接的にアフィリエイターへ依頼するパターンでは、広告主がアフィリエイターと直接関わることは少なくなります。
メリットとしては、複数あるASPからのレポートや請求フローを統一できることや、代理店は様々な広告主・ASPと取引があるため引き出せる情報量が多いということがあります。
一方で、代理店Feeが上乗せされるためCPAを一定水準まで抑えるにはプログラムの報酬単価を下げる必要があり、優秀なアフィリエイターを募りづらいというデメリットがあります。

ASP(Affiliate Service Provider):

日本語に直訳すると「成功報酬型広告サービスの提供者」です。
アフィリエイターと広告主を繋ぐプラットフォームのことで、広告主が売る商品をASPに登録すると、ASPに登録しているアフィリエイターが売る商品を探して自身のサイトにて紹介できます。
紹介してユーザーが購入するとASPを介してアフィリエイターに報酬が支払われます。

参考:アフィリエイトに関わる人が理解しておきたいASPについて

広告主から見たアフィリエイトのメリット・デメリット

メリット

費用対効果が高い

他の広告はクリックされた時に費用が発生したり、表示されたときに費用が発生するのに比べて、アフィリエイト広告は成果が達成(ユーザーが商品を購入など)された時点で費用が発生するので、費用に対する効果が高くなります。

例:商材が3000円のシャンプーで1購入あたりの報酬が300円の場合、1個購入された時に2700円の売り上げを挙げられます。


集客することにお金が掛からない

他の広告では商材を認知させるためにTVCMを行ったりその他の広告を行いますが、アフィリエイト広告ではアフィリエイターが集客を行ってユーザーを集めてくれるので集客にお金を掛ける事が少なくなります。

デメリット

広告が広く掲載されるか分からない

アフィリエイト広告は、アフィリエイターが報酬内容とブログやサイト制作の技術によって選んで広告を掲載させるため、まず商品が選ばれないと広告が掲載されません。
なので広告の掲載数は他の広告(お金を払えば掲載できる)よりも少なくなる可能性があります。

ASPの費用が掛かる

ASPを利用する際には月額費用や登録費用が発生するため、商品が売れ無かった場合は費用だけを払い続けることになります。

アフィリエイト広告活用の流れ

①広告主がASPに登録する

広告主はASPに登録していつでもアフィリエイト広告が掲載できる準備をしましょう。

②広告主がASP内で商品や商材を登録して報酬単価を決める

広告主はASP内で商品や商材を登録して、各報酬単価を決定しましょう。
この事でASP内に商品が掲載される状態になります。

③アフィリエイターがASP内で商品を決定する

アフィリエイターがASP内で自身が紹介する商品や商材を決定します。

④アフィリエイターが商品を紹介する

アフィリエイターが自身のサイト内で商品を紹介してユーザーを惹きつけます。

ここで商品が正しく紹介されないと成果を達成する事が難しくなります。

⑤ユーザーがアフィリエイトサイトから商品(商材)を購入や登録する

アフィリエイトサイトを見ているユーザーが商品や商材を購入します。

⑥広告主から報酬がASPを介してアフィリエイターに届く

商品や商材が購入されたタイミングで広告主からアフィリエイターへASPを介して成果報酬が支払われます。

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まとめ

アフィリエイト広告は費用対効果が高い広告です。美容系の商品や食品系の商品の購入、資料請求数の増加、会員登録数の増加を狙いたい広告主の方は活用してみることをおすすめします。
報酬金額を調節しながら成果を挙げていきましょう。

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正しいCopyright(コピーライト)の書き方とは?意味や事例を紹介!

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コピーライトとは?

「コピーライト」とは、英語「Copyright」を原語とするカタカナ語で、「著作権」の訳語です。著作権とは知的財産権の一つで、文芸、学術、音楽など文化的な著作物を保護する権利です。ですので、著作権に違反すると罰金や懲役の処罰を受けることもあります。

コピーライトと©の関係について

©はCopyrightを略したもので「コピーライトマーク」と呼ばれています。この記号は、万国著作権条約で国際的に規定された、著作権があることを示す記号です。そしてこのコピーライトの表記、日本においては実は必ずしも記載する必要はありません。記載の必要性には、著作権法に関するベルヌ条約と、コピーライトについて規定している万国著作権条約が関係しています。ベルヌ条約では、著作物を創作した時点で自動的に著作権が付与されます。申請手続きは必要がない、無方式あるため、コピーライトマークの表示がなくても著作権は保護されています。

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コピーライトを書く理由

1.著作権の保持者明確化

実際に無方式の場合だと誰が著作権を持っているのかわかりません。コピーライトの表記には、著作権を持っている著作者の個人名や企業名が記載されるので、だれが著作権を持っているのかが明確です。

2.無断転載の防止

コピーライトの表示によって、無断コピーや無断転載を防ぐ役割を担っています。なぜなら、コピーライトを表記することで著作権によってしっかり保護されている印象を与えることができるからです。

3.著作物発行年の明確化

著作権が保護されるのは、原則著作者が著作物を発行して著作者の死後50年です。また著作者と並んで表記されるのが、著作物が作られた発行年です。発行年が明記されていれば、著作物があとどのくらい保護されるのかを把握できます。

正しいコピーライトの書き方

「コピーライトマーク+最初の発効年+著作権者の氏名」とする場合は、以下のようになります。
2020年にホームページを開設したABC株式会社の例:
© 2020 ABC Inc.
2020年に個人が執筆した記事の例:
© 2020 Haruko Murakami

「コピーライトマーク+最初の発効年+著作権者の氏名」以外に、ホームページの開設年や何らかの文字を入れたい場合は以下のようになります。
2000年にホームページを開設して2020年に更新した例:
© 2000-2020 ABC Inc.

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まとめ

「コピーライト」とは「著作権」のことです。コピーライト表示(著作権表示)を行うときは、コピーライトマーク・最初の発効年・著作権者の氏名の3つを表示することが定められています。著作権法上はコピーライト表記は不要ですが、「著作権によって保護されています」という警告を目的として、インターネットのホームページなどに表記がされることが一般的であり、有効的です。ぜひ一度ホームページにコピーライトを表記させるかどうか検討してみてください。

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ITPとは?単語の意味から最新版情報まで網羅

インターネット広告でたびたび話題を呼ぶITPという言葉を聞いたことありますか?

「単語は聞いたことあるけど内容は分からない。」「詳しいアップデート内容が分からない。」「そもそもITPって?」というような方も多いのではないでしょうか。

ITPとは何かをいう部分から目的、アップデートの経緯についてご紹介いたします。

ITPとは

ITP(Intelligent Tracking Prevention)の頭文字をとった略称の事です。

Apple社のメインWebブラウザである「Safari」に搭載されているwebサイトトラッキング(※後述します)に関する機能のことです。

何の目的でITPが存在しているのか

ITPは「Safari」使用ユーザーのサイトトラッキングを制限するための機能です。具体的には広告のリターゲティングや購入経路の計測、ユーザーデータの蓄積を防止して望まない追跡を制限しています。ユーザーのトラッキングに対する不安な声に対応し、アップデートを行っております。

またITPの後ろについている数字がバージョンを表しており、現在は最新バージョンのITP2.3がリリースされています。

サイトトラッキングとは

インターネット上でユーザーの行動を記録する事です。web上でとのようなサイトを閲覧してどのくらい閲覧したら、何を購入したのか、ITPではこれが制限しています。

ユーザーはWebサイトを閲覧した際のデータをCookieという形で保存しており、データはログイン情報や商品閲覧情報など様々です。
ログインの情報や閲覧情報などがCookieに保存されることで再入力の不便さや再度商品を探す手間が省け利便性が向上します。そして、リターゲティング広告もCookie情報を利用してユーザーをターゲティングしています。

ITPではこのCookieデータの一部に制限を掛けることでユーザーのプライバシー保護を行っています。

Cookieとは

閲覧したサイトから付与されて一時的に閲覧データを保存する仕組みです。

大きく分けて2種類あり、ファーストパーティcookieとサードパーティーcookieがあります。ファーストパーティーcookieは訪れたサイト内で付与されるもので、サードパーティーcookieはサイト内にある別のサイト(ディスプレイ広告など)から付与されるものです。

それぞれの特徴として、ファーストパーティーcookieはブロックされにくくそのサイト内でのみ使用、サードパーティーcookieは広告などから独自に付与されてるものなのでそのサイト内でユーザーに迷惑を与えることがないという利点があります。

それぞれの特徴として、ファーストパーティーcookieはそのサイト内でのみ発行されるログイン情報を保存するものなので、その利便性からユーザーからブロックされにくい事が特徴です。
サードパーティーcookieは、他のサイトを横断して計測→広告出稿などに利用されるためユーザーからしたら追われている気持ちになり「また広告が出てきた」と思われる原因となっております。

ITPのアップデートの経緯

ITP1.0(2017/06/05公式リリース)

・サードパーティーcookieの利用が制限

過去にそのサイトを訪れた事のないユーザーに対して、サードパーティーcookieを発行。24時間後に無効となり、30日後に削除されるアップデートです。

参考:https://webkit.org/blog/7675/intelligent-tracking-prevention/

ITP1.1

・サードパーティーcookieの制限を更に強化

過去そのサイトに訪れたユーザーでも24時間以降はcookieデータは削除されるアップデートです。これによってサードパーティーcookieの利用時間が厳しく制限されました。

参考:https://webkit.org/blog/8142/intelligent-tracking-prevention-1-1/

ITP2.0

・サードパーティーcookieの制限が更に強化

過去にそのサイトに訪れた事のないユーザーでもcookieデータの即時削除

・ファーストパーティーcookieの利用が制限

4つ以上のサイトにリダイレクト(※1)されたcookieは即時削除

トラッカー(※2)として判断された場合のcookieのリファラ(※3)情報が削除

※1 リダイレクト:指定のページから他のページへ転送させること

※2 トラッカー:トラッキングを行うためのシステムや人のこと

※3 リファラ:リンクからリンクへ移動した時のリンク元情報(どこから来たか)

参考:https://webkit.org/blog/8311/intelligent-tracking-prevention-2-0/

ITP2.1

・ファーストパーティーcookieの利用が更に制限

ファーストパーティーcookieの利用期間が最大7日間に変更

参考:https://webkit.org/blog/8613/intelligent-tracking-prevention-2-1/

ITP2.2

・ファーストパーティーcookieの利用が更に制限

多数のサイト内でトラッキングを行うためのリンクへユーザーIDを付与することでトラッキングしている場合は、cookieの利用制限が1日に変更

参考:https://webkit.org/blog/8828/intelligent-tracking-prevention-2-2/

ITP2.3

・ファーストパーティーcookieの利用が更に制限

リンクへユーザーIDを付与しているサイトから流入したユーザーへのcookie以外のデータの使用についても7日間に制限

参考:https://webkit.org/blog/9521/intelligent-tracking-prevention-2-3/

ITP2.3,(機能追加:20191210)

・サイト流入リクエストでのリファラーがドメイン単位に統一

・トラッカーの認定の有無に限らずサードパーティーcookieの即時削除

参考:https://webkit.org/blog/9661/preventing-tracking-prevention-tracking/

ITP2.3,(機能追加:20200324)

・safariの大幅アップデートによりサードパーティーcookieの完全なブロック

・7日間サイトに遷移しなかった場合、スクリプト可能なストレージデータ(※4)(Indexed DB, LocalStorage, Media keys, SessionStorage, Service Worker registrations and cache)を削除
※ホーム画面に追加されたアプリ内データはsafariではない為削除対象外

※4 スクリプト可能なストレージデータ:すぐに利用可能なデータ=簡単にターゲティングに利用出来てしまう情報のこと

参考:https://webkit.org/blog/10218/full-third-party-cookie-blocking-and-more/

まとめ

Apple社によるITPアップデートは今後も続いていきます。またGoogleでも2022年までにサードパーティーcookieの廃止を宣言しています。
広告の配信をする事業者にとっては見逃せない問題です。

今後も最新アップデートは随時チェックして動向を確認するとともに、広告媒体のアップデートも確認し正確な効果計測を行っていきましょう。

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ステマとは?用語の意味から炎上事例まで押さえておくべきポイントを解説

よく聞くステマとは何でしょうか?ニュースで話題になっていますが、実際悪いことなのでしょうか。
そんなステマの用語の意味からニュースになってしまう理由まで事例を踏まえて解説いたします。

ステマって何?

ステマとは

ステマとは「ステルスマーケティング(Stealth Marketing)」の略語で、ユーザーにそれが宣伝であることを意図的に隠しながら販売促進活動を行う手法です。一般的にはモラルに反すると見られており、発覚した場合は非難の対象となることが多いため問題視されています。

ステマはなぜ問題視されているのか?

ステマの問題点を一言でまとめると「ユーザーに間違った印象を与え、正しい判断をできなくさせていること」でしょう。

私たちユーザーは、商品・サービスを購入する際、どのような流れを辿るでしょうか?


多くの場合、

①商品を発見する

②他の商品と比較する

③購入する

といった大きな3つの流れを辿っていることでしょう。

商品・サービスの数がありふれている現代では、特に②の段階でいかにユーザーにアプローチできるかがポイントになります。
そこで、他の商品と比較している時にこんな口コミがあったらどう思いますか?

———-

【評価:★★★★★ 5.0】

「使い心地が最高!絶対にリピート!

こんな良いものがこんなお手頃な価格で手に入れることができるなんて信じられません。」

———-

おそらく多くのユーザーは「口コミでこんなに評価されてるんだ、気になってた商品だったし買っちゃおう」と考えてしまいます。


しかし、この口コミが商品を売っている会社の意図的な書き込みだとしたら?そうなると、ユーザーは意図的に印象を操作され購買に至ったと言えますよね。まさにこの現象がステマの一番の大きな問題点です。

仮にステマに影響されて買った商品が、結果としてユーザーにとって良いものであったとしても、情報発信者が自分の経験に基づいた真実を述べている訳ではないので、ユーザーを欺く悪質な行為であることには変わりありません。

ステマを行うとどうなる?

1. 信頼を失う

対象となる商品・サービスはもちろん、それを依頼した会社、ステマに関与した人物全員が、ユーザーからの信頼を失うことになります。
失われた信頼を取り戻すのは簡単なことではありません。築き上げるのは時間がかかりますが、崩壊するのは一瞬です。

2. 今後の企業活動に悪影響を与える

信頼を失えば、企業活動全体に影響が出ます。
最悪のケースの場合、商品やサービスそのものの販売を停止あるいは回収、関連するものにかけていたコストも全て無駄になるでしょう。
また、今後新たに出す商品・サービスにおいても、市場で認められるまで(一定の信頼を回復できるまで)に時間がかかる場合があります。

3. 損害賠償が発生する

損害賠償が発生するケースは、ステマによって名誉を傷つけられた関係者や企業・組織・団体がいる場合です。

ステマのマイナスイメージは、SNSなどによって広く拡散されるため、被害総額によっては会社が倒産する可能性も大いにあります。

ステマの炎上事例

①食べログ

2012年に飲食店の口コミランキングサイト「食べログ」で発覚したステマ事例です。

食べログでは、ユーザーによる飲食店の評価が高ければ高いほど上位のランキングに表示され、来店数が増える可能性が高まるという仕組みなのです。

この仕組みを利用し、飲食店への高評価を意図的に投稿し、ランキングを上げる見返りに金銭を受け取る業者がいたことが明らかになりました。今回のこの事例で特に驚くべきことは、該当する業者が39社もいたという事実です。

上記からわかる通り、実際は食べログ側が起こしたステマではないのです。
しかし、仕組み上の話を明確に提示していなかった食べログ側にも不正があると判断され、結果として食べログの評価を落とすことにつながっています。

②ペニーオークション

2012年にインターネットオークションサイト「ペニーオークション」で発覚したステマ事例です。こちらのサービスは実際に閉鎖までの事態になっています。

入札するたびに手数料がかかる仕組みを用いたペニーオークションでは、複数の芸能人が広告であることを明示せず、実際には落札していない商品に対して「安価で落札した」といった嘘をブログに掲載し、ユーザーを誘導していたことが発覚。

つまり、入札数を増やして手数料で稼ごうとしたペニーオークションの狙いがあったということです。ペニーオークションを運営していた関係者からは詐欺事件として逮捕者も出ており、芸能人はステマに加担したと判断され信頼を落とす事態となりました。

③ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)

世界でステマ事例として最も有名なのが、「ソニーエリクソン」のカメラ付き携帯電話の販売促進活動です。

ソニー・エリクソン社は10都市で約60人もの俳優を雇い、嘘の観光客を演じてもらい、新発売のカメラ付き携帯電話で「見知らぬ通行人」に写真を撮ってもらうよう尋ねました。

従来のカメラとは違うモノをみた見知らぬ通行人は、当然商品を気になり始めます。このように、意図的に購買意欲を上げるためコミュニケーションを取り、ユーザーの印象操作を行ったところが問題となりました。 

結果的に、発覚後ユーザーからの信頼が失われ「詐欺商品」と批判される事態となりました。

ステマは違法なのか?

現在日本では、ステマ自体を直接違法とする法律は存在しません。

ただし、意図的に実際よりも良く見せるようなやり方をしている場合は、景品表示法や軽犯罪法に該当する場合があり、違反となります。

たとえ法に触れていなかったとしても、ステマのリスクの大きさを考えると、実施することを考える企業は少ないでしょう。

まとめ

ユーザーを意図的にコントロールしてでも利益を追求する企業、知識不足から知らずのうちに加担してしまう企業。これらの企業が存在する限り、世の中からステマが根絶される可能性は少ないでしょう。

そこで企業として重要なのは2つ。

まずは、ステマに関する知識を身につけ、加担してしまう可能性を極力排除すること。
もう1つは、広告だと相手に知らせながらも、いかにして商品の良さを伝え購買を起こさせるかを考えることです。

企業として長期的にユーザーと信頼関係を築き上げるためには、「何をした方が良いのか」の前に「何をするとダメなのか」を見極めることから初めると良いでしょう。

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アフィリエイト広告で成果を上げ続けるアフィリエイターの思考・極意とは

アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とは成果報酬型広告の一種であり、広告主が指定をしたCVポイントにユーザーが到達した時点で費用が発生するマーケティング手法です。
指定する成果ポイントは商品購入、会員登録、資料請求などさまざまですが、CVをした時点で課金が発生するため、適切な成果報酬の単価設定を行えばCPAを低い水準に保つことができるマーケティング手法であると言えます。

アフィリエイトマーケティングにおけるプレイヤー

アフィリエイトには大きく分けると、

①アフィリエイター
②ASP(Affiliate Service Provider)
③広告代理店

とあり、更に細分化すると②ASPには「バリューコマース」や「A8.net(エーハチネット)」「アクセストレード」「リンクシェア」「afb(アフィリエイト・ビー)」などが存在し、③広告代理店は有象無象のためプレイヤーは多岐に渡ります。

アフィリエイターとは

アフィリエイターとは広告主から間接的に又は直接依頼を受け、実際に成果を上げるプレイヤーのことです。成果を上げる方法例としてはアフィリエイターが所有するメディアに広告を掲載、広告主の商品に特化した専用LPを制作しアフィリエイターが自前で集客することなどがあります。アフィリエイトマーケティングにおいて最も重要なのは直接・間接問わず優秀(≒成果を上げる)なアフィリエイターへと繋がることです。

ASPとは

ASP(Affiliate Service Provider)とは広告主や広告代理店とアフィリエイターを繋ぐプラットフォームです。
広告主はASP上でマーケティングのアフィリエイトプログラムを立ち上げ、成果地点や成果報酬単価を設定します。

その後、ASPに登録しているアフィリエイターはプログラムを見て成果報酬額が魅力的、あるいは得意領域なので成果が出せそう、などの判断軸で広告主のプログラムに参加かを決めます。
尚、各種ASPによって登録されているアフィリエイターの特色は異なるため、ASP毎に得意不得意な業界があります。
また、ASPにはマージンの他、通常初期費用(ASPによって異なります)が発生します。

アフィリエイト広告を自社のマーケティングに活用するには

自社のマーケティングにアフィリエイトを取り入れるには大きく分けると以下3つのパターンがあります。

1 広告代理店に依頼するパターン

広告代理店に複数のASPをマネジメントしてもらい間接的にアフィリエイターへ依頼するパターンです。

メリットとしては、複数あるASPからのレポートや請求フローを統一できることや、代理店は様々な広告主・ASPと取引があるため引き出せる情報量が多いということがあります。

一方で、代理店Feeが上乗せされるためCPAを一定水準まで抑えるにはプログラムの報酬単価を下げる必要があり、優秀なアフィリエイターを募りづらいというデメリットがあります。

2 ASPに直接依頼するパターン

ASPと直接契約しアフィリエイターへ依頼するパターンです。

メリットとしては、代理店Feeが乗らない分、成果報酬単価上げることができ優秀なアフィリエイターが集まりやすい魅力的なプログラムで募集できるという点があります。

一方で、複数のASPと契約する場合、契約や請求処理対応、成果レポートが煩雑になるというデメリットがあり、また代理店を介さない分、アフィリエイターとの距離が近くなるとは言え、通常、ASPはアフィリエイターと広告主に直接接点を持たせないようにしているため(直接取引されてしまう可能性があるため)、アフィリエイターとの距離が近くなるとはいえ繋がりを持つという意味では代理店を介すのと変わらない場合があります。

3 アフィリエイターへ直接依頼するパターン

紹介や個人的に繋がりのある個人事業主のアフィリエイターやアフィリエイトサイトを運営されている企業と直接繋がるパターンです。

メリットとしては、代理店Fee等が上乗せされない、アフィリエイター(企業)と直接コミュニケーションが取れるため施策の反映が早い等のメリットがあります。
その他、(勿論アフィリエイターの能力に依りますが)ITP(※1)対応や、Googleのアルゴリズム変動(※2)への対応、SEOに頼らないリスティングでの集客担保など様々な面で柔軟な対応が可能な方もいらっしゃいます。

一方でASPを介さないため、複数のアフィリエイターを募ることができず、いち個人(企業)の実力に成果が左右されるというリスクがあります。

どのパターンでアフィリエイト広告を活用するか

以上、各種パターンがメリット・デメリットがありますが、契約・請求処理対応の作業コストやレポートの統一、業界におけるナレッジの多さから①広告代理店を通すパターン、が最も多い印象です。
ただ、優秀で信頼のおけるアフィリエイターと直接繋がれる機会があるのであれば、③アフィリエイターに直接依頼するパターンも魅力的です。

※1 ITP(Intelligent Tracking Prevention)とはApple社がユーザーのプライバシー保護を目的とし、iOSのブラウザであるSafariに搭載したCookie付与を防止する機能です。これによりCookieベースで効果計測をしていたツールや広告はSafariでのトラッキングが難しく(≒成果を計測できなく)なりましたが、ブラウザ側で特定のIDを付与することでは回避は可能です(2020年6月時点)。

※2 2017年頃から、Googleのアルゴリズム変動によりあからさまなアフィリエイトページ(≒収益獲得のみを目的とし情報量が少ないとGoogleが判断したページ)が順位下落する傾向が強まり、また今後もGoogleのアルゴリズムは不定期に変動すると考えられます。そのため、昨今のアフィリエイトマーケティングではCPAを一定水準に保ちつつリスティング広告で集客することの必要性が高まりつつあります。

次項では、実際にKAIKOKUに登録しているアフィリエイターの思考・テクニックをご紹介いたします。

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【事例】アフィリエイト専用LPへの集客において、広告運用における定石を逆手に取った方法でCVとブランド認知を獲得

リスティング広告でアフィリエイトLPへ集客する理由とコツ

アフィリエイトでリスティング広告がなぜ効果的なのか??と聞かれるとこがありますが、例えばコンプレックス商材の場合、ユーザーには「夏が近いからすぐに脱毛したい」というニーズがあると思います。

悩みを解決するためにまずは「検索」をすることが多いかと思います。
その際、例えば「脱毛 おすすめ」や「脱毛 人気」などのキーワードで検索しリスティング広告をクリックしていただければそれが商品とのファーストコンタクトになり、ファーストコンタクトの際に説得力のある魅力的なページを用意し、魅力的な商品やサービスを提供しているのであれば自ずと購入、お問い合わせに繋がる可能性が高いです。

勿論、SEOは無料で集客できるため魅力的ではありますが、先述の通りアルゴリズムがブラックボックスのため露出をコントロールできず、また良質なコンテンツでも上位表示されるまでには一定時間とコンテンツ制作コストが必要です。
対してリスティング広告は早くて1時間もかからずとも露出することができスピーディに商品やサービスを売ることができます。
アフィリエイターからすれば少ない広告費で瞬時に売れるわけですから、ダメな時の見切りも早くつけれることもメリットだと思います。

定石とは真逆の広告運用をする

セオリーで言えば、ビックキーワードは競合が多いですし費用が高くなると思われがちだからこそ、ビックキーワードをあえて捨ててロングテールでのキーワードで広く配信し、費用対効果を合わせていくのも業種によっては効果的です。

そもそもビックキーワードに出す理由は売れる可能性が高いキーワードだから出す訳であって、費用対効果が合えば結論良いわけです。

ここのビックキーワードは公式サイトで似たような広告が多いので少し異色な広告をインパクトでポンと出していくとクリック率が高くCPAも安いシンプルかつ大胆な手法で獲得していくということも可能なのです。

適度な選択肢を持たせるLPがキーポイント

広告においてLPの見せ方、ユーザーへの落とし所を仕掛けるLPの構成が非常に重要です。

どういうことかというと、例えば宿泊しているホテルのフロントに「次泊まるならどこのホテルがいいとかありますか?」と聞いたとします。
すると一流ホテルであればあるほど「競合のホテル名」を出したりしませんか?人気のある飲食店さんでも「あそこも美味いですよ」と自分の店ではなく競合の店を教えてくれます。

いいホテルがおすすめするホテル、美味い飲食店がおすすめする飲食店みたいにウチもベストだけどあちらもベストだよと選択肢を広げるLPが効果的です。
つまり「おすすめのBEST3はこちら」というような適度な選択肢を持たせたLPがユーザーを説得させて落とし込むには最適のLPと言えます。

アフィリエイトLPと通常LPの最適化施策は異なる

EC系のLP運用とアフィリエイトLP運用は違いがあるのか??とよく聞かれますが、大きくわけて説明をすればECは健在層に対しイメージを増やして静止画やカラーを変更してより商品にスムーズに誘導することが多いと思います。

対して、アフィリエイトLPは健在層だけではなく潜在層の購買欲を盛り上げるため、タイトルの設定や動的コンテンツ、動くボタンや動画も駆使しユーザーのテンションをいかに上げていくか、という運用が有用という点で違いがあります。更に、徹底的に商品の情報を掲載して他社製品と比較をさせユーザーに他社製品含め選択肢を持たせる比較コンテンツがCTRやCVRの高いアフィリエイトLPといえると思います。

掲載順位を意識した配信を心がける

最適な掲載順位は案件によりけりですが、1位で出す場合が売れる場合もありますがCPCが高く結果CPAが上がってしまうことがあります。

あくまでも経験則ですが、一番効率がいい順位はSEOで1位の上に出る3位あたりが最も効果がでやすい傾向にあります。
広告配信をSEO1位の上に出し続けるようにコントロールし、ビッグキーワードにLPを出すことにより、クリック率が高いSEO1位に「擬態」させてクリックさせるのも効果的な手法です。

アフィリエイトLPへの集客により成果達成だけではなくブランド認知に繋がった事例

アフィリエイターも少なく件数も100件いくかいかないかというような業種の案件で、クライアントの広告担当者も売れるのかな?どうしたら売れるのかな?という感覚で当初はやっていたようです。

いただく成果報酬も5000円でしたので買取をやるアフィリエイターはSEOアフィリエイトで攻めていたようですが、SEOですと先述の通り成果が出るまで時間がかかってしまいます。

ただここのクライアントは成果地点が「お問い合わせ」であり、想定していたリスティング広告のキーワードで検索すると公式の会社様がしかいない。検索数もある。CMも始めた。となれば、強気に主要キーワードで広告を掲載し、サービスのメリットをわかりやすくユーザーに見せ選択肢のあるLPを出せばおのずと成果は出るのではないかという仮説を元に配信しました。

実際、配信してすぐに成果はありました。月間1000件近く獲得できるようなアフィリエイトに変貌しました。当初ビックキーワードで広告を出しており、担当者にはCPC見合うのですか?なんで出してるんですか?とよく聞かれることが多かったです笑

最適なアフィリエイトLPが結果としてブランド認知に繋がる

もちろんCPAは合いました。
リスティング広告の順位調整の徹底とあえてビックキーワードするという勝算がわかった上での配信。

適度な選択肢のあるLPが見事に当たりました。その結果、ユーザーは色々な会社を見たけどやっぱりここが一番いいのかな??という形で認知も広まっていったのではないかと思います。
私の制作したLPがツイッター上で買取ならこのサイト見て!と拡散されていたほどです笑

アフィリエイトが有効なビジネスは多いが、ポテンシャルを発揮できていないケースが多い

ちょっと外部の目線からみて少し視点を変えて配信して成果が出る。
そういうことはアフィリエイトにはよくあります。
ユーザー目線の思考、第3者目線というのが大事になってきます。

時代や文化にアジャストしアフィリエイトマーケティングを進めることがが重要

私からみて、この商品やビジネスとてもいいと思うけどそもそも時代や文化に合った広告の見せ方がよくなかったりとか、サービス内容と金額があってない。
アフィリエイトで言えば成果地点が高くて報酬が少ない。逆によくあるのが成果報酬あげますからなんとかやってもらえませんか?という案件に限って売れにくい商材が多いのも事実です。

何が言いたいかと言えば、ちょっとしたボタンの掛け違いでこの商品は売れていないんじゃないか??ということです。例えば、「サイトのボタンはグリーンが効果的です。」に対して「いやレッドが昔からのコーポレートカラーなんでカルチャー的にレッドです」と自社カルチャーで推し進めたりするパターンはやはり伸び悩むクライアントが多いです。

ちょっととした外部目線を積極的に取り入れつつ、時代や文化にアジャストしていくクライアントは非常に伸びていると感じます。

アフィリエイターには優秀なマーケターが多い

勢いのあるクライアントやIPOしているクライアントさんの共通点には優秀なマーケターや有力アフィリエイターの存在があると私は思います。
その事実を経験もしております。

自分の会社だけど、自社の商品の売り方がわからないからなんとかしてほしい。
ということでアフィリエイターに依頼をするのです。
アフィリエイターや優秀なマーケターは自発的に調査しサイトを作り、トライアンドエラーを経て商品を売っていきます。
そのノウハウをクライアントは共有でき、公式のサイトにも活かせる。ということなのです。

カイコクには現役の隠れたマーケティング実力者が登録しているイメージなのでそういったスペシャリストとパートナーを組んでマーケティングを見直していくのも効果的だと思います。

外部スペシャリストとパートナーを組んで合理的に効率よく進めていくのが今後のスタンダードになりつつなる。そんな気が個人的にはしております。

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