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コンバージョンとは?至るまでの流れや種類を解説!

コンバージョンとは?

コンバージョンとは、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態のことを指します。
例えばコンバージョンとみなすアクションを「サポートページで資料ファイルをダウンロードすること」「アンケートに回答すること」「商品購入」などに設定する場合があります。
つまり、インターネット広告の最終的な費用対効果を明らかにする、もっとも重要な指標になります。

コンバージョンするまでの流れについて

まず「コンバージョン」に至るまでの流れの中で、重要な用語について解説させて頂きます。

  • ・訪問数
    ユーザーがアクションを起こすためのサイト(ページ)に訪れた数。アクセス数。
  • ・コンバージョン数
    コンバージョンを獲得した件数
  • ・コンバージョン率
    訪問数に対し、コンバージョンに至った件数の割合。コンバージョンレート、CVR、転換率ともいいます。
  • ・CPC【 Cost Per Click 】
    有料ネット広告のクリック1回あたりの料金。クリック単価ともいいます。
  • ・CPA【Cost Per Acquisition】
    コンバージョン1件の獲得にかかったコスト

このときにとある化粧品を売っているとした時に「コンバージョン=商品の購入」と定めました。
サイトに訪れるためにかかるお金(コスト)は広告1クリックあたり100円です。
そしてサイトに100人のユーザーが訪れたとしましょう。
そのうち5人が商品を購入=コンバージョンしたとしたら、

訪問数:100

コンバージョン数:5

コンバージョン率:5%

CPC:100円

CPA:2000円

となります。

コンバージョンの種類について

総コンバージョンとユニークコンバージョン

総コンバージョンとユニークコンバージョンの違いは、コンバージョンアクションの総数をカウントするか、コンバージョンアクションが行われたセッション数をカウントするかというものです。

※セッションとは、ユーザーがあるWebサイトにアクセスしてから離脱するまでの一連の行為を指します。

総コンバージョンとはコンバージョンアクションの総数で、同一のユーザーが一つのセッション内で複数回コンバージョンアクションを行った場合も、全て別々のコンバージョンとしてカウントされます。
それに対してユニークコンバージョンとは、セッション単位のカウントになるため、例えば一度のセッションで2回購入手続きを行ったとしてもコンバージョン数は1となります。
両者の違いは、コンバージョンをアクション単位で捉えるか、セッション単位で捉えるか違いになります。

直接コンバージョンと間接コンバージョン

「直接コンバージョン」とは、広告などを出稿し、その広告経由でWebサイトに来訪したユーザーが、サイトを離脱することなくコンバージョンに至ること(およびその件数)を指します。
直接コンバージョンに対して、広告経由で一度Webサイトに来訪したものの、その場ではコンバージョンをせずにサイトを離脱し、その後再度サイトに来訪した際にコンバージョンすることを、「間接コンバージョン」と呼びます。(アシストコンバージョンとも呼ばれます。)

一定数のユーザーは、広告をクリックした後、そのタイミングではコンバージョンに至らず、その後オーガニック検索やメルマガ、もしくは再度広告を経由してサイトやアプリに再訪問しコンバージョンに至ります。
そういった様々な地点でのコンバージョン接点を設けることによって最大限コンバージョンの評価をします。

クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョン

クリックスルーコンバージョンとは、グーグル広告をクリックしたユーザーがサイトに来て、コンバージョンした数です。
それに対してビュースルーコンバージョンとは、メディアサイトに掲載されたグーグル広告を、クリックしなかったユーザーが別ルートで、Webサイトに来てコンバージョンした数を言います。
すなわち広告は目にしたけど、その場ではクリックしなかった。しかし同じ広告を何回も見たことで頭に残り、別ルート(自然検索など)でサイトを訪問し、結果としてコンバージョンが発生した。このようなケースを計測し、露出の広告効果を数値化したのが、ビュースルーコンバージョンです。

まとめ

今回は費用対効果を高めるために必要なコンバージョンの正しい理解と、コンバージョンの定義についてご紹介しました。
コンバージョンは広告の成果が上がっているかの判断基準になります。
大前提として、広告の目的は何かを明確にして、それに沿ったWeb上の目標をコンバージョンとし、今回ご紹介した様々な指標を分析するようにしましょう。

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SEO対策って何をすればいいの?基本から方法まで解説!

Webマーケティングでは、SEO(検索エンジン最適化)がブランド信頼性や長期的成長の鍵となっています。本記事では、SEO対策の基本概念から実践的な方法、最新トレンドまでを網羅し、初心者から上級者までがすぐに取り組める具体的手法を解説します。最新のAI技術やGoogle動向を取り入れた新たな戦略を把握して、効果的なSEO対策を行っていきましょう。

SEOとはそもそも何?

SEOとは

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略語で、検索エンジンの最適化という意味です。言い換えるならば、Webページの評価を上げ、自然検索で検索上位に表示させることを意味します。そして、Webマーケティング業界では、SEO対策と言われると、自然検索で上位表示させサイトへのクリック数(流入数)を増やす施策を示しています。

  • 自然検索(オーガニック検索)からのトラフィックを獲得し、結果としてブランド認知の向上や売上拡大に結びつけることを目的としている。
  • SEO対策は、ユーザーが求める有益な情報を提供し、検索エンジンがその情報を正しく評価できるようサイトを最適化することが基本。
  • 従来のキーワード詰め込みだけではなく、現在ではユーザー体験(UX)やコンテンツの専門性、さらには最新のアルゴリズムアップデートを考慮した多角的な施策が求められている。

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SEOの基本知識

検索エンジンの仕組みについて

SEO対策を実施する上で、まずは「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンがどのように動作しているかを理解することが不可欠です。検索エンジンとは、ユーザーがブラウザの検索バーにキーワードを入力すると、そのキーワードに関連するウェブページをリストアップして表示するシステムのことです。

クローラーがwebページの情報を収集している

検索エンジンには「クローラー」と呼ばれるプログラムがあり、これがウェブ上の各ページを巡回してコンテンツを読み取り、情報を収集します。収集されたデータは、検索エンジンが処理しやすい形式に変換される「インデクサ」というシステムにより整理され、その後、検索データベース(インデックス)に保管されます。

検索キーワードに基づき、形態素解析などの技術を用いてクエリの意味を解釈し、ランキングアルゴリズムに従ってインデックスされた各ページにスコアが付けられます。このスコアリングが最終的な検索結果の順位決定に大きく影響を与えます。

検索ランキングはアルゴリズムで決まる

検索のアルゴリズムは、日々アップデートされ精度が高くになり、キーワードの関連性が高く検索ユーザーにとって有益な情報を検索上位表示するようになっています。

また、定期的にコアアルゴリズムのアップデートにより、検索結果全体の精度がさらに向上しています。

SEO対策は特にGoogleのアルゴリズムに注目しよう

日本の検索エンジン市場では、Googleが約67%、Yahoo!が約27%のシェアを占めており、合わせると約95%に達します。そのため、SEO対策を検討する際は、基本的にGoogleの評価基準に基づいた施策に注力することが推奨されます。

Yahoo!は、Googleの検索エンジンを利用していることがあります。一部、Yahoo!で検索するとYahoo!知恵袋やYahoo!オークションが上位表示されるケースがありますが、基本的にはGoogleのアルゴリズム対策が中心となります。

Googleが求めるSEO対策における考え方

Googleは、検索エンジンとしてユーザーに最も有益な情報を提供するため、単にテクニカルな最適化を行うだけでなく、「ユーザーファースト」の視点を核に据えたSEO対策を求めています。これらの基本的な考え方は、「Googleが掲げる10の事実」にも反映されており、以下のような原則がその核となっています。

◆ Googleが掲げる10の事実

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
  2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
  3. 遅いより速いほうがいい
  4. ウェブ上の民主主義は機能する
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える
  9. スーツを着なくても真剣に仕事はできる
  10. 「すばらしい」では足りない

Googleは、ユーザーにとって本当に価値ある情報提供を実現するための基本方針や評価基準を示しています。これらのガイドラインに基づいたSEO対策を行うことで、ユーザーの利便性が向上し、検索結果の上位表示が期待できるでしょう。以下では、さらに重要なポイントを解説します。

E-E-A-TとYMYLの評価基準

Googleの理念を反映して、サイトやページの品質を評価する際に「E-E-A-T」と「YMYL」の指標を重視します。

◆ E-E-A-T(Experience-Expertise-Authoritativeness-Trust)

  • Experience(経験):実際の体験や実績に基づいた情報が、独自性を高める。
  • Expertise(専門性):専門知識をもとに作成されたコンテンツは、ユーザーに信頼される。
  • Authoritativeness(権威性):外部の評価や引用により、情報の権威性が向上する。
  • Trust(信頼性):情報の正確さと透明性が、最も重要な評価基準である。

◆ YMYL(Your Money or Your Life)

YMYLは「Your Money or Your Life」の略で、ユーザーの経済的安全性、健康、幸福に直接影響を及ぼすテーマを指します。金融、健康、法律、ショッピング、ニュース、政治など、人々の生活に大きな影響を与える情報が該当します。

誤った情報がユーザーの生活に悪影響を与えるリスクを防ぐため、Googleはこれらのコンテンツに対して、特に高い信頼性と正確性を求め、厳しい評価基準を適用しています。

不正行為をしない

Googleは、サイトのランキングを不正に操作するブラックハットSEOを厳しく取り締まっています。ガイドラインでは、不正行為を行わず、ユーザーにとって本当に価値あるコンテンツを提供することが重視されています。正当な手法でサイト評価を上げることが、長期的に安定した成果に繋がるでしょう。さらに、Googleのアルゴリズムは日々進化しているため、常に最新のガイドラインや情報を確認しながら、戦略をアップデートする必要があります。

基本的なSEO対策の方法19選!

1. ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツ作り

ユーザーが検索バーに入力するキーワードの背後には、具体的な疑問や課題があります。したがって、コンテンツ作成時には、ユーザーが何を知りたいのか、どんな情報が役立つのかを徹底的にリサーチすることが重要です

FAQ形式で疑問に答える、事例や実績を交えて解説するなど、ユーザーが抱える問題を解決できる情報を分かりやすく提供します。結果として、ユーザーの滞在時間が延び、信頼性が向上し、Googleの評価も上昇することが期待できます。

2. タイトルや見出しに対策するキーワードを盛り込む

タイトルタグと見出しタグは、検索エンジンがページ内容を理解するための重要な手がかりとなります。これらのタグに主要なキーワードを自然な形で含めることで、ページ全体のテーマや構造を明確に伝え、検索エンジンからの評価を高めることができます。

さらに、見出しタグを使ってコンテンツの階層を整理することで、ユーザーにもわかりやすく、検索意図に沿った情報提供が実現されます。各レベルの見出しに関連するキーワードをバランス良く配置し、全体の文脈を整えることが、効果的なSEO対策の一環となります。

3. 関連コンテンツを拡充させる 

サイト全体として関連するトピックを網羅することがSEO効果を高めます。ユーザーが求める情報に沿った複数のコンテンツを作成し、相互にリンクを張ることで、検索エンジンに対してサイト全体の専門性や網羅性をアピールできるでしょう。

関連キーワードや共起語を効果的に散りばめるとともに、異なる角度から同じテーマを扱う記事を追加することで、ユーザーの疑問に対して総合的に回答できるサイト構造を意識します。

関連キーワードとは、メインのキーワードに関連する、同義語や補助的な語句のことを指します。これらは、ユーザーが検索する際に、メインキーワードとともに使われることが多く、コンテンツの文脈をより豊かにする役割を果たします。

一方、共起語とは、特定のキーワードと一緒に頻繁に登場する単語やフレーズのことです。これらは、コンテンツ内で自然に連携して使われることで、検索エンジンがそのページのテーマや文脈を理解しやすくする効果があります。つまり、関連キーワードと共起語を適切に配置することで、より多角的かつ網羅的な情報提供が実現され、検索意図に沿ったコンテンツ作成に役立ちます。

4. サイトマップを作成する

サイトマップとは、webサイトを検索エンジンに認識させやすくするためのファイルのことを言います。サイトマップには2種類あり、検索エンジン向けのXMLファイルとユーザー向けのHTMLファイルがあります。 XMLファイル(sitemap.xml)では、webサイトのサーバー上に設置することで、クローラーをサイトに呼び込みやすくし、検索エンジンへのインデックスを促す効果があります。

このXMLファイルには、容量や指定できるURLの数に制限があるので、詳しくはGoogle公式サイトを確認してみてください。

一方で、HTMLファイルとはユーザー向けにwebサイトがどのような内容なのかを認識させるファイルです。言い換えるならば、webページの存在を伝えるファイルです。

5. サイト構造を整える

サイトの構造が明確で論理的であることは、検索エンジンとユーザーの両方にとって非常に重要です。例えば、見出しタグとして利用されるhタグですが、h1タグには記事のメインキーワードを含んで見出し設計をすることをお勧めします。

Googleのクローラーは、webページを認識する際に、h1タグを優先的に見ます。そして、h1タグ→h2タグ→h3タグ→h4タグのように、抽象的な見出しから具体的な見出しへと階層を整えることで、クローラーがページの主要テーマやサブテーマを正確に認識でき、SEOの評価も高まります。 

6. URLの正規化をする

SEO対策の一つとして、webサイトのURLの正規化があります。これは、コンテンツの内容が類似しているwebページの複数のURLを一つに統一することを指します。

このURLの正規化をすることで、検索エンジンからの検索順位における評価が分散することを防ぐ効果があり、さらにトラッキング分析における時間の短縮にもなります。

URLの正規化する方法としては、主に2種類あります。

・htaccessファイルを使用し、301リダイレクトして正規化する方法

・canonicalタグを使用してURL正規化する方法

7. 内部リンクを設置する

内部リンクの設置とは、Webサイト内で同じサイトのページのURLを紹介することを指します。この内部リンクを設置することで、クローラーがwebページをインデックスされやすくなり、結果的にSEO効果が高いと言われています。設置する上で大切なことは、以下の項目に注目してみてください。

・関連性、親和性の高いページ同士に設置する

・アンカーテキストはリンク先のコンテンツの中身を要約するような内容にする

・パンくずリストを使用して設置する

・サイト内の共通なナビゲーションで設置する

また、SEOには直接関係はありませんが、内部リンクを設置することでサイト内の直帰率や離脱率を低め、サイト内の回遊率を高めることにも繋がります。

8. ペナルティリスクを避けた自然なリンク配置

リンクの設置においては、過剰なリンク構築や不自然なリンクの貼り付けは、Googleからペナルティを受けるリスクがあるため注意が必要です。自然なリンク配置は、ユーザーが価値を感じるコンテンツに対して、他サイトから自発的にリンクが集まる状態を目指すものです。リンク元の質や関連性にも配慮し、広告目的ではなく、純粋に情報提供を補完する形でリンクを設置することが、長期的なSEO効果を維持するために重要です。

9. タイトルタグや見出しタグの最適化

タイトルタグと見出しタグは、検索エンジンがコンテンツのテーマを把握するための重要な要素です。主要キーワードを含むタイトルは、ユーザーの関心を引くだけでなく、検索結果においてもクリック率の向上に寄与します。

また、各見出しタグ(H1~H6)は、コンテンツの階層を明確に示すため、適切な使い方をすることで、ページ全体の構造が整理され、SEOの評価が高まります。定期的に見直し、最適な表現に更新することが望まれます。

10. メタディスクリプションを作成する

メタディスクリプションは、検索結果に表示される概要文として、ユーザーのクリックを促す重要な要素です。適切な文字数内でページの内容を簡潔にまとめ、主要なキーワードを自然に含めることで、ユーザーに対して魅力的な説明文を提供します。特に、スマートフォンでは表示文字数が限られているため、重要な情報を前半に配置する工夫が求められます。継続的にテストと改善を行うことで、クリック率の向上が期待できます。

11. コンテンツを最適化する

コンテンツの最適化は、メインキーワードの関連キーワードのコンテンツを含めたコンテンツにすることです。言い換えるならば、ユーザーにとって利便性や満足度を意識したコンテンツ制作を心がけることです。

制作で注意しておきたいのが、関連キーワードと関係ないコンテンツを含めない点や関連キーワードを見出しに含めるようにすることです。コンテンツを最適化する上では、既にメインキーワードで上位表示されているページを参考にしてコンテンツ制作を進めてみてください。

12. コンテンツに重複がないかチェック

サイト内に同一または類似したコンテンツが複数存在すると、評価が分散し検索順位が下がるリスクがあります。定期的に重複コンテンツをチェックし、不要なものを削除または正規化することが必要です。canonicalタグの適切な設定や、301リダイレクトを利用して、重複するコンテンツの評価を一元化する施策を講じることで、サイト全体の信頼性を維持し、SEO効果の最大化を図ります。

13. ページの表示速度を向上させる

ページ表示速度はユーザーエクスペリエンスに直結し、Googleの評価指標にも大きく影響します。画像圧縮、キャッシュの利用、コードの最適化など、多角的な施策により読み込み速度を改善することが求められます。

中でもモバイルユーザーにとって高速なページは、離脱率低下に寄与し、結果としてサイト全体の評価向上に結びつきます。

14. SEO効果を定期的に計測し、改善サイクルを回す

SEOは一度施策を行えば終わりではなく、継続的な改善が必要です。Google AnalyticsやSearch Console、SEO診断ツールを活用し、定期的にサイトのパフォーマンスや各ページの順位、被リンクの状況などをモニタリングします。

得られたデータをもとに、問題点を洗い出し、改善策を実施するサイクルを確立することで、持続的な効果を実感できるSEO戦略が構築されます。

15. モバイルフレンドリーなサイトにする

モバイルフレンドリーでは、モバイル端末に適用したコンテンツ制作を心がけてください。現在、モバイル端末の利用率が増えたことにより、PCサイトのSEO対策に加えて、SP用やタブレット用のSEO対策も重要視されています。主なモバイルフレンドリーなサイト制作のポイントとして、下記などが挙げられます。

・テキストが見やすく、読みやすいコンテンツ

・横方向のスクロールを使用しないこと

・AMPページを適用すること

モバイルフレンドリーなサイトにするためには、PC用のHMTLとSP用のHTMLを分けて表示させることをオススメします。

16. E-E-A-Tコンテンツにする

Googleは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trust(信頼性)を総称したE-E-A-Tを重視しています。コンテンツ制作にあたっては、実際の経験や専門知識に基づく情報提供を徹底し、信頼性の高い引用やデータを盛り込むことで、サイト全体の品質評価を向上させることができます。特にYMYL領域では、これらの要素がさらに厳しく求められるため、細部にわたる配慮が必要です。

17. 外部サイトから被リンクを設置してもらう

被リンクとは、外部のwebサイトからURLを貼ってもらうことです。重要なポイントは、被リンクの総数ではなく、ドメインの数に注目する点です。つまり、リンクを貼られているサイトの数が重要になってくるのです。言い換えるならば、Twitter上で5リンク貼られているよりも、5サイトからリンクを1つずつ貼られている方が価値が高いと言われています。

また、リンクを貼られているサイトが良質なサイト、または関連性の高いサイトであることも重要です。

18. SNSを利用する

SNSを利用するメリットは、SNS上で拡散されURLをシェアされる(被リンク)が増えるからです。拡散してもらうポイントとしては、フォロワーを増やす点や拡散しやすいコンテンツにする点などがあります。近年では、SEO対策をする上でSNSの利用は必須になっているので、参考にしてみてください。

19. サイテーションを利用する

サイテーションとは、外部のサイトからサイト名/企業名/電話番号などの基本情報が普及されていることを指します。サイテーションは、影響力が高いweb媒体で紹介してもらう方が普及しやすいです。そのため、媒体シェアをされやすいサイトに問い合わせてみること_おすすめします。

Googleはこのサイテーションに関して、公式な発表はしていないので、ここで紹介した対策の中では優先度は低い可能性があります。

SEO対策するメリット

長期的な集客効果が見込める

SEO対策は、一度上位表示が実現すれば、その後も自然検索からの継続的なトラフィックが期待できる施策です。初期段階では時間と労力が必要ですが、質の高いコンテンツと適切な技術対策を積み重ねることで、長期的な集客基盤が確立され、広告費に頼らない安定した訪問者獲得が可能となります。

さらに、定期的なサイト更新や内部リンクの最適化により、検索エンジンの評価が持続的に向上し、結果としてブランドの認知度や市場での信頼性も高まるため、長期的なマーケティング戦略の中核をなす施策と言えます。

信頼性とブランド力の向上

高品質なSEO対策を実施することで、ユーザーにとって信頼できる情報提供が実現し、結果としてブランド力が強化されます。

Googleは、上位表示されるサイトに対して信頼性を重視するため、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の向上が不可欠です。具体的には、独自のデータや実績に基づく情報、専門家の意見を盛り込み、透明性のあるコンテンツを提供することで、ユーザーからの信頼が得られ、ブランドイメージの向上に直結します。

こうした取り組みは、口コミやリピーターの増加を促し、長期的なブランド価値の向上に寄与するため、SEO対策の重要な成果の一つとなります。

コンバージョン率の改善

SEO対策は、単にアクセス数を増やすだけでなく、ユーザーのニーズに応えるコンテンツ制作と効果的なサイト設計によって、コンバージョン率の向上にも寄与します

ユーザーが求める情報に対して適切なアクションを促す設計や、分かりやすいCTA(Call To Action)の配置、内部リンクを通じた情報の整理は、訪問者が最終的な目的(問い合わせ、購入など)に到達しやすくするために有効です。

こうした施策により、訪問者がサイト上でのアクションを起こす可能性が高まり、結果として収益性の向上やビジネス成果の改善が期待できるため、SEO対策は直接的なコンバージョン向上戦略としても大きな役割を果たします。

SEO対策のデメリット

効果を実感するまでに時間がかかる

SEO対策は、すぐに結果が出る施策ではなく、成果を実感するまでに数ヶ月から1年程度の期間が必要な場合が多いです。

初期の取り組みでは、コンテンツの充実や技術的な最適化をじっくり実施し、定期的な改善サイクルを回すことが不可欠です。SEO対策は短期的な結果を焦らず、忍耐強く取り組む姿勢が求められます。

継続的に改善しなければならない

SEOは一度施策を完了したら終わりではなく、検索エンジンのアルゴリズムの変動や市場のニーズに合わせて、常にサイトの改善を続ける必要があります。新しい技術や競合の動向、ユーザー行動の変化に対応するため、定期的なサイト監査やコンテンツ更新が欠かせません。

定期的な改善サイクルを確立することで、サイト全体のパフォーマンスが常に高い状態に保たれるため、継続的な努力が求められる点がデメリットと言えるでしょう。

専門知識が求められ、初期投資が必要な場合がある

効果的なSEO対策を実施するためには、技術的な知識やマーケティング、コンテンツ戦略など多岐にわたる専門性が必要です。自社内に十分なリソースがない場合、外部の専門家やコンサルタントに依頼する必要があり、これに伴う初期投資や運用コストが発生します。

特に、競争が激しい市場では、最新ツールの導入や専門知識を有するスタッフの配置が不可欠となり、追加の投資負担となる可能性もあるでしょう。こうした初期コストがかかるため、事前に十分な予算計画と戦略が求められます。

SEO対策で活用したい無料ツール

Google Analytics

Google Analyticsは、ウェブサイトのアクセス状況を詳細に把握できる無料ツールです。たとえば、訪問者数やユーザーの行動パターン、サイト滞在時間、離脱率などをグラフや数値で示してくれます。これにより、どのページが特に人気であるか、ユーザーがどの経路でサイトにたどり着いているかが明確になります。

また、カスタムレポートやゴール設定を活用することで、特定の目標(例:商品の購入、問い合わせの完了など)に至るまでのユーザー行動を追跡し、どの施策が効果的かを数値で評価できます。こうしたデータ分析により、サイトの改善ポイントが具体的に見えてきて、より戦略的なマーケティング施策を打ち出すための土台となります。

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Google Search Consol

Google Search Consoleは、サイトのインデックス状況や検索パフォーマンスを管理できる公式ツールです。具体的には、どのキーワードでサイトが表示され、どれだけのクリックを獲得しているか、平均掲載順位はどの程度かといった情報が得られます。

また、クローラーがサイト内を正常に巡回できているか、クロールエラーやセキュリティ上の問題がないかも確認できるため、サイトの不具合を早期に発見し修正することが可能です。

さらに、XMLサイトマップの送信や特定URLのインデックス除外設定など、サイト全体のSEO最適化をサポートする機能が充実しているため、サイトの健康状態を常に把握し、効果的な対策を講じる上で非常に重要なツールとなっています。

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PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、Googleが提供するサイトの読み込み速度を評価するツールです。ユーザーがウェブページにアクセスした際のロード時間を、デスクトップとモバイルの両方でスコアとして表示し、具体的な改善提案を提供します。たとえば、画像ファイルの圧縮、キャッシュの利用、コードの最適化、さらには不要なリソースの削減など、ユーザー体験を向上させるための具体策が示されます。

中でもモバイルユーザーにとって、迅速なページ読み込みは離脱率の低下に直結するため、モバイル向けの最適化は非常に重要です。これらの提案に基づき改善を行うことで、検索エンジンの評価も上がり、結果としてSEO効果が向上します。

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SEO対策に効果的な有料ツール

有料ツールは、膨大なデータを総合的に解析し、競合との比較やキーワードランキング、被リンクの質など、さまざまな視点からサイトの現状を評価するのに役立ちます。ここでは、おすすめの有料ツールを3つ紹介します。

TACT SEO

TACT SEOは、総合的なSEO診断と競合分析が可能な有料ツールです。サイトの内部構造、コンテンツの質、外部リンクの状況など、多角的な視点からサイトのパフォーマンスを評価します。さらに、キーワード順位の推移や競合との差分分析などを提供し、実践的な施策に役立つ情報を迅速に把握できます。

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Ahrefs

Ahrefsは、被リンク分析とキーワードリサーチに特化した有料ツールです。広範なデータベースをもとに、競合サイトの被リンクプロファイルやランキング状況を詳細に分析できます。戦略的なリンク構築やコンテンツ制作をサポートするため、SEO担当者にとって欠かせないツールと言えるでしょう。

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SEMrush

SEMrushは、SEO、コンテンツマーケティング、競合分析、広告戦略など、多岐にわたるマーケティング分野で活用できる統合型ツールです。キーワード分析、ランキングチェック、被リンク監視など、幅広いデータを提供し、サイトの強みや弱みを包括的に評価できます。マーケティング全体の戦略を立案する上で、重要なデータソースとなるツールです。

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SEO対策に関するQ&A

SEO対策に必要な予算感は?

SEOの総合コンサルを依頼する場合には、月額30万円以上が相場となり、大きくなると100万円以上になります。記事やレポート作成などのコンテンツ支援だと月額で数万〜50万円が相場です。SEO対策に必要な予算は、サイトの規模や業界の競争状況、目標とする成果により大きく変動します。年間で数百万円規模の投資が必要になるケースもあります。SEOは初期投資としてサイト設計やコンテンツ制作の外注費用が発生することも考慮し、長期的なROI(投資対効果)を意識した計画的な予算配分が成功の鍵となります。

SEO対策で失敗しやすいことは?

SEO対策で陥りやすい失敗としては、まず過剰なキーワード詰め込みや、不自然な内部・外部リンク構築など、ユーザー体験を損なう手法が挙げられます。さらに、ユーザーの検索意図を無視したコンテンツ作成や、サイトの技術的な最適化(ページ速度、モバイル対応、内部リンク構造など)を軽視することも失敗の要因です。加えて、一度対策を実施しただけで成果が持続すると誤解し、定期的な見直しや改善サイクルを怠ると、アルゴリズムの変動に対応できず順位が下がるリスクがあります。常に市場の動向やユーザーのニーズを把握し、柔軟に対策を更新する姿勢が、成功するSEO戦略には不可欠です。

SEO対策のご相談なら『BLAM』にお任せ!

出典:https://blam.co.jp/

『株式会社BLAM』は、デジタルマーケティングのDX事業を中心に、SEO対策を含む幅広いサポートを提供しています。

Web広告、クリエイティブ制作、CRM、さらにはWebサイトの構造改善まで、あらゆる課題に対して最適な戦略を提案し、実行支援を行っています。また、複業マッチングサービス「カイコク」を運営しており、さまざまなデジタル人材へのアサインが可能。SEOに必要な各種施策を一括してサポートする体制を整えており、500社以上の実績を背景に、企業の課題解決に貢献しています。

カイコク

経験豊富な専門チームが、最新のSEO技術と市場動向を踏まえた最適なソリューションを提供するため、SEO対策でお悩みの方は、ぜひ一度、無料相談から始めてみてください。

株式会社BLAM

会社名株式会社BLAM (ブラム)
ホームページhttps://blam.co.jp/
所在地東京都品川区西五反田7丁目7−7SGスクエア8F
事業内容■ クラウド型マーケティングDX支援サービス■ マーケティングDX事業■ 研修・人材紹介事業

今後のSEO対策トレンド

生成AIの活用とコンテンツ自動化

近年、生成AI技術の急速な進化により、コンテンツ作成プロセスの効率化と質の向上が注目されています。これまでのSEO対策では、手作業で行われていた記事のリサーチや執筆、リライトが自動化ツールにより大幅に短縮され、時間と労力の節約が可能になりました。生成AIは、膨大なデータを迅速に解析し、関連するキーワードやトピックを自動的に抽出して文章を生成するため、一定の品質を保ちながら多様なコンテンツを生み出せます。

ただし、完全自動化には限界があり、最新情報や独自の視点、具体的な体験談などは人のチェックが不可欠です。つまり、生成AIをドラフト作成の補助ツールとして活用し、その後の人力による精査と編集で、ユーザーにとって本当に有用でオリジナルな記事を仕上げることが、今後のSEO対策の大きな流れとなるでしょう。

AI Overviewへの対応

Googleが進めるAI Overview(旧SGE)は、検索結果の上部に自動生成された回答を表示する新たな試みです。これにより、ユーザーは検索クエリに対して直接回答を得られる一方で、従来のクリック数が減少する「ゼロクリック検索」が増加する懸念もあります。

企業やサイト運営者は、従来のSEO施策だけでなく、ユーザーが直接情報を得た後の行動(たとえば、詳細情報への誘導や、コンバージョンポイントの設置)に注力する必要があります。つまり、AI Overviewによる検索結果の変化に対しては、単に上位表示を狙うだけでなく、ユーザーが次のステップに進みやすいような、強力な内部リンク構造や魅力的なコールトゥアクションの実装が求められるでしょう。

経験から得た独自性と専門性の強化

生成AI技術の普及により、基本的な情報提供は自動生成が可能な時代となっていますが、ユーザーに真の価値を提供するのは、企業や個人ならではの実体験や専門知識に基づく独自性の高いコンテンツです。Googleは、E-E-A-Tの観点から、実際の体験や専門家の知見が反映された情報を特に評価します。

競合が大量の自動生成コンテンツを公開するなか、自社のサイトでは、具体的な事例や独自の調査結果、現場のノウハウを盛り込むことで、信頼性と説得力を高めることが可能です。

SEO対策を今すぐ実践して飛躍的に向上させよう!

いかがだったでしょうか。今回の記事では、SEOの基礎知識から実践的な施策、さらには最新トレンドまでを網羅し、サイト全体のパフォーマンス向上を目指すための具体的な手法を解説しました。この対策を行ったら、絶対にSEOの順位が上がるということはありません。ですが、大切なことは、ユーザーにとって有益な情報を発信しているかがポイントになってきます。ユーザーファーストのアプローチや高品質なコンテンツ作成、技術的な最適化を通じて、長期的な集客とブランド力向上が実現します。

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WEBサイトのシンボルマーク!ファビコンとは?

ファビコンとは

ファビコン(favicon)とは”favorite icon”の略で、WEBサイトのシンボル・イメージとして用いられるアイコンのことです。

  • ブラウザでWEBページを開いた際のアドレスバー、タブ部分
  • WEBページをショートカットに設定した際のアイコン
  • 検索結果ページでのアイコン

主にこれらのような場所で用いられており、
複数のタブを開いてWebページの閲覧しているときや、お気に入り・ブックマークを表示させた際にサイトやページを判別する目印となります。
ブラウザを開いたときにタブに表示されている様子がこちら。

黄色い枠に囲まれているのが「ファビコン」です。
一度は見たことのある方がほとんどではないでしょうか?

ファビコンを設定するべき理由

ファビコンは簡単に設定できる(後述)のにも関わらず、下記のような利点があります。

  • 目立つので、瞬時に何のサイト・サービスなのかをユーザーに認識してもらうことができる
    ファビコンは主に閲覧中のタブに表示されます。また、検索結果画面にも表示されるため、潜在層にサイトを認知してもらうことができます。
  • WEBサイトの信頼性が上がる
    ファビコンやアイコンはWEBサイトのシンボルであり、同時にブランドのアイデンティティと言えます。
    よく見るマークに対して、ユーザーは親近感を持ちやすくなる傾向があります。
  • ブランディングの手助けとなる
    お店や会社のロゴを見ればどのブランドかわかるように、ファビコンはWEBサイトで扱うコンテンツのブランディングの一助ともなります。
    サイトの認知度が低い場合はそれほど効果的ではありませんが、有名サイトになればアイコンだけで認知されるようになります。

ファビコンに最適な画像サイズは?

ファビコンのに最適な画像サイズは、その表示場所が複数あること、WEBサイトを閲覧するブラウザによっても表示されるサイズが変わることから、ひとつに定めることはできません。
一般的に推奨されているサイズは以下の通りです。

・16×16

・24×24

・32×32

・48×48

・64×64

・128×128

・256×256

各ブラウザのタブに表示されるファビコンは「16px × 16px」のサイズ、ブックマークアイコンに使用されるファビコンは「32px × 32px」のサイズで表示されることが一般的です。
また、IEでは「48px × 48px」のサイズが使用されています。
最近ではスマホでの表示に対応をしているWEBサイトが増えており、モバイル版のファビコンはPC版に比べて解像度が倍以上になるため、「256px × 256px」以上の大きいサイズの画像も必要となります。

このようにデバイスやブラウザによってかなり色々な画像サイズが必要となるものの、後述するジェネレータで「.ico」形式のファイルを作成するとこれらをひとつにまとめることができ、さらに適した場所で適したサイズの表示がされるようにもなります。

ファビコンの作成・設定方法

ファビコンを設定するのには、大きく3つのステップがあります。

1.画像を作成する

まずはファビコンに用いる画像を制作しましょう。
WEBサイト専用のものを新しく作成しなくても、会社やサービスのロゴでももちろん構いません。ただし、正方形で作成することをお忘れなく。
ファビコンは先述した通り、一般的には「16px × 16px」のサイズで使用されることが多いですが、表示される場所によっては「32px × 32px」や「24px × 24px」で使用されることもあります。

そのため、複数サイズの画像をひとつのファイルにまとめることができる「.ico」の形式に変換するのが最も使いやすい形と言えます。
そこで変換するために、画像作成段階では最大のサイズ(256px × 256px)の「.png」で書き出すと良いでしょう。

2.変換サイトで拡張子を変換する

「.ico」形式への変換に便利なツールをご紹介します。
いずれも無料で使うことのできるツールですので、ご自身に合っているものをご使用ください。


favicon.cc

「favicon.cc」は海外のファビコン作成ツールです。会員登録やツールのダウンロードが必要ないため、すぐに手軽に使うことができます。
ファビコンの作成には、使用するカラーを選択し、ページ中央にある枠内で作成を行います。
ソフトをダウンロードする必要なく、WEB上で使うことができるツールなので、スピーディーに制作をしたい方におすすめです。


Favicon generator

「Favicon generator」も海外のファビコン作成ツールです。
このツールも先ほどと同じく、会員登録やソフトをダウンロードする必要なく利用することができます。WEB上で簡単に使いはじめることができるので、とても便利です。ページ中央の枠内でファビコンを直感的に作成できます。

3.サーバーのルートディレクトリに.icoファイルをアップする

「.ico」形式のファイルさえ作成してしまえば、あとは簡単。
WEBページのサーバーのルートディレクトリ( / )にこのファイルをアップするだけです。
ファイル名を「favicon.ico」としておくことで、適した場所で適したサイズで表示されます。

まとめ

ファビコンは、絶対に必要なものではないものの、ユーザーの利便性、ブランディングにおいてはとても重要な項目です。
設定は簡単でありながら様々なメリットがあるため、ぜひ設定してみてください。

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ビジネスを加速させる「フレームワーク」とは? 

マーケティングや開発に従事している方は、フレームワークというものを一度は使ったことあるのではないでしょうか。

  • ・そもそもフレームワークとは何なのか?
  • ・なぜフレームワークという考え方が存在するのか?

など、根本的に疑問に持っている方は少なからずいるかと思います。
そこで、今回の記事ではフレームワークの基本的な説明からビジネルで活用できるフレームワークの考え方を紹介していきます!

フレームワークとは

フレームワークとは、日本語だと枠組みや骨組みなどの意味を表し、内容を埋めるための外枠の部分を定義したものになります。と言ってもイメージしにくいと思いますので、具体例を記載いたします。

例えば、マーケティングにおいてよく聞くフレームワークだと3C分析というものがあります。これは、3C(Customor: 顧客, Competiter: 競合, Company: 自社)について分析を行うことで、自社の現在の状況を分析することを可能とするフレームワークになります。

こちらはCustomor: 顧客, Competiter: 競合, Company: 自社を分析すればいいという外枠の部分だけが定義されており、実際の分析内容については言及されておりません。
しかし、この枠組みに合わせて内容を埋めていくと、自然と自社の状況を分析しやすくなります。このように、ある目的に対して幅広い状況でも応用できる枠組みのことをフレームワークと言います。

これらは先人の知恵の結晶を抽象化したものであることがほとんどで、ビジネスの場でも大きく活躍します。ビジネスの場でフレームワークを使うことについての重要性については下記の記事で記載しておりますので是非ご覧ください。

マーケティングフレームワークプロ記事のリンク

フレームワークのメリット・デメリット

フレームワークを利用することによってどのようなメリット、デメリットがあるのかをご紹介いたします。

メリット

作業時間を削減できる。

目的に適したフレームワークを利用することによって、この目的を達成するためにはこれらについて考えればいいという枠組みが提供されます。そのため本来ならば作業として必要な、「何について考えればいいのかを考える」というフローを削減できるので、作業時間を削減することが可能になります。

費用対効果が期待できる。

先人の知恵の結晶によって作られた枠組みのため、それらに沿って作業を取り組むだけでも一定以上の結果を得ることができる。例えば、マーケティングについての知識が浅い人でも、3C分析に取り組むことで自社の状況を一定以上は明らかにすることが可能になる。

デメリット

フレームワークだけに頼ると革新的なビジネスを作りにくい。

フレームワークとは、既にある課題を解決してきた枠組みであるため、それだけを活用していると既存のビジネスモデルから大きく離れた革新的なビジネスを生み出しにくくなってしまう。
フレームワークただ利用すればいいというわけではなく、フレームワークを利用した結果を基に独自の仮説を立てることや検証を行うことも重要になります。

ビジネスでよく使われるフレームワーク

3C分析

上記で例として何度も出てきた3C分析ですが、既にご紹介した通り、このフレームワークは3C(Customor: 顧客, Competiter: 競合, Company: 自社)を分析することで、自社の状況を明確にしやすくするためのフレームワークとなります。

SWOT分析

SWOT分析とは、自社の内部環境とそれを取り巻く外部環境を正しく分析し、経営戦略を導き出す分析方法です。自社の内部環境に当たるのが、Strength(強み)、Weakness(弱み)。外部環境に当たるのが、Opportunity(機会)、Threat(脅威) になり、これら4つの頭文字をとって、SWOT分析と呼ばれます。

こちらにつきましても、詳細については下記でご紹介しておりますのでよろしければご覧ください。

SWOT分析から考える戦略設計|3つのステップ

4P分析

4P分析とは、どんな製品(Product)を、いくら(Price)で、どこで(Place)、どのように(Promotion)これらの頭文字が「4P」の由来であり、別名「マーケティングミックス」とも呼ばれています。

商品の新規参入を計画、もしくは既存商品のマーケティングを見直すときにこれら4つの領域で情報をまとめることで、自社商品が持つポテンシャルを把握するのに役立ちます。

例えば製品(Product)であれば、商品名、機能・品質、デザイン、アフターサービス、保証などを考える必要がありますよね。それぞれ4つの項目において競合にはどんな特徴があるのか、自社の強みは何かという視点で分析する必要があります。

STP分析

STP分析とは、Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)、の頭文字を取って名付けられた分析手法です。

セグメンテーションは、市場の細分化(ユーザーをニーズ毎にグループ分類すること)を意味します。次にターゲティング、これは細分化したグループの中から、どの市場(ユーザー)を狙うのかを決めるものです。そして最後にポジショニング。これはターゲットに設定した市場における、自社の立ち位置を明確にすることです。主に競合他社との差別化要因を見極めるために行う場合が多いです。

基本的に「全てのユーザーを狙った商品は、結果的に誰からも必要とされない」というのが、マーケティングを考える上で忘れてはならない前提条件です。それは、一つの商品やサービスで全てのユーザーニーズを満たすことができないからです。その前提を把握した上で、新たなビジネスやサービスを展開する際には、まず自社を取り巻く環境を把握してから、どの市場(ユーザー)を狙い、どのような立ち位置でアピールしていくか、最も効果的な手段を決定するために重要なプロセスがSTP分析なのです。

STP分析は、環境分析(3C分析・5F分析・PEST分析・SWOT分析など)と施策立案(4P)のちょうど中間に位置し、企業におけるマーケティング活動の中でも、要の分析だといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事ではそもそもフレームワークが何なのかというものから、メリットデメリット、有名なフレームワークに至るまでご紹介いたしました。
本記事でご紹介したフレームワークや、ご紹介できなかったものについても本メディアの別記事でも詳しくご紹介をしておりますので是非ご覧くださませ。
本記事を読んでいただいた皆様が、先人の知恵の結晶であるフレームワークを上手く活用してビジネススピードを上げることができれば幸いです。

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発想力の向上効果があるマインドマップの書き方を解説!

新しいことを考えること、覚えることが苦手、今までになかったアイデアや解決策を思いつくのが難しい、と感じているあなたは、もしかしたら効率的な思考法をしていない可能性があるかもしれません。

マインドマップとは、人間の脳の仕組みに合った発想・思考法です。書き方を理解すれば、記憶力や発想力を高める効果が期待できるとされています。
しかし、マインドマップと聞いて、「実際どうやって行えばいいの?」という意見が多いと思います。
そこで今回はマインドマップの概要や書き方、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

マインドマップとは

特徴

マインドマップとは、学習能力や理解能力を高めるための脳の使い方のことです。1970年代に活躍した英国人作家トニー・ブザン氏が「マインドマップ」という言葉を世に広め、現_在の使い方が確立されました。
マインドマップは、用紙の中央に議題となるメインテーマを配置して、テーマから連想されるアイデアや情報を線で繋げながら、分岐させるように放射状に展開していく思考方法です。
マインドマップの他にも「アイデアマップ」や「スプレー図」「メモリーツリー」など複数の呼び名が存在しています。

目的

マインドマップを作成するには、関連するキーワードを連想したり、想像したりしながら整理する力が必要になるため、作者の記憶力・理解力・発想力を向上させる目的として使われます。
また、頭の中にあるアイデアや複雑なテーマを、一枚の絵のように全体を俯瞰できる図形として可視化できるようになります。
作成した図は各要素が分解され、線で関連付けられた図形になりますので、複雑な発想や計画を理解するための資料として、他者を助ける目的にも利用可能です。

効果

マインドマップでは、脳にある意味記憶の構造に適した方法で頭を使うため、物事の記憶能力や理解能力を向上させる効果があります。
また、メインテーマを構成する要素を文章ではなくキーワード(2から3つの単語)で繋げていくため、複雑な内容でもコンパクトな空間にまとめて表現できるメリットがあります。
活用するすることにより、理解しがたい複雑な問題でも目に見える形にしながら理解する方法としてとても効果的です。複雑と感じる部分を具体化することで、行動に移すための意思決定能力も向上するとされています。

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マインドマップの書き方について

マインドマップの書き方

マインドマップ作成する際は、用紙の中心に議題となるメインテーマを書くことからはじめます。関わっているプロジェクト名や問題点、目標など、解決するべき事柄や学びたい事を用紙の中心に配置しましょう。

次に、関係するキーワードをメインテーマから木の枝が分岐するように線でつなげて追加します。マインドマップでは、各要素をつなげる線のことを「枝(ブランチ)」と呼びます。
例えば、「Webサイト作成」というメインテーマなら、「目的」「コンテンツ」「デザイン」など連想される要素をそれぞれひとつずつブランチで繋げ、その後は、追加した各キーワードをさらに詳細に分解していきます。
「Webサイト作成」→「目的」と繋がっている項目では、「集客」「自社紹介」「物件管理」など、連想されるキーワードを繋げてみましょう。ここで重要なのがテーマに関するキーワードを出し切るまで続けることです。

出し切った後は、重要度が高いキーワードをメインテーマの近くに再配置したり、すぐに行動に移せる事柄を末端に持ってきたり、関連性によって各キーワードを並べ替えて整理します。
情報を整理しながら全体を俯瞰して観察したり、各キーワードの関係性を考えたりすることで、問題に集中し記憶力・理解力・発想力が高まった状態になります。

マインドマップのルール

マインドマップを提唱したトニー・ブザン氏によると、マインドマップには以下の12のルールというものがあるとされています。

  • ・無地の用紙を使う
  • ・ブランチは曲線で
  • ・用紙は横長で使う
  • ・強調する
  • ・用紙の中心から描く
  • ・関連づける
  • ・テーマはイメージで描く
  • ・独自のスタイルで
  • ・1ブランチ=1ワード
  • ・創造的に
  • ・ワードは単語で書く
  • ・楽しむ

それぞれのルールには守るべき理由があるのですが、そもそもマインドマップとは情報を効率的に深く理解するための道具です。
いくら上記にある全てのルールに従ったマインドマップを作成しても「情報を深く理解できた」という効果がなければ無意味になります。

あくまでマインドマップを活用するということは、アイデア出しであったり、自分が考える思考の幅を広げることを目的としているため、自分が使いやすいルールに沿って行うことが重要となります。
ただ初めてマインドマップを作成する人はどの基本ルールを意識するかがわからないと思いますのでここでは最低限のルールをご紹介します。

・用紙の中心にテーマを書く

まずは用紙の中心にテーマとなるキーワードを書いてみましょう。なぜ中心にテーマを書くのかというと、ここから放射状に項目をつなげていくためです。たとえば、「今週の予定」「TO DO管理」「プレゼンのアイデア」など、思考を整理したいと思うテーマを書きます。

中心にくるテーマについては、連想を引き出すためにイラストをつけることや、カラーペンを使って簡単な図やイラストを描いてみたり、アプリでシート上に画像を挿入してみたり、テーマを視覚的にとらえられるようなイラストをプラスすることもおすすめです。
なお、真ん中にくるテーマは、「中心イメージ」「セントラルイメージ」「メインテーマ」などと呼ばれています。

・放射状に線でキーワードを繋いでいく

たとえば、「今週の予定」→「ドライブ」→「海」「山」「公園」といった具合で、連想するキーワードをどんどん線でつないでいきます。
簡単にいってしまえば、連想ゲームのようなものです。マインドマップではこの「連想」という要素が生きてくる点が特徴で、ふと新しい発想やひらめきにつながることも少なくありません。

・1つの線に、1つの単語

メモのようにして、あれこれと書き込みたくなることがあるかもしれませんが、マインドマップには「1つの線に、1つの単語」が原則となっています。
「文章」で書いてしまうとその内容に思考が引っ張られてしまいますが、「単語」ならばそこから連想できることが多いためさらに新しい発想やアイデアが生まれるかもしれません。

・主要な線を太くして強調する

マインドマップでは放射状に線を描いていきますが、そのときにメインとなる線については太くするというルールがあります。
線の太さを変えて描かれていると、何が重要なのか視覚的にとらえやすくなることが理由です。
主要な部分を強調する際は、まず最初にマインドマップを完成させ、全体を把握した上で、重要度に応じて強調する線を太くすることがおすすめです。

・色を使ってビジュアル的にわかりやすくする

マインドマップでは、単語を線でつないでいくだけでそれらしいものを作成できます。
しかし、色を上手に使うことで、よりわかりやすいマインドマップを描けると思います。
たとえば、「今月の予定」がテーマであれば、「買い物」「仕事」「趣味」など、カテゴリによって線の色を変えてみるとグルーピングしやすくなり、視覚的にわかりやすくなるため記憶力や想像力のアップにつながると考えられます。

効果的に作成するポイント

効果的にマインドマップを作成するポイントとして、以下の3点を意識して作成してみましょう。

・大きな用紙の中央から書き始める

用紙を大きなものにすれば、アイデアを書き込むスペースが増えます。マインドマップは、想像力を働かせながら内容を出し切ることで最大限に効果を発揮します。
書き込むスペースが少なくなると比例して発想力も縮小してしまいますので、スペースは十分にとりましょう。

・抽象的なアイデアから具体化する

枝を伸ばすときには、抽象的なアイデアから徐々に具体化していくほうがスムーズにキーワードを増やしていくことができるのでおすすめです。

・アイデアを追加して細分化する

最初は気付かなかったキーワードや関係性は後から記入することにして、どんどん枝を伸ばしたほうがマップの作成が簡単になります。
また、時間をかけて問題を細分化しながらアイデアを出したり、違う枝同士の関係性を矢印で繋げたりすることで、脳が十分に活性化されます。
新たなアイデアや今まで気づかなかった方法を発見できる可能性が増えますので、アイデアの追加や気付いた関係性はどんどん追加するようにしましょう。

マインドマップのメリット・デメリット

メリット

・キーワードで書くため時間がかからない

メモやノートをとるときに、文章で記録すると時間と手間がかかります。
しかも、ノートを書いても多くは記憶に結びつかないといわれています。
重要ではない言葉まで読む必要があるので、時間がもったいないという側面もあります。
マインドマップではキーワードで情報を整理していきますが、細かな文章まで記録しなくても、忘備録にはなるものです。
単語で関連性を示しながらまとめていく作業によって時間の短縮につながります。
また、文章で長々と記述するものではないので、紙一枚で済むというメリットもあります。

・放射状に広がるマップが視覚的にわかりやすい

通常、上から順に文章を追っていかなければ、必要な情報までたどりつけないと思います。
それに対して、マインドマップは放射状に広がった地図のようなものであるため、全体像をとらえやすくことやあとから必要な情報をいち早く参照できるようになり、視覚的にわかりやすくなる点がメリットとなっています。

・連想によって思考やアイデアが広がる

マインドマップでは単語ベースで放射状の図によって思考を整理していきますが、これを作る過程において「連想」が生じます。
単語ベースで頭の中にあることを書き出していくことや、それを放射状に線でつなぎながらマインドマップを作成していくことで、関連性のある事柄についての発想が広がり、新たな思考やアイデアが生まれるでしょう。

・覚えたこと、考えたことが記憶に残りやすい

マインドマップで思考を整理すると、視覚的なわかりやすさによって記憶にとどまりやすくなるといわれています。したがって「記憶術」のような形でマインドマップが用いられることもあります。
文章だけでキーワードを書き並べることに比べ、マインドマップは図形として認識できるため、視覚情報が手がかりとなり、記憶として定着しやすいと考えられています。

デメリット

・目標、目的がないと意味のないものになってしまう

マインドマップをきれいに仕上げたところで、「このマインドマップを活用して何がしたいのか」という目標・目的が欠落していれば、意味がないものになることがあります。
たとえば、マインドマップで「TO DOリストの作成」をしても実行に移していかなければ、せっかくリストを作成しても無意味になってしまいます。
この場合、「やるべきことの優先順位を見つけて、順番に片付ける」など明確な目標を持ち、実際にアクションを起こすことで、マインドマップの価値が感じられるようになります。
また「プレゼン内容に抜け・漏れがないように検討したい」「連想によって新しいアイデアを持ちたい」など、何か目的意識を持つことが大切とされています。

・慣れないうちは時間がかかってしまう

マインドマップを使うと思考の時間短縮・効率化にむすびつくのですが、最初のうちは箇条書きなどよりも、かえって時間がかかってしまうかもしれません。
また、イラストなどをつけて「きれいに作ること」を重視すると時間とエネルギーを要します。
美しく仕上げてビジュアル化することが大切と考える人もいますし、プレゼンなどの資料として活用する人は「走り書き」のように大雑把なものでも問題ないため、まずアウトプットイメージを考えてから作成する流れを取ることが良いでしょう。

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まとめ

上記でマインドマップの概要から書き方、メリット・デメリットをご紹介してきましたが、マインドマップを活用する上で一番重要なことは、情報を効率的に深く理解するための道具ということを忘れないようにしてください。
いくらルールに従ったマインドマップを作成しても「情報を深く理解できた」という効果がなければ無意味になります。
ですので、作成する前に「自分がなぜマインドマップを作るのか」をしっかり理解した状態で作成してみましょう。

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消費者行動の実態がわかる「AISASモデル」とは?

AISASモデルとは

AISASモデルとは、株式会社電通が提唱した「インターネット普及時代におけるユーザーの購買行動モデル」のひとつです。
購買行動モデルとは、消費者が商品を購入するまでの一連のプロセスを体系化したものを指します。
ASIASモデルは、別名「AISAS理論」や「AISASの法則」と呼ばれることもあります。
AISASモデルは、まだインターネットが普及していない1920年代に米国のサミュエル・ローランド・ホール氏によって提唱された「AIDMA」という購買行動モデルが元になっています。
AIDMAの購買プロセスでは、次の5つの行動プロセスで形成されています。

・Attention:認知・注意

・Interest:興味を持つ

・Desire:欲求

・Memory:記憶

・Action:購買行動

まずユーザーは商品について認知し、興味・関心を示す。その後、実際にその商品への欲求を感じることで商品を記憶し、購入するというプロセスで構成されています。
しかし、インターネットの普及により、消費者の購買に対する態度や心理は大きく変化しました。
そういった背景を受けて新しく登場したのがAISASモデルであり、次の5つの行動プロセスで構成されています。

・Attention:認知・注意

・Interes:興味・関心

・Search:検索

・Action:購買

・Share:共有

それでは、5段階の行動プロセスについて詳しくみていきましょう。

AISASモデルの五段階構造

  • ・Attention(認知・注意)
    ユーザーは、まず最初にテレビCMや雑誌、インターネットで広告などを見て商品やサービスについて認知(Attention)するところから始まります。
  • Interest(興味・関心)
    そして次に、認知した商品やサービスの「売り」に対してユーザーは興味・関心(Insterest)を示します。ここまでは、インターネットが普及する前のAIDMAモデルの「AI」の部分と同様といえるでしょう。
  • ・Search(検索)
    商品やサービスに興味・関心(Insterest)を示したユーザーは、そのまま購入に至るのではなくインターネット上で情報収拾を行います。商品やサービスの詳細情報や口コミを見ることで、本当にそれが自分にとって「良いもの」なのかを判断するためです。
  • Action(購買)
    情報収集を行った結果、商品の良さを感じてもらえた場合は購買に至ります。
  • ・Share(共有)
    購買で終わりではなく、商品やサービスを使った感想、体験をブログやSNSなどに共有(Share)します。もちろん、商品やサービスの良い点だけでなく、悪い点や不足している点も共有される場合があります。

AISASの特徴

AISASの主な特徴は大きく以下の2点です。

  • ① インターネットで情報収集をして購買に至るまでの意思決定を行う。
  • ② 購入した商品についての評価や感想、体験をインターネット上でシェアする。

インターネットの普及によって生じた「検索」と「共有」というプロセスを組み込んだことが、AISASモデルの特性です。
昨今ではユーザーによって共有された評価や口コミといった情報が第三者の購買行動プロセスにおける「認知・注意」や「興味・関心」、「検索」を喚起させる役割を担っています。
また、実物を手に取らなくても、インターネットの検索によって得た情報だけが購入の決め手になるなど、ユーザーの購買行動は日々進化していると言えるでしょう。

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AISASモデルの変化

Dual AISASモデルの登場

従来のAISASモデルでは、ユーザーの興味・関心(Interest)は購買に関する興味関心だけだと考えられていました。しかし実際は、ユーザーの興味・関心(Interest)は「コミュニケーションへの興味・関心」と、「購買への興味・関心」に分けられます。

そこで登場したのがDual AISASモデルです。
Dual AISASモデルでは、ユーザーのSNSやコミュニケーションアプリでの行動プロセスまでも捉えており、ユーザーの購買行動を従来のAISASモデルより正確に把握できるようになります。

前述した通り、Dual AISASモデルでは「興味・関心(Interest)」段階にあるユーザーを「コミュニケーション関心層」と「購買関心層」に分けて考えます。
「コミュニケーション関心層」呼ばれるユーザーたちは、商品やサービスそのものに興味があるわけではありません。面白いコンテンツを通じた「面白い、笑える、友達にも見せたい」といったコミュニケーションに興味があるのです。つまり、「拡散・共有はするけれど、購入にはいたらない層」であると言えます。

一方、「購買関心層」は従来のAISASモデルの通り、商品やサービス自体に興味・関心を持っており、購入を検討している層を指します。
このようにユーザーの購買行動を細分化して考えることで、AISASモデルではカバーしきれなかった部分を補完することができ、企業は効果的に商品やサービスをユーザーに届けることが可能になります。

AISASモデルの活用事例

①スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒーは、 AISASモデルの中でもとくに「Share(共有)」に力を入れることにより、広告費をかけずとも多くの人に認知してもらえる状況を作り出しています。

  • ・Attention(認知・注意)
    写真映えする商品、コーヒーカップに書かれるメッセージ、といった演出で、ユーザーのShare(共有)を促進。広告費をかけずともユーザー間で認知を増やすことに成功している。
  • ・Interest(興味)
    次々と季節限定の新商品を発売することで、ユーザーに飽きさせない仕組みを構築。
    スターバックスのユーザー層はリピーターも多いため、新作を出すだけでも十分に興味を惹きつけることが可能です。
  • ・Search(検索)
    スターバックスがターゲットとしている若年層は、SNSで検索をする人が多いです。
    そのため、おしゃれなブランディングによってSNSでシェアされやすい状況と非常にマッチしています。
  • ・Action(購買)
    商品そのものの魅力だけではなく、居心地の良い空間を提供することで購買を。駅前店などではカフェで仕事がしたい人に対して、店内に電源やWi-Fiを完備。
    さまざまなユーザーが利用しやすいように工夫を施している。
  • ・Share(情報共有)
    SNSで共有してくれやすい若年層の女性に対し、非日常的な雰囲気を演出することで、自社をおしゃれなカフェとしてブランディング。前述したように商品自体も非常に見栄えが良く、シェアしたくなるような工夫が施されています。

②RIZAP

RIZAPは、 AISASモデルの中でもとくに「Interest(興味・関心)」に力を入れることにより、短期間の間にかなり世の中にインパクトを与えることができています。

  • ・Attention(認知・注意)
    耳に残りやすい音楽を使ったテレビCMを集中的に流すことによって、「RIZAPのCMを知らない」という人がいないほどに、多くの人に認知することができています。
  • ・Interest(興味・関心)
    著名人の起用、ビフォーアフターの映像、そして「2ヶ月でこの体」「結果にコミットする」というわかりやすいコピーで、ユーザーの興味・関心を惹くことに成功しています。
  • ・Search(検索)
    RIZAPは、CMによって興味を持ったお客さんを購入にスムーズに誘導するため、充実したHP設計をしています。さらに、自社のHP以外からも情報を得ようとしたお客さんに対してアフィリエイターを使い、「RIZAP 悪評」や「RIZAP 不満」などのネガティブなワードで検索しても、ポジティブな内容が出るようにしていました。
  • ・Action(購買)
    2ヶ月で29万8,000円という高額な料金設定。ここでユーザーの背中を押したのは、「30日間の全額返金保証制度」。もし不満があれば、料金が返ってくるという条件は購入へのハードルをかなり下げることができています。
  • ・Share(共有)
    SNSやブログへの「Share(共有)」も効果的ですが、強力な「Share(共有)」の後押しになるのは、RIZAPを体験したユーザー自身です。目に見える変化は、周囲の人への強烈な広告になり得ます。短期間で理想の体を手にしている知人を見て、RIZAPに興味を持った方もいることでしょう。

③メルペイ

メルペイが会員登録増加施策として行った「すすメルペイキャンペーン」では、 AISASモデルの中でもとくに「Share(共有)」に力を入れることにより、ユーザーを巻き込んだ大規模な拡散を実現しています。

  • ・Attention(認知・注意)
    動画広告をテレビCMとSNS両方で行うことで、広範囲での認知を拡大しています。
  • ・Interest(興味・関心)
    ターゲット世代にとって興味・関心の高い人気のYouTuberを動画広告に起用することで、Interest(興味・関心)にうまく繋がるように設計しています。
  • ・Search(検索)、Share(共有)
    このキャンペーンに参加したユーザーは、招待コードをTwitterなどでつぶやくことになるので、自身のフォロワーに拡散を行う仕組みになっています。このように、AISASでいう「Share(共有)」をうまく活用し、SNSでの拡散を誘発しています。

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まとめ

マスメディア時代にはAIDMAモデルが、インターネット時代に突入するとAISASやDual AISASというモデルが出てきたように、ユーザーの購買行動は、時代の変化と共に変わるものです。
特に、マーケティング業界は新しいモデルが次々に出てきます。ユーザーの購買行動にあった適切なマーケティング施策を講じるためには、常に最新の情報を手にすることが大切になってきます。

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ゲーム理論はどのようにマーケティングで活かされる?

ゲーム理論とは

ゲーム理論とは、複数の意思決定者(プレイヤー)が互いに影響を及ぼし合いながら意思決定を行う状況を分析する理論です。
「ゲーム」と名付けられた理由は、相手の意思決定が自分の意思決定に影響を及ぼすという構造が、チェスや囲碁といった対戦型ゲームに似ているためとされています。
このゲーム理論が企業経営や必勝戦略の手法として注目される理由は、現実の状況に基づき、各プレイヤーが最適な行動をとることを前提に分析を行うためです。この手法は、競争や協力の場面で効果的な戦略を見つけるのに役立つとされています。

ゲーム理論のはじまり

1944年にフォン・ノイマンとモルゲンシュテルンが執筆した「ゲーム理論と経済構造」の出版によって世界的にゲーム理論が広まりました。
その後の1950年にナッシュ均衡が定式化したことでゲーム理論の分析が、標準的な均衡概念として確立されたと言われています。

ゲーム理論の代表例:囚人ジレンマとは

囚人ジレンマとは?

「囚人ジレンマ」はゲーム理論ではとても代表的なモデル例として取り上げられています。ここで、以下の状況を考えてみてください。

犯罪を犯した容疑者が2名います。(ここではA容疑者とB容疑者としましょう。)
各々別室で尋問を受けることになりました。二人の容疑者に与えられた選択肢は「自白する」または、「自白しない」の2択です。
そして、自白の状況によって彼らが受ける罪の重さが変わってくることにします。

  • ・A容疑者:自白する B容疑者:自白しない → A容疑者:無罪 B容疑者:懲役10年
  • ・A容疑者:自白しない B容疑者:自白する → A容疑者:懲役10年 B容疑者:無罪
  • ・A容疑者:自白しない B容疑者:自白しない → A容疑者:懲役2年 B容疑者:懲役2年
  • ・A容疑者:自白する B容疑者:自白する → A容疑者:懲役10年 B容疑者:懲役10年

上記のように、懲役の長さが変わったり、無罪になる可能性があったりる場合、各容疑者はどのような行動を選ぶのでしょうか。

このような状況では、一番魅力的に思えるのは「自分だけが自白し、相手が自白しない」というケースです。この場合、自分は無罪になり、相手だけが重い懲役を受けることになります。しかし、もし相手も自白した場合、両者が懲役5年になるリスクがあります。
一方で、お互いに「自白をしない」という選択をした場合、懲役は2年ずつとなり、最も軽い結果となります。

容疑者AとBが互いの利益を考慮した場合、「自白をしない」を選び、懲役を最小限に抑えることが理想的に思えます。しかし、現実には「自分だけが利益を得たい」と考えると、自分だけが自白する選択肢を取る可能性が高まります。その結果、「お互いが自白しない」場合よりも懲役が3年長くなるケースが生じるのです。

このように、お互いが自分にとって最適な選択をしたにもかかわらず、協力した場合よりも悪い結果になる状況を「囚人のジレンマ」と呼びます。この囚人のジレンマを理解するためには、「パレート最適」と「ナッシュ均衡」の概念を知っておくことが重要です。

パレート最適とは?

パレート最適は、お互いの不利益な状況を避け、全体の利益が最大化されている状態のことを言います。
言い換えると、これ以上にない利益を出すためには、誰かの犠牲も惜しまない状況とも言えます。
なので、「お互いが自白をしないで、懲役2年を受ける」ことが、この囚人ジレンマのパレート最適と言えます。

ナッシュ均衡とは?

一方で、ナッシュ均衡は、各自が自分の最適な戦略を選択肢をとり、自らの戦略を変更する理由がない安定的な状態(つまり、均衡)である組み合わせのことを言います。
先ほどの、パレート最適では、お互いが自白をしない状況が最適でしたが、もしも、相手が裏切って自白をした場合、懲役10年を受けることになります。
その場合、お互いが「自白をする」選択肢を取り、自分の選択肢を変更できない状況になるでしょう。
そのため、この囚人ジレンマにおいてのナッシュ均衡は、お互いが「自白をする」選択になるのです。

パレート最適とナッシュ均衡で考える囚人ジレンマ

まとめると、この囚人ジレンマは各々にとっての合理的な選択肢であるナッシュ均衡と全体の利益を最大化したパレート最適の状況が一致せず、矛盾している状況を意味しているのです。

ゲーム理論はマーケティングでどのように活かされるの?

ビジネスの場面でのゲーム理論は、先ほどの囚人ジレンマのようなパレート最適とナッシュ均衡の矛盾から、ポーカーや宝くじといった親の利益が存在するようなギャンブルまで様々な種類があります。
しかし、どのビジネスにおいてもゲーム理論の上では、自分の行動が他の人に影響を与え、他のプレイヤーを気にすることで自分の行動も変わる状態が付き物です。

実際には、企業経営の中での意思決定やビジネスの交渉戦略を考える際に、ゲーム理論が活用されるケースが多々あります。
そして、それ以外にも社会生活や人間関係、市場経済にもゲーム理論を必要とする場面が存在します。
そのため、企業はゲーム理論の専門家などに企業戦略の策定から交渉をしてもらう場合も多くあります。

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実際にあるゲーム理論の活用例を紹介!

ここから、ゲーム理論を取り入れた実例を紹介していきます。

①大手携帯電話会社の例

ここでは、大手携帯電話各社が提供しているサービスの料金体系が同金額な理由をゲーム理論と交えて考えて見ましょう。
国内の大手携帯会社と言えば、SoftBank、au、docomoが挙げられます。
この3社とも携帯料金の月額料金が8,000円だと考えましょう。こういった状況の際に、auが月額料金を7,000円に引き下げたとします。

すると、SoftBankもdocomoの利用者が料金の安いauに乗り換えるのは明白だと思います。
その結果、auが市場を独占する状態になる可能性があります。その状況を、考えた(ゲーム理論:自分の利益を最大化するために、相手の行動に応じて、自らの行動が変更すること)SoftBankもdocomoも月額料金を7,000円に下げます。
こうして、自社の利用者が他社へ乗り換えることを防ぎます。

しかし、1社が市場を独占したいが為に、価格を下げていくと携帯会社が得る1人あたりの利益がどんどん下がって行く状況になります。
企業側としても利益が下がることも避けたいため、他社の行動を考え、合理的に考えた結果どの会社も携帯料金を下げることをしなくなるのです。

②プラスチック製のゴミ問題の例

近年、世界的にも注目されているプラスチックのゴミ問題も、先ほど紹介した囚人ジレンマの例を元に、考えることができます。
そもそも、プラスチックは便利で快適な生活をする上で欠かせない物ですが、環境問題を考えると脱プラスチックにする必要があります。
実際のところ、脱プラスチック化に向けた取り組みには多大なコストがかかり、企業は脱プラスチック化に向けた行動として値上げをせざるをえず、顧客を失うリスクがあるのです。
こういった状況も、ゲーム理論で考えると相反する行動を取るケースがあります。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
ゲーム理論は、ビジネスをする上では欠かせない行動プロセスのひとつです。
また、日常生活においても、あらゆる社会現象や経済現象の中で自然と適切な行動の選択を取っているはずです。

※参考記事:
https://www.macromill.com/research-words/game-theory.html
https://diamond.jp/articles/-/175827?page=2
https://orenocloud.tokyo/cloudinfo/useful/GameTheory.html

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ノンデザイナーにこそ知って欲しいデザイン思考とは

「デザイン思考」「デザインシンキング(Design Thinking)」
ビジネスの場において、最近このような言葉を耳にする機会が増えたかたも多いのではないでしょうか。

デザイナーによる、デザイナーのためにあるようにも見えるこの「デザイン思考」という言葉ですが、実はあらゆる世界で応用されている考え方なのです。
Appleや日立、富士フィルムなど、世界的な企業でも採用されています。
今回は、そんなデザイン思考が一体どのようなものなのか、どのように実行するべきなのかを解説していきます。

デザイン思考とは

デザイン思考とは、問題や課題に対しデザイン的な考え方と手法で解決策を見出す方法やプロセスのこと。
ユーザーにフォーカスして考え進めることを最大の特徴としています。
問題を解決に導くために用いられるマインドセット(考え方)のひとつで、行動しながら考え、より良い結果を追い求める方法です。
この言葉は、アメリカのスタンフォード大学と、世界的に有名なデザインコンサルタント会社のIDEOが広めたと言われており、具体的な特徴としては

  • ・ユーザーを起点に考える
  • ・対話・コミュニケーションを重視する
  • ・繰り返し試す

といった3点があげられます。
「デザイン思考」では、「本当の問題は何か」「仮説は本当に正しいのか」「この現象が意味するものは何か」…というように、いくつもの自問自答をしながら、問題解決に挑戦していきます。

アート思考との違い

デザイン思考と同じような意味で用いられがちなのが、「アート思考」。
この「アート思考」は、アーティストの自己や価値観の表現を基にした考え方で、自分起点の考えかたを重視しています。
ビジネスにおいては、当人に達成したい強い意思のある目標設定や、オリジナリティあるアイデア、コンセプトの発想に向いている考え方です。

一方の「デザイン思考」は、先述した通り顧客の持つ課題の解決を目指す考え方であり、ユーザー起点で考えることが重要です。
端的にいうと、「アート思考」は自分を起点にした考え方であり、「デザイン思考」は顧客を起点とした考え方である、ということです。

システム思考との関係性

デザイン思考と切っても切り離せない関係にあるのが、「システム思考」という考え方。
この「システム思考」とは、一般的に俯瞰的にものを見ることであると解釈されています。
実はこれも、デザイン思考と同様に問題を解決に導くためのマインドセットのひとつ。
解決すべき対象や問題を「システム」として捉え、その全体像をさまざまな要素のつながりとして理解し、原因を探ります。そうして本質的な原因を見通し、問題解決を目指すのです。

デザイン思考は人間中心的な問題解決のアプローチ方法であるのに対してシステム思考は分析的な問題解決のアプローチ方法です。
対極であるようにも捉えられるこのふたつの思考法。ただし、問題解決というゴールに向かうための手段であることは共通しています。
デザイン思考の5段階(後述)を用いて具体的なゴールを定義した上で、その明確になった目標に向かいシステム思考で問題解決をはかる…など、両者を組み合わせてアプローチする手法も考えられます。

デザイン思考のプロセス

さて、ここまでデザイン思考の概要について解説してきましたが、具体的にはどのようなプロセスをたどるのでしょうか。
もちろん一言で「デザイン思考」といっても実際には定義が広く、今日使われている「デザイン思考」という言葉は人によっても多少の差異があります。
しかし、派生した考え方であっても、デザイン思考の根本的な考え方は変わりません。

ここでは、先述したようにデザイン思考を世に広めたとされているハーバード大学のデザイン研究所(The Harvard Graduate School of Design)に所属するハッソ・プラットナー教授が提唱した、『デザイン思考の5段階』というモデルをご紹介します。

それが、こちら。

「共感 (Empathize)」「定義 (Define)」「概念化 (Ideate)」「試作 (Prototype)」「テスト (Test)」

これを簡単に説明すると「まずは試しに実行してみて、PCDAを回していく」ことであるといえますが、ここではそれぞれの段階を詳しく見ていくことにしましょう。

1.共感 (Empathize)

ユーザーの目線に立ちながら物事を考え、その行動を理解し、心理に寄り添って共感することで、彼らが抱える問題やニーズを見つけることができます。
具体的な施策としては、製品をユーザーに使ってもらうユーザーテストや、仮説検証型のユーザーインタビューなどが挙げられます。
また、対象を狭い範囲に絞ったインタビューやテストの実施も推奨されます。
なお、テストやインタビューの際には、事前に決めた調査項目だけにとらわれず、インタビューや観察のなかで登場したキーワードや疑問点を掘り下げていくことも大切です。

2.定義 (Define)

ここでは、「共感(Empathize)」のプロセスで見つかったニーズや問題をさらに掘り下げ、潜在的な不満や課題を明確に定義します。
ユーザーの声をそのままの意味で受け取るのではなく、その内容から根本的な不満や課題を見つけ出し、定義していくことが重要です。

3.概念化 (Ideate)

この「概念化(Ideate)」はしばしば「創造」とも訳されます。
ユーザーの抱える課題へアプローチできるアイデアを多角的に考えていく段階です。
アイデア出しの際には実現の可能性や固定概念にとらわれず、自由に意見交換を行いましょう。集まったアイデアをまとめるのには、マインドマップという手法もおすすめです。
ある程度のアイデアが出揃ったら、「定義(Define)」で確定した課題を見直しながら、その選定を行います。

4.試作 (Prototype)

アイデアがまとまったら、次に「試作(Prototype)」を行います。これはプロトタイプ(試作品や原型)を作成する段階です。
具現化されたプロトタイプがあれば、チームメンバー内でイメージの共有ができ、認識のズレをすり合わせることができます。
また、試作をもとに、機能性や実現性についての話し合いを行うこともできます。
そして何より、具現化したアイデアが定義された問題の解決につながるのかどうか、試行錯誤を繰り返しながら検証することが大切です。
なお、プロトタイプは、はじめに紙で簡単な製品を作る、デザインのみを模型として作るなど、段階にそって進めていきます。

5.検証 (Test)

最後のプロセスは「検証(Test)」です。実際のユーザーに試作品を利用してもらい、フィードバックをもらったり、使用中の様子を観察したりします。そして、その情報を基に、課題解決や目的達成がなされているかを検証します。
もしも検証結果で新たな課題が発見できた場合は、再び前の段階に戻り、試行錯誤を繰り返します。

ここで重要なことは、これらの5段階のサイクルを何度も繰り返すこと。
1度で完成品を作り上げるのではなく、あくまで試作品の段階のものを用いて何度も何度も繰り返すことで最適解を得ることを目指すことが大切です。

まとめ

現代において多くの人々が可能性を見出しているデザイン思考。
プロジェクトに取り入れるのにはハードルが高いかもしれませんが、「まずは試しに実行してみて、PCDAを回していく」という考え方は日常生活にも応用することができます。
まずは身近なところから試してみてはいかがでしょうか。

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正しいCopyright(コピーライト)の書き方とは?意味や事例を紹介!

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コピーライトとは?

「コピーライト」とは、英語「Copyright」を原語とするカタカナ語で、「著作権」の訳語です。著作権とは知的財産権の一つで、文芸、学術、音楽など文化的な著作物を保護する権利です。そのため、著作権に違反すると罰金や懲役の処罰を受けることもあります。

コピーライトと©の関係について

©はCopyrightを略したもので「コピーライトマーク」と呼ばれています。この記号は、万国著作権条約で国際的に規定された、著作権があることを示す記号です。そしてこのコピーライトの表記、日本においては実は必ずしも記載する必要はありません。記載の必要性には、著作権法に関するベルヌ条約と、コピーライトについて規定している万国著作権条約が関係しています。ベルヌ条約では、著作物を創作した時点で自動的に著作権が付与されます。申請手続きは必要がない、無方式あるため、コピーライトマークの表示がなくても著作権は保護されています。

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コピーライトを書く理由

1.著作権の保持者明確化

実際に無方式の場合だと誰が著作権を持っているのかわかりません。コピーライトの表記には、著作権を持っている著作者の個人名や企業名が記載されるので、だれが著作権を持っているのかが明確です。

2.無断転載の防止

コピーライトの表示によって、無断コピーや無断転載を防ぐ役割を担っています。なぜなら、コピーライトを表記することで著作権によってしっかり保護されている印象を与えることができるからです。

3.著作物発行年の明確化

著作権が保護されるのは、原則著作者が著作物を発行して著作者の死後50年です。また著作者と並んで表記されるのが、著作物が作られた発行年です。発行年が明記されていれば、著作物があとどのくらい保護されるのかを把握できます。

正しいコピーライトの書き方

「コピーライトマーク+最初の発効年+著作権者の氏名」とする場合は、以下のようになります。
2020年にホームページを開設したABC株式会社の例:
© 2020 ABC Inc.
2020年に個人が執筆した記事の例:
© 2020 Haruko Murakami

「コピーライトマーク+最初の発効年+著作権者の氏名」以外に、ホームページの開設年や何らかの文字を入れたい場合は以下のようになります。
2000年にホームページを開設して2020年に更新した例:
© 2000-2020 ABC Inc.

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まとめ

「コピーライト」とは「著作権」のことです。コピーライト表示(著作権表示)を行うときは、コピーライトマーク・最初の発効年・著作権者の氏名の3つを表示することが定められています。著作権法上はコピーライト表記は不要ですが、「著作権によって保護されています」という警告を目的として、インターネットのホームページなどに表記がされることが一般的であり、有効的です。ぜひ一度ホームページにコピーライトを表記させるかどうか検討してみてください。

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