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【BtoB向け】アフィリエイト運用のコツやポイントを徹底解説!

アフェリエイトの運用を行うときは運用のコツを理解しておくことが大事です。どの相手にアフェリエイトを行うかによってアプローチの方法や戦略の仕方は変わってきます。そのため、ターゲットを選んでアフェリエイトを始めるのは重要です。

アフェリエイトではBtoB向けに運用をすることができますが。「BtoB向けのポイントとは?」と内容についてイマイチ分からない人もいるでしょう。BtoB向けのアフェリエイトのコツを紹介しましょう。

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BtoBのアフィリエイト運用について

まず、アフィリエイトの案件に関してはtoC案件が多く、toB案件は少ない傾向となっています。toB案件よりもtoC案件のアフェリエイが多いのには理由があります。

・理由:成果報酬獲得(CV獲得)の難易度、専門性が高いがゆえの募集のしづらさ

アフェリエイトのときにtoC案件よりもtoB案件の方が少ないのは専門性を求められるので、運営していく難易度が高くなっているからです。アフェリエイトのtoC案件は消費者向けに購買意欲を高めるアフェリエイトをしていきます。

ただ、消費者の購買向け意欲のプロセスは簡単であり、時には単純なときがあります。体験した感想や口コミを載せておくだけでアフェリエイトの広告にアクセスしてくれることもあり、単純明快に商品紹介をするだけでアフェリエイトの成果を出すことも可能です。

また、アフェリエイトで紹介する商品もすぐに活用できるような完成品を取り扱い、自分も日常生活で利用しているものを紹介することが多いので、高度な知識は必要ではありません。

しかし、アフェリエイトのtoBは企業向けとなっているので、購買を決定するときにtoCよりも複雑になっています。ToCと違い購入を決定するのは1人ではなく複数の担当者などが商品やサービスを検討し、時には組織やトップが決断して購入を決定することがあります。

また、企業向けのアフェリエイトなので、商品開発をすると時のパーツや商品などをアフェリエイトの記事で紹介しなくてはならず、訴求性を与えるためには専門的な知識が必要になってきます。

アフェリエイトのtoCとtoBの内容を比較してみると成果報酬を獲得するまでにはかなりの専門性が必要になり、難易度も高いので難しいと言えます。

ただ、toBはtoC案件と比べると成果報酬を高単価に設定することが可能です。企業は商品を気に入れば費用が高くても購入してくれるので、toCに比べるとROIを高くすることが可能です。ToBは専門的分野が高いアフェリエイトですが、専門的知識のあるアフィリエイターにとっては挑戦して高い利益を得ることのできる方法と言えます。

BtoB事業におけるKPI設計について

toBにおいて、KGIを売上とするならKPIとなるのは相談予約、クライアントとの契約、問い合わせ、商談予約、ツールの購入などになります。ToBのアフェリエイトで売上を上げるためにはアフィリエイトで設定する成果地点(≒成果報酬条件)を達成することが大事です。

そのため、興味を持ったクライアントが契約を行うことができるように、サイト内で商品の紹介記事を書くことはもちろん、体験談や比較表などを用いて商品の訴求性を高めることができるように構築していくことが大事です。

また、問い合わせや相談予約をサイトでも分かりやすい位置に備えることを考える必要があります。興味を持ったクライアントが気になる点があればアフェリエイトとして購買意欲を削がれることになります。

しかし、問い合わせフォームが見やすい位置にあること、相談予約もどこで行うのかすぐに分かるようにしているなら、クライアントは疑問点を解消して広告のクリック率を上げることができるようになります。

また、展示会のKPIを上げたい人であれば商談予約も考えることが大事です。名刺獲得数や商談数、後日アポ数、受注数など、各1時間を目安値に算出してKPIの見直しや施策改善を行うことができるように考えておきましょう。

また、ツールの購入も大事です。ツールを購入することでアフェリエイトサイトの最適化を行うことができ、クライアントに紹介している商品を見やすく分かりやすく説明することができます。

ツールをうまく使用することで重要ページの到達率も上がりKPIを上げることに貢献できます。

KPIはアフィリエイトにおける成果報酬条件と一致する場合、しない場合があります。そのため、KPI設計をした後も運営してから予想と違う部分が生じてしまうこともあるため、その都度見直しをして改善していくことも忘れないようにしましょう。

BtoB事業にに適したASPについて

アフェリエイトをしていく点でASP選びは大事です。ASPと契約することでアフェリエイトの成果報酬を発生することができるからです。しかし、ASPにはtoC向けとtoB向け、また両方を揃えているものがあります。

もしBtoBであるならtoB向けのASPを利用する必要があるので、ASP登録する前にtoB向けのASPは何があるのか考えることが必要です。ToB向けは難易度が高いですが、ASPはいろいろあります。自分の納得のいくASPを探して成果報酬を獲られるようにしましょう。

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BtoBにおけるアフィリエイト活用事例

toBにおけるアフェリエイトの活用事例に関して紹介します。
toBにおけるアフェリエイトASPでおすすめしたいのはクラウドメンバーズです。クラウドメンバーズはBtoB企業専門のアフェリエイト広告を専門にしており、プロ向けに特化した内容に適した人材を選び、商材に関する教育まで徹底されています。

活用できる案件には建設や不動産、化学、精密機械、輸送用機械、情報通信、運輸サービス土木などの企業間取引など、豊富なBtoB案件を提供してくれているので、自分に合う案件を選びやすくBtoBアフェリエイトを始めるには最適なASPと言えます。

BtoBにおけるランディングページ制作事例

BtoBのアフェリエイトを行うためにはランディングページを制作することが必要になります。BtoB向けのランディングページを制作するためには必要なのはデザインはもちろん、会社概要などの信頼性やスマートフォンでも対応できるようにモバイル対応できるようにすることが大事です。

ランディングページでデザインが見にくく暗い印象やごちゃごちゃした印象を与えてしまうと、訪れたユーザーは閲覧する気がなくなり直ぐに退出してしまうことになります。BtoB向けのアフェリエイトをしている人はデザインを華やかにして明るい印象を与えていること、またこの商品がどのような結果をもたらすのか結論を先に述べていることが多いです。

ユーザーが欲しがっている情報をランディングページで載せておくことで、興味を持つことができ滞在期間を長くさせることができます。

また、モバイル対応しておくことで、スマートフォンでもランディングページで伝えたい内容をユーザーに正確に伝えることができます。スマホのモバイル版とPC版では画面のサイズからランディングページの表示の方法が変わります。

スマホなどのモバイル端末からアフェリエイトを見て購入を検討する方も多くおられるので、モバイル対応できるツールを導入してランディングページの訴求性に差が出ないようにしておきましょう。

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まとめ

BtoB向けのアフェリエイトはBtoC向けのアフェリエイト作成よりも難易度が高いですが、成果報酬はtoC向けよりも高いので専門知識に自信がある人はBtoB向けで挑戦してみることができます。

toCに比べてtoBでは考えることも多いので1つ1つのポイントを考慮して、丁寧に制作していくことが大事です。検討してみましょう。

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アフィリエイトに関わる人が理解しておきたいASPについて

年々、大きくなっているアフィリエイト市場に伴い、欠かせない存在になっている「ASP」という存在を知っていますか?
アフィリエイトを知ったばかりの方や、デジタルマーケティングを最近学び始めた方には、ASPは理解するのが難しい言葉のように聞こえます。

今回は、ASPとはどんなものなのか、なんの略なのか、アフィリエイトとどんな関係があるのかなどを広告主の方目線で解説していきます。

アフィリエイトについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。「アフィリエイトって何?メリットデメリットと活用の流れを解説

ASPとは

ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダー(Affiliate Service Provider)の略称です。
役割は、「広告主とアフィリエイターをつなぐ」のがASPの大きな役割となっています。

ASPは、多くの商品を低単価で売りたい広告主と、獲得報酬が高い案件で稼ぎたいアフィリエイターをつないでいます。
ASP経由することによってアフィリエイトでの広告効果計測や、成果報酬の管理を行えるようになります。

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ASPの仕組み、報酬金額支払いまでの流れ

①広告主がASPに登録する

広告主はASPに登録していつでもアフィリエイト広告が掲載できる準備をしましょう。
ASPに登録する際にどのASPを選ぶかのポイントは下記に記載いたします。

・登録するASPのアフィリエイトサイト(商品を紹介してもらえるサイト)の数が十分であること。
・アフィリエイターの数が多いこと。
・契約したいASPにどのような広告主がいるかをチェックしておくこと。
 →自社と同じ業界の会社や商材の広告主が多ければ紹介してもらえるサイトが多い可能性が高い。
・広告素材のサイズバリエーションを多く登録できる。
 →広告素材のサイズバリエーションが多い方が、様々なサイトでの掲載がしやすいため、素材を多く登録できるASPがお勧めです。

②広告主がASP内で商品や商材を登録して報酬単価を決める

広告主はASP内で商品や商材を登録して、各報酬単価を決定しましょう。
この事でASP内に商品が掲載される状態になります。
商品を登録する際は、広告主が持っている情報を詳細に登録することが大切です。

また、報酬単価設定のポイントで大切なのは、アフィリエイターが取り組みたくなるような高い価格設定することです。
その上で、下記のポイントを押さえておきましょう。

・ASP全体や競合他社の報酬額を見ながら高単価に設定する。
・リスティング広告をすでにやっている場合は、そのCPAを参考に価格を設定する。

ただもちろん、報酬単価を高単価に設定していれば必ずしもアフィリエイターに選んでもらえるとは限りません。
アフィリエイターの目線に立つと、「単価×CVR×ASP掛け率」が最終的に支払われる成果報酬となる為、CVRに影響するその商品の売れやすさやアフィリエイター個人の得意領域なども関わってくるということを頭に置いておきましょう。

③アフィリエイターがASP内で商品を決定する、ASPがアフィリエイターへ商品の掲載を依頼

アフィリエイターがASP内で自身が紹介する商品や商材を決定します。
決定される際に、商品の情報をアフィリエイターが留意するため、①のステップの商品の情報を細かく入れておくこと、広告素材のバリエーションを多く登録しておくことが大事になります。

④アフィリエイターが商品を紹介する

アフィリエイターが自身のサイト内で商品を紹介してユーザーを惹きつけます。
ここで商品が正しく紹介されないと成果を達成する事が難しくなります。
なので、②のステップで、広告主が持っている商品の情報を詳細に登録することが大切になります。

⑤ユーザーがアフィリエイトサイトから商品(商材)を購入や登録する

アフィリエイトサイトを見ているユーザーが商品や商材を購入します。

⑥広告主から報酬がASPを介してアフィリエイターに届く

商品や商材が購入されたタイミングで広告主からアフィリエイターへASPを介して成果報酬が支払われます。

上記の流れで、広告主が販売したい商品は、消費者の手に届きます。

おすすめのASP3選

1.A8.net

https://www.a8.net/
業界最大のASPを誇る。どんな案件でも対応できるメディアを抱えている。

費用として、初期費用5万円月額4万円がかかる。「A8.net」は2,000年から営業しているASPで、実績や登録メディア数ともに多いです。登録されているメディアサイトは、全部で2,600,000社以上となっている。

サポート体制も充実しており、キャッチコピーや文章、各サイズ広告画像、タグなど広告配信に関する準備をすべてサポートしている。

2.バリューコマース

https://www.valuecommerce.ne.jp/
金融・旅行・食品系に特に強いASPで、メディアの掲載数が、75万以上を誇るためマッチするサイトの数が多い可能性が高い。

2種類の料金プランがあるため、広告主にあった料金プランで選べる。
初心者のために、無料でセミナーなどを開催している。

3.アクセストレード

https://www.accesstrade.ne.jp/
金融・転職・通信系の案件に強いASPです。
2001年からある老舗ASPというだけあり、前述した得意分野の案件だけでなく、美容系や食品関係の案件も多く取り組んでいる。

オプションで広告バナーの制作なども依頼が可能です。
また、掲載しているメディアごとに売り上げの設定ができるため、コスト管理がしやすいのが特徴です。

まとめ

ASPは、アフィリエイトをする際に「広告主とアフィリエイターを仲介する」のが役目です。

広告主が、アフィリエイトで商品を売りたい場合は、ASPを持っている代理店に任せたり、自社でASPを開発したり、ASP提供会社のASPに登録するなどありますが、自社に合った選択をするのをおすすめいたします。
自社にあったASPの利用の仕方で、費用対効果の高い商品の販売を行なっていきましょう。

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【BtoB向け】インフルエンサーマーケティングのコツとポイント

今ではいろいろなマーケティング方法を利用して集客を行うことが大事です。ユーザーはいろいろな媒体により情報を得ようとしているので、自分のサイトにたくさんのユーザーを訪問してもらえるように計画することが成果につながるからです。

今ではインフルエンサーマーケティングを行い、サイトへの訪問を呼びかけることもできますが、BtoB向けにもインフルエンサーマーケティングを行い、成果を高めることができます。

どのようにBtoBで活用することができるのか内容を紹介していきましょう。

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BtoBのインフルエンサーマーケティングについて

インフルエンサーマーケティングは主にtoCの一般消費者向け施策として行われていることが多いです。インスタやTwitter、Facebook、TikTokなどでインフルエンサーが何か情報を発信しただけで、多くの人が閲覧しているので購入意欲やブランドンの認知力があります。

消費者に向けたtoC向けのインフルエンサーマーケティングは既に多くのフォロワーから信頼を受けているので、成功しやすいと言えますが、一方でtoB向けのインフルエンサーマーケティングは難しい部分もあります。

インスタやTwitterなどのSNSは情報源として活用されている場も多くなっていますが、BtoBの場合は高い専門的な知識や信頼度など、高いレベルを維持していなければ情報源として信頼をしてもらうことができません。

インフルエンサーの方は強い影響力を持っている人であり、例えば芸能人や実業家などがSNSで発信すると多くのフォロワーに支持され、世の中のサービスや商品に影響を与えます。

ただ、toCの場合は知名度や実績があれば、それでマーケティングにつながりますが、toBの場合は、その企業が求めている専門知識やスキルなどの実績がなければ、どんなに情報を発信してもtoCのように購買意欲を持たせることはできません。

企業の場合は1つの機能を導入するだけでも莫大なお金が動くので、toCのように消費者1人の信頼だけではなく、会社の複数の人に信頼を得る必要もあります。

そのため、SNSだけを用いで情報を発信する一般的なインフルエンサーに依頼してマーケティングを行うのは難しいと言えるでしょう。

BtoCよりもBtoBによるインフルエンサーマーケティングは難易度が高区なっていますが、できないことはなく、むしろもっと活用することが大事です。BtoBのインフルエンサーマーケティングも露出するマーケット、依頼するインフルエンサーを工夫するなどしてアイデアを出せばマーケティング効果は大きくなります。

BtoBでも効果的にインフルエンサーマーケティングを行うことはできるので利用を検討してみましょう。

BtoBにおけるインフルエンサーマーケティングの成功事例

BtoBによるインフルエンサーマーケティングを行うことで、企業の方に自社のコミュニティを広く認知してもらえること、自社製品のヘビーユーザーによる説得力となること、開発や企画の改善のフィードバックをもらうことができるなど、いろいろなメリットを得ることができます。 実際に多くの企業もBtoB向けのインフルエンサーマーケティングを活用して成功している事例があります。どのような成功事例があるのか気になる人もいると思うので、紹介していきましょう。

IBMのインフルエンサーマーケティングの成功事例

IBMは世界的にコンピュータ関連製品、およびサービスを提供している会社でありAIのプラットフォームであるWatsonなどを開発しています。IBMは自社製品をもっと活用してもらいたいと思い、インフルエンサーを用いてBtoBマーケティングを行いました。

依頼したインフルエンサーは専門性と自社製品との親和性が高い人を選出し、実際に商品を使用した体験やサクセスストーリーをSNSに投稿してもらい、IBMの製品を訴求する効果を狙いました。

さらに、有名なファッションデザイナーとコラボしてAIを用いたファッションを創作してインフルエンサーとして発信することで企業はもちろん、多くの消費者にもIBMの製品をしてもらうきっかけを作りました。

結果的にIBMの製品は大きな話題を業界に呼ぶことになりIBMの認知度を大きく企業に拡散することができました。

Landis+Gyrのインフルエンサーマーケティングの成功事例

Landis+Gyrはエネルギーソリューションを提供している会社です。Landis +Gyrはインフルエンサーマーケティングを行うときに自社の従業員をインフルエンサーとして起用して情報を拡散しました。

自社製品を知る熱狂的なファン従業員の中から見つけ出して、インフルエンサーとしてSNSのアカウントを運営させるように教育も行いました。自社の中からインフルエンサーを作り出すことで製品の専門知識を得ることは成功していましたが、SNSを通して効果が実際に出るかの訴求力がポイントとなっていました。

そのため、従業員について自社に発信してもらう「パイロットプログラム」を作成して自社ブランドの精神や価値、顧客への思いなどを発信してもらうことにしました。従業員の発信を元にしてインフルエンサーマーケティングを行ったことで、1500以上のエンゲージメントと1800のシェアコンテンツシェア、10800ドルほどの結果を生み出すことに成功しました。賞も受賞することができ、この戦略は大きな成果を出すことができました。

SAPのインフルエンサーマーケティングの成功事例

SAPはヨーロッパ最大級のソフトウェアの会社です。自社の製品をより多くの人に知ってもらうことやフィードバックの機会を得たいと思いインフルエンサーマーケティングを行うことになりました。

SAPが利用したインフルエンサーマーケティングは講演会を実施するときにインフルエンサーにゲストとして登場してもらうことです。業界で実績のあるインフルエンサーであれば体験談や経験を話してもらうことで講演会の参加者に強い説得力を与えることができると考えました。

その講演会のときにはビデオライブも利用することで専門家インフルエンサーと世界のユーザーを対話させるといった工夫も行いました。

この工夫もあったことで、ライブに参加していた人はインフルエンサーと対話することができ、SAPの製品の魅力や実用的な方法について詳しく知ることが可能となりました。

さらに、SAP幹部との対話を通してフィードバックの機会も作り、企業だけでなくSAPの製品に興味のある一般の方とも情報を大きく共有することができました。

AWSのインフルエンサーマーケティングの成功事例

AWSはAmazonが提供するクラウドサービスであり、漫画を取り入れたサービスの紹介をしています。BtoBのビジネスには企業向けなので広く認知させるために漫画のイラストを利用して分かりやすく製品を紹介する方法を採用しています。

難解なテーマも漫画であれば理解しやすくなっていますが、漫画により訴求力や親しみを込めるため、SNSとの相性の良い人気の漫画インフルエンサーに依頼して漫画の作成をしてもらいました。

自社製品やサービスを認知度を上げるためにSNSでも話題のある人に漫画を描いてもらうことで、サービスや製品の認知度を拡散することができマーケティングとして一定の成果を果たすことができました。

BtoB向けのインフルエンサーマーケティングとは少しやり方が違いますが、工夫することでより効果を発揮させることができます。

まとめ

BtoB向けのインフルエンサーマーケティングについて紹介してきました。BtoB向けのインフルエンサーマーケティングはBtoCと比べると難しい部分もありますが、工夫することで成果を期待することができます。

BtoB向けにインフルエンサーマーケティングをして成果を出している企業もあるので、自社に合わせた方法を用いるなら認知度を上げて購買意欲を企業の方に持ってもらうことができます。ぜひ検討してみましょう。

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【BtoC向け】インフルエンサーマーケティングのコツとポイント

企業にとって消費者向けにマーケティングを行うことはとても大事です。マーケティングを行うことで自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらうことができ、消費者画求めているものに合わせた商品開発を行うこともできます。

はインフルエンサーを用いたインフルエンサーマーケティングを行うこともできますが、「どのようなコツがあるの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。インフルエンサーマーケティングについて内容を紹介していきましょう。

BtoCのインフルエンサーマーケティングについて

「インフルエンサーマーケティングとは?」と内容についてあまり知らない人もいるかもしれません。インフルエンサーマーケティングはInstagram、YouTube、Twitter、FacebookといったSNSで発信力のある人の力を借りて自社の宣伝や商品紹介などをユーザーに向けて行います。

インフルエンサーの方は、多くのユーザーや一定の支持者の方からの信頼を集めており、何かを発信するだけで多くの人の注目を集めることができます。

実際にインフルエンサーの方は発信力のクオリティも高く、企業も見習うところがたくさんあります。

映像や動画を使用するときは、ユーザーを引き込めるように工夫しており、表現方法はとても巧みです。動画ではYouTubeを利用して視覚に訴える方法を用いており、インフルエンサーの方は工夫が最適で自分の伝えたいことを分かりやすく伝えることができています。

そのため、フォロワーや視聴者も意味をよく理解できて納得することができ、toCのコンシューマー向け商品での活用に適していると言えます。

企業でも動画を用いてBtoCでの宣伝を行えますが、インフルエンサーの方はすでに影響力を持っているので、自分の発信した情報に多くの人が注目する能力があります。そのため、インフルエンサーマーケティングを行うことで、効果的なマーケティングの成果を期待することができる可能性があります。

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BtoCの効果的なインフルエンサーを見定めるには

BtoCでインフルエンサーマーケティングを行うなら、影響力の高いインフルエンサーを見定めることが必要になります。効果的なインフルエンサーを見定めなければマーケティング効果を得られません。

適切なインフルエンサーを見定めるために、まずは適切なフォロワー規模を理解する必要があります。インフルエンサーの中でもトップと言える人はフォロワー数が100万人以上持っている人です。

かなり強い影響力を持っており、芸能人やスポーツ選手など認知度がもともと高い人がトップインフルエンサーになっていることもあります。

続いてミドルインフルエンサーです、これはフォローワー数が10万人以上であり、特徴としてはフォロワーとの心理的な距離が遠く憧れの人であることが多いです。

続いてマイクロインフルエンサーとなっており、フェロワー数が1万人以上の方です。マイクロインフルエンサーは一般人が多いことからフォロワーの親近感を獲得しており、インフルエンサーの得意としているジャンルに興味を持っている人がフォロワーになっている人が多いです。

最後はナノインフルエンサーです。フォロワーは1000人ほどと少ないですが、各ジャンルに特化しているので、一定のファンに指示されています。

このようにインフルエンサーによってレベルに違いがあるので、この点を見定める必要があります。

さらに、サービスにマッチした属性なのかも確認することが必要です。インフルエンサーの媒体によって支持者の属性は違っており、例えば、インスタグラムは40代以下の女性が多く、コスメやファッション系のジャンルに特化しています。

ただ、Twitterであれば30代以下がターゲットとなり、投稿のおもしろさによって指示を受けており、YouTubeだと10〜50代の幅広い層が自分の好きなジャンルで支持を受けています。 自分がどの媒体でマーケティングを行うかにより媒体に特化したインフルエンサーを見定める必要があるでしょう。

インフルエンサーとの接点の持ち

インフルエンサーマーケティングを行うときは、インフルエンサーと接点を持つことが大事になります。インフルエンサーとの接点の持ち方は

  • プロダクション、代理店へ依頼
  • DMなどで直アプローチ

 などがあります。

インフルエンサーとの接点を持てるように、プロダクションや代理店に依頼をするならプロが最適なインフルエンサーとの選定やマネジメント、施作の実施、効果分析を行ってくれます。

インフルエンサーマーケティングのノウハウがない人や過去に実施したが効果を得られなかった人などは、プロダクションか代理店を利用すると自社に合ったインフルエンサーを選びやすく、接点を持つことができるでしょう。

またDMなどで自分が「この人だ」と思った人に直接アプローチするのも良い方法です。自分で直接インフルエンサーにアプローチするなら、仲介役がいないのでマージンなどを取られず、低コストでスピーディーに交渉ができます。

ただ、自分でインフルエンサーの選定を行うこと、また報酬交渉やマネジメント、投稿内容のチェックなど、自分でやることが多くなるので負担は大きくなります。

インフルエンサーマーケティングを行うときは、自分がどの方法であれば最適なのかよく考慮してから行う必要があるでしょう。

BtoCにおけるインフルエンサーマーケティングの成功事例

BtoCにおいてインフルエンサーマーケティングを行うなら、成果を出して成功を収めたいでしょう。成果を収めるためにはインフルエンサーマーケティングの成功事例を見てみることでポイントをつかむことが可能です。成功事例は以下のようなものがあります。

ポールスミスのファッションリーダーでインフルエンサーを起用

ポールスミスは自社のファッションを紹介するときにインフルエンサーとしてファッションモデルの横田ひかるさんを採用しました。インスタグラムでフォロワー数が約28万人と超えており、女性からの支持を多く集めていたので、PR効果を期待してインフルエンサーマーケティングを行いました。 この採用によりターゲットとしていた女性にポールスミスの魅力をPRすることができ、9268件もの「いいね」を集めることができました。自社商材に合わせたインフルエンサー起用でPRの成果を収めることができました。

ETUDE HOUSEのコスメのPRでインフルエンサー起用

ETUDE HOUSEは韓国コスメのPRを行うために、古着屋のスタッフをインフルエンサーとして起用しました。個性的な印象を与えるインフルエンサーでしたが、その個性を残しつつ、コスメの化粧品とコラボしてもらったため、コメント欄で「可愛い」という評価を得ることができ、化粧品のPRとユーザーの興味を抱かせることができました。 このようにインフルエンサーを用いて成果を収めている事例はいろいろあります。

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まとめ

BtoC向けのインフルエンサーマーケティングについて紹介してきました。BtoC向けのインフルエンサーマーケティングを行うなら、そのフォロワー数の方に大々的にサービスや商品をアピールでき、マーケティング効果を得ることができます。

BtoC向けのインフルエンサーマーケティングを成功させるためには、自社の商品やサービスに合った層にアピールできるインフルエンサーを選ぶことが必要です。インフルエンサーを決めることができれば、後は接点を持って依頼することで成果を期待することができます。

BtoC向けの宣伝効果やPR効果を高めるためにインフルエンサーの起用を考えてみましょう。

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【BtoC向け】アフィリエイト運用のコツやポイントを徹底解説!

アフェリエイトを始める人は運用のコツについて知っておきたいでしょう。アフェリエイトは記事作成を行い、広告を貼り、ユーザーが広告にクリックや条件を満たしたときに成果報酬を受け取ることができます。

仕組みとしては簡単であり、誰でも気軽に始めてみることができますが、コツを知らなければしっかり成果報酬を出しながら運用していくことはできません。特にBtoC向けにアフェリエイトをしていくなら、運用のコツはとても重要です。BtoC向けにアフェリエイトをどのように行えるのか紹介していきます。

BtoCのアフィリエイト運用について

アフェリエイトの収入源は広告収入であり、この広告は対象を誰にするかにより違ってきます。アフェリエイトではBtoBの企業向けとBtoCの消費者向けがありますが、アフィリエイト案件の多くはtoC案件のものです。

BtoBの案件の場合は専門性の知識やスキルがアフェリエイターにも求められ、ユーザー対象も専門性の企業のみなので、範囲としては少数派になるからです。

一方BtoC向けのアフェリエイトは一般の消費者全体を対象としており、宣伝する商品やサービスの対象も幅が広いため、toC案件の方がtoB案件よりも断然案件数の幅も広くなります。

専門知識がない人でもアフェリエイトを始めるならBtoCのアフェリエイトが選びやすいです。

そのため、BtoC向けのアフェリエイトは成果報酬獲得(CV獲得)の難易度、アフィリエイトLPへの集客のしやすさがBtoBよりも簡単です。消費者向けの商品やサービスなので自分が日常生活で使用しているものが多く、学習しなくてもある程度の知識を持ってアフェリエイト作成ができます。

対象範囲が広い分、興味を持つ人の割合も多く成果報酬の獲得の可能性も高いです。

しかし、デメリットとしては、BtoCアフェリエイトは成果地点の設定によって報酬を低く設定する必要がある場合があるため、高額な成果報酬を取得したいアフィリエイタには受けが良くないこともあります。

高額案件はBtoB向けの方が高いので、その点を考慮してBtoCまたはBtoBを決定する必要があります。

BtoC事業におけるKPI設計について

BtoCアフェリエイトにおいて、KGIを売上とした際にKPIとなるのはアプリインストール商品の資料請求、商品の購入などがあります。アフィリエイトで設定する成果地点(≒成果報酬条件は)はサービスを利用する前としていることが多く、閲覧したユーザーに商品やサービスの具体性を宣伝することや実際の商品の体験をしてもらうことを目的としています。

ただ、KPIはアフィリエイトにおける成果報酬条件と一致する場合、しない場合があり、アフィリエイトの特性上、確実に商品を購入してもらうことは難しい場合もあるため、成果地点は一つ手前のユーザーへの行動とする場合があります、 よりKGIに近い体験コースへの入会などを成果地点とすることで、アフェリエイターにもBtoCとして利用してもらいやすくなるでしょう。

独自アフィリエイトプログラムという選択

独自アフィリエイトプログラムとは、無料アフェリエイトと違い独自のアフェリエイトプログラムを作成してユーザーへの参加を呼び込むことです。

アフェリエイトを提供している業者は多くいますが、独自でアフェリエイトプログラムを作成して宣伝することで、他のアフェリエイトプログラムと差別化を図ることができます。

BtoBの場合はサイトへの流入数は少ないので、独自アフェリエイトプログラムを選択してもユーザーが参加してくれる見込みは少ないです。

しかし、toCの場合、対象範囲が広くサイトへの流入数が多いため、独自アフェリエイトプログラムを利用することでサービスのヘビーユーザーが参加して、アフェリエイトとして利用してもらいやすくする期待を持つことができます。

もちろん、独自アフェリエイトプログラムを作成することは簡単なことではないので、一定のスキルを持っている人のみが検討することができますが、ユーザーのマーケティングやノウハウを持っている人であれば独自アフェリエイトプログラムの選択も考えてみることができます。

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BtoCにおけるアフィリエイト活用事例

BtoCにおけるアフェリエイトの活用事例についても知っておきたいでしょう。BtoCのアフェリエイトではA8netがあります。A8netは国内でも最大級のASPですが、強みは何と言ってもメディアの多さです。

ジャンルとしても数多くのアフェリエイト広告を用意しており、案件としてはネットビジネス、不動産、旅行、食べ物、スポーツ、金融、恋愛、美容など数多くの案件を用意してくれているので、案件BtoC向けのアフェリエイトとして多く活用されています。

また、Btoc向けのアフェリエイトではafbもあります。Afbはアフェリエイトの初心者から上級者までアフェリエイトで稼ぐことができるように仕組みを作っており、広告で成果報酬が発生すれば直ぐに報酬をもらうことができるように前倒しでのお支払いなどにも対応しています。

Afbで紹介されている案件は保険や医療、健康食品、金融、仕事、グルメ、ネットワーク、旅行、住まい、IT、学習エンターテインメントなどがあります。A8netに比べると案件数は少なくなっていますが、アフェリエイターの満足度は高いため利用者も多いです。

BtoCにおけるアフェリエイトには以上の他にもいろいろなASPがありますが、特に上記の2つが人気と知名度があります。

BtoCにおけるランディングページ制作事例

BtoCのアフェリエイトを運用するランディングページの特徴について紹介しましょう。

BtoCのランディングページではユーザーテイストでデザインの方向性を決めます。BtoCの場合は消費者目線になるためデザインはインパクトのある画像やキャッチコピーを利用する必要があります。例えば美容商品のランディングページだと効果で期待できることについて迫力のある一言でユーザーに衝撃を与えるようにしています。

BtoCではどのようにインパクトを与えるのか、その点を考える必要があります。また、ユーザーはスマホを使用している人が多いので、スマホの利用者のことも考えて拾い読みでも成立する動きのあるデザインを考える必要があります。

また、BtoCのランディングページでは1人で商品やサービスの購入を検討するので、見やすく分かりやすいコンテンツのつながりをスムーズにしたデザインにもすべきです。文章よりも画像や写真を使用した方がユーザーとしては商品の説明が分かりやすいです。

長文での説明を行うよりも、画像による矢印での視線誘導やグラデーションによる背景の切り替え、グラフを用いた方法など視覚に訴えたランディングページを心がけるようにしましょう。

また、文章で説明するときは難しい専門的な用語をあまり使用しないことも大事です。BtoCでは専門的知識を持っていない人がユーザーとして訪問してくるため、専門用語をたくさん使用して説明しても意味が分からず、訴求力を与えることができません。

説明するときに専門用語が必要であれば、専門用語についての説明を載せておくことも大事ですが、用語の説明が多くても複雑化するので、ポイントを抑えて1〜2語ほどにしておくのがいいでしょう。

このようなポイントを押さえてBtoCのランディングページを制作しましょう。

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まとめ

BtoCアフェリエイトの内容について紹介してきました。BtoCアフェリエイトでは分かりやすく、インパクトのあるランディングページを心がけ、専門的な知識はBtoB向けに比べるとあまり必要ではありません。

BtoCアフェリエイトは成果報酬の獲得は行いやすいですが、高単価は狙いにくいという点があるので、自分のアフェリエイトに合わせて独自アフェリエイトプログラムを利用することも検討できるでしょう。

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アフィリエイトを実施する際に注意すべき著作権について

社会問題となっている違法アフィリエイトについて

日本のアフィリエイト業界では、広告主側や広告代理店が違法サイトや悪質サイトに積極的に広告を出しているケースが存在します。

アフィリエイトを実施する際、稀に「アフィリエイトは宣伝のみであり、商品に対する法的な責任はない。」と誤った認識をしてしまっている場合があります。
そしてアフィリエイト広告が抱える悪質行為には「誇大広告やステマ行為をするアフィリエイト」、「薬事法違反をするアフィリエイトサイト」などが挙げられます。
今回はその中でも「著作権侵害」についてご紹介します。

アフリエイターが注意すべき「著作権」について

著作権とは

「著作権」は、人の創造的な発想を保護するための権利であり、「著作権法」という法律で、基本的なルールが定められています。
この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりになります。

一  小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
二  音楽の著作物
三  舞踊又は無言劇の著作物
四  絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
五  建築の著作物
六  地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物
七  映画の著作物
八  写真の著作物
九  プログラムの著作物

参考URL: 公共社団法人著作権情報センター https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime1.html

著作物になるかどうかは
「創作的であるか」
「思想もしくは感情が表現されているか」
「文芸・学術・美術または音楽の範囲に属しているか」
の条件を満たしているかどうかで判断されます。

例えば著作権を侵害するサイトは著作者から許諾を得ずに、無料で音楽をダウンロードできるようにしているサイトや無料で映画を配信するサイトなどが挙げられます。

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著作権侵害となるNG行動とは

本人の許可がない画像使用

写真素材には撮った人に著作権があり、写っている人に肖像権があります。

著作権と肖像権は似ている権利であり、二つの権利を一緒にして著作権と勘違いされている場合もあります。この先では肖像権について例と共に詳細を紹介させていただきます。
肖像権の内容は以下の2つを含みます。

・  勝手に姿を撮影した写真や動画等を公開されない
・「撮影されない権利」と「公開されない権利」

アフィリエイトを実施する上で肖像権の侵害となる場合として多いのは、人物が映った画像を本人の許可なくTwitter等のSNSへアップロードしてしまうなどが挙げられます。
また街中での風景の写真など人物が直接の被写体ではなく、意図せず写り込んだ場合でも肖像権侵害となり得ます。
これら肖像権を侵害した場合、公開差し止めや損害賠償請求が行われる可能性があります。

また、アフィリエイトにか限らず広告やインターネット上などで多いのは、著名人の名前を「〇〇さんも愛用中!」のように無断利用して肖像権を侵害してしまうことです。

この例では、著名人自身ののネームバリューによって商品の販売などを促進する権利である肖像権の中のパブリシティ権を侵害することになってしまいます。

こういったものに関しては禁止事項を事前に必ず確認して著作権、肖像権の侵害とならないように徹底しましょう。

規約を守らない、読まない場合

ネットにはフリー写真・イラスト・アイコン等、無料で利用できる素材がたくさん紹介されています。
サイトによって使用方法についての利用規約があり、著作権を完全に放棄していない場合もあります。

例えば「浮気調査/探偵/アダルト/風俗/性的描写/宗教/麻薬/ストライキ/デモ/反発団体/ドラッグ/ナイトサービス/暴力/人物写真のみ出会い系・婚活などの利用」などの特定条件における使用、クレジットの記載必須などがあります。

「商用フリー・著作権フリー」と記載されているサイトの素材でも、「利用規約」は必ず読み理解した上で使用するようにしましょう。

著作権侵害した際の刑事罰

著作権法では権利侵害罪として10年以下の懲役と1,000万円以下の罰金のいずれか、またはその双方を科すという罰則が設けられています(著作権法119条1項)

過去に違法音楽配信サイトを作成しアフィリエイト広告を掲載して、1億円以上もの不正なアフィリエイト広告収入を得ていた悪質なアフィリエイターの事例があります。

また、FC2動画に映画ファイルを違法アップロードし、FC2社から収入を得ていたアフィリエイターがある年に5人逮捕されており、この5人は全員有罪が確定しています。

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まとめ

アフィリエイターの法的な責任は、アフィリエイター自身が意図しなかった場合でも関わってくる例もあります。
意外にも数多くの事で、責任追及の可能性があります。購入した商材の不備、身の覚えがない注文などの問い合わせを受けたり、対応を求められた場合は迅速かつ適切な対応がトラブルを生まない重要なポイントです。
最後に、商用利用が可能なフリー素材サイトについてご紹介のほうさせていただきます。

フリー素材サイト紹介

※取り上げるサイトは著作権表記不要で商用利用可能な無料(フリー)写真素材サービスとなっております。
しかし、ライセンスは変更される場合があるため、必ず配布元のサイトのライセンスを確認してから使用するようにしてください。

①Unsplash

クオリティの高いフリー写真素材が公開されているストックフォトサービス
https://unsplash.com/

②BURST

BURSTはネットショップ作成サービスの世界最大手、Shopifyが運営するフリー写真素材サイト
https://burst.shopify.com/

③Pixabay

Pixabayは、160万枚以上の無料写真素材、ベクターイメージ、イラストレーションをダウンロードすることができる無料(フリー)写真素材サイト
https://pixabay.com/ja/

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アフィリエイトって何?メリットデメリットと活用の流れを解説

アフィリエイトという言葉を知っていますでしょうか?

商品のレビューが掛かれているサイトからAmazonの商品リンクから商品を購入したり、美容商品の比較ランキングを見てサイト内にある商品ページにいって購入する、実はこういったもののなかにもアフィリエイトが含まれています!

今回はその用語と仕組み、メリットからデメリットまでを解説します。

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アフィリエイトとは?

アフィリエイトはインターネット広告の一つで、その中でも「成功報酬型広告」と呼ばれています。

インターネット広告は、広告がクリックされたり表示されたら広告主に費用が発生することが一般的ですが、アフィリエイト広告に関しては広告主の決めた条件(商品の購入や申し込み)を満たす事で広告主に支払いが発生します。
そのため、成果によって報酬を支払う広告「成功報酬型広告」と呼ばれています。

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どんな仕組みなのか

アフィリエイト広告には4人の登場人物が出てきます。

広告主:

広告を出稿する側の人です。広告をサイト内(後述:ASP)に出稿してユーザーが成果地点(前述のような条件)に到達すると予め決めておいた広告料金を支払います。
広告主はユーザーが成果地点に到達してくれればくれるほど商品や目標を達成できます。

アフィリエイター:

広告主が広告を出稿するサイトの制作者です。広告主が出稿出来るように新しくサイトを制作する人もいれば、自身のブログを作って広告主が出稿出来るようにする人もいたりさまざまです。
全てに共通して言えるのはアフィリエイターが作ったサイトから広告主の商品が売れることでアフィリエイターは報酬がもらえる事です。
売りたい広告主と報酬を受け取りたいアフィリエイターの相互関係が生まれています。

広告代理店 :

広告代理店に複数のASPをマネジメントしてもらい間接的にアフィリエイターへ依頼するパターンでは、広告主がアフィリエイターと直接関わることは少なくなります。
メリットとしては、複数あるASPからのレポートや請求フローを統一できることや、代理店は様々な広告主・ASPと取引があるため引き出せる情報量が多いということがあります。
一方で、代理店Feeが上乗せされるためCPAを一定水準まで抑えるにはプログラムの報酬単価を下げる必要があり、優秀なアフィリエイターを募りづらいというデメリットがあります。

ASP(Affiliate Service Provider):

日本語に直訳すると「成功報酬型広告サービスの提供者」です。
アフィリエイターと広告主を繋ぐプラットフォームのことで、広告主が売る商品をASPに登録すると、ASPに登録しているアフィリエイターが売る商品を探して自身のサイトにて紹介できます。
紹介してユーザーが購入するとASPを介してアフィリエイターに報酬が支払われます。

参考:アフィリエイトに関わる人が理解しておきたいASPについて

広告主から見たアフィリエイトのメリット・デメリット

メリット

費用対効果が高い

他の広告はクリックされた時に費用が発生したり、表示されたときに費用が発生するのに比べて、アフィリエイト広告は成果が達成(ユーザーが商品を購入など)された時点で費用が発生するので、費用に対する効果が高くなります。

例:商材が3000円のシャンプーで1購入あたりの報酬が300円の場合、1個購入された時に2700円の売り上げを挙げられます。


集客することにお金が掛からない

他の広告では商材を認知させるためにTVCMを行ったりその他の広告を行いますが、アフィリエイト広告ではアフィリエイターが集客を行ってユーザーを集めてくれるので集客にお金を掛ける事が少なくなります。

デメリット

広告が広く掲載されるか分からない

アフィリエイト広告は、アフィリエイターが報酬内容とブログやサイト制作の技術によって選んで広告を掲載させるため、まず商品が選ばれないと広告が掲載されません。
なので広告の掲載数は他の広告(お金を払えば掲載できる)よりも少なくなる可能性があります。

ASPの費用が掛かる

ASPを利用する際には月額費用や登録費用が発生するため、商品が売れ無かった場合は費用だけを払い続けることになります。

アフィリエイト広告活用の流れ

①広告主がASPに登録する

広告主はASPに登録していつでもアフィリエイト広告が掲載できる準備をしましょう。

②広告主がASP内で商品や商材を登録して報酬単価を決める

広告主はASP内で商品や商材を登録して、各報酬単価を決定しましょう。
この事でASP内に商品が掲載される状態になります。

③アフィリエイターがASP内で商品を決定する

アフィリエイターがASP内で自身が紹介する商品や商材を決定します。

④アフィリエイターが商品を紹介する

アフィリエイターが自身のサイト内で商品を紹介してユーザーを惹きつけます。

ここで商品が正しく紹介されないと成果を達成する事が難しくなります。

⑤ユーザーがアフィリエイトサイトから商品(商材)を購入や登録する

アフィリエイトサイトを見ているユーザーが商品や商材を購入します。

⑥広告主から報酬がASPを介してアフィリエイターに届く

商品や商材が購入されたタイミングで広告主からアフィリエイターへASPを介して成果報酬が支払われます。

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まとめ

アフィリエイト広告は費用対効果が高い広告です。美容系の商品や食品系の商品の購入、資料請求数の増加、会員登録数の増加を狙いたい広告主の方は活用してみることをおすすめします。
報酬金額を調節しながら成果を挙げていきましょう。

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KPI・KGI・KSFとは?考え方から運用方法まで徹底解説

KPI・KGI・KSFという単語はご存知でしょうか?聞いたことはあるけど分からない。具体的にどう運用していけばいいかわからない。そんな方に単語の意味から運用方法までご解説いたします!

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KPI・KGI・KSFを解説

KPIとは

KPI(Key Performance Indicator)の頭文字を取った言葉で、 日本語では「重要業績評価指標」と訳されています。企業の各部署(営業、マーケティング、人事、経営など)がその評価指標を目指して行動する事を意味します。

KGIとは

KGI(Key Goal Indicator)の頭文字を取った言葉で、日本語では「重要目標達成指標」と訳されています。最終目標(Goal)を意味するため、KPIよりも上位の位置づけでビジネスの方向を決める大切な指標です。

KSFとは

KSF(Key Success Factor)の頭文字を取った言葉で、日本語では「重要成功要因」と訳されています。KGIを達成するための要因を内部と外部から分析することで、成功に向かうための評価を可能としています。

KPIで管理するとどんな効果があるのか

①最終目標までの業務が明確に

KPIで管理すると最終的な目標(Goal)までの業務内容が明確になるため、今行っていることの意味が明確になります。目標を明確にすることは社員の業務への疑問や不満、やる気の管理のために重要です。また最終目標が見えると視点が変わり新しい成果への発想が生まれやすくなることも利点です。

②行動の意味が分かる

KPIがあるとメンバー全員になんのために行っている業務なのかを把握させる事が出来ます。業務の意味が分かると道を最適化する為に工夫することも可能となっていきます。目指すもの、なりたい姿、なるべき状態を明確にしていることが成長するためには重要です。

③PDCAが回しやすくなる

KPIを設定することで、目標に対してのPDCAを回しやすくなります。PDCAはPlan,Do,Check,Actionの頭文字を取ったもので、計画を立て実行し評価を行い次に向けて改善する一連の流れを表します。目標があればPDCAを回しやすくなり早く成果に繋げることが出来ます。

活用方法と各所の注意点

①KGIを明確化しよう!

ゴールを明確にして組織全員で目指すものを統一化させましょう。

前述でも記載した通り、何のために行うのかが無いと行動するための方向が定まらない事になります。

・KGI:半年間で携帯端末の売り上げを1憶円を目指す。

注意点

曖昧な内容は避けましょう。

例えば、「売り上げを伸ばす」よりも「2年間で売り上げを3憶円伸ばす」というゴールの方が明確で進むべき経路を作りやすくなります。

ですがあくまでゴールですので中長期的に目指すべきボリュームのある指標に設定しましょう。

②KSFを落とし込もう!

KGIの次はKSFを落とし込みましょう。成功するために必要な要素を落とし込む事で達成するための要因をもとに行動に起す事が出来ます。成功要因は事業の特性から考えて落とし込む方法が使用されます。

・KGI:半年間で携帯端末の売り上げを1憶円を目指す。

・KSF:古い端末を使ってるユーザーを中心に営業を掛ける

注意点

成功に向かう為の指標なので、要素を分析しきる事が重要です。何が必要なのか、どうすることで成功に近づくのか、何が弊害となるのか。 分析が重要なので5W1Hに合わせて分析していきましょう。

③KPIを設定して運用開始!

KGIとKSFを設定したらそれに合わせてKPIを設定していきます。具体的で達成できる数値感や目標に設定する事が重要です。ですが、行動に移していく事が重要な為、KPIを設定したらすぐに運用開始していきましょう。

・KGI:半年間で携帯端末の売り上げを1憶円を目指す。

・KSF:古い端末を使ってるユーザーを中心に営業を掛ける

・KPI:各店舗1カ月での売り上げを500万に設定。1人当たり50万。

注意点

ゴールとの乖離は起こさないようにKPIを設定しましょう。何の為に行動しているのかが不明確になってしまう為、KGIに沿ったKPIを設定しましょう。

④結果に合わせて各項目の設定を見直そう

KPIの評価を都度見直しKGIに向けて目標値を設定し続けていきます。細かいペースで見直しを行いPDCAのサイクルを回していきましょう。

・KGI:半年間で携帯端末の売り上げを1憶円を目指す。

・KSF:古い端末を使ってるユーザーを中心に営業を掛ける

・KPI:各店舗1カ月での売り上げを500万に設定。1人当たり50万。

・見直し:1カ月目は1人当たり40万の売り上げ。差分が1店舗100万発生。来月度から目標を下方修正すると共に、店舗来店を狙ったネット広告での集客を開始。

注意点

結果の見直し期間を広げすぎてしまうとKGIに向けた施策が行えなくなる為、月一などコンスタントに行っていきましょう。

知っているとお得~OKR~

OKR(Objectives and Key Results)の頭文字を取った言葉で、日本語では「会社全体の目標と主要な成果」と訳されています。まず会社全体の目標を設定してそれに合わせて部署や個人の目標と成果成果までを設定するものです。個人の成果に対する行動まで設定するためKPIより成果への行動に直結させられます。ですが、OKRは企業規模が大きくなるほど、1人1人の管理が難しくなっていきます。なので、KPI管理と比較してどちらが良いかは、企業規模に応じて検討していくことを推奨します。

まとめ

今後の方針を決めることは、ビジネスのどのフェーズにおいても重要です。なので、KPI,KGI,KSFで管理して目標に向けての行動の最大化を行いましょう。今後も新しい手法は増えていくと思います。都度知識を更新して目標管理に生かしていきましょう。

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SWOT分析から考える戦略設計|3つのステップ

企業がビジネスで成功するための戦略立案方法の1つに、SWOT分析があります。「聞いたことがある」といった方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、SWOT分析の概要やメリット・デメリット、実際の分析における手順をご紹介したいと思います。

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SWOT分析とは

SWOT分析とは、自社の内部環境とそれを取り巻く外部環境を正しく分析し、経営戦略を導き出す分析方法です。
自社の内部環境に当たるのが、Strength(強み)、Weakness(弱み)。
外部環境に当たるのが、Opportunity(機会)、Threat(脅威) になり、これら4つの頭文字をとって、SWOT分析と呼ばれます。

例えば、とあるカフェでSWOT分析を行った場合は以下のようになります。

▼Strength(強み)
・コーヒーが人気
・デザートが人気
・駅前の角地で立地が良い

▼Weakness(弱み)
・フードメニューが不調
・ランチメニューが美味しくないと言われる
・リピーターが少ない

▼Opportunity(機会)
・近くに新しく駅ができ、来客が見込める
・若年層の間でデザートブームが起っている
・大学生のアルバイト募集数が増えてきている

▼Threat(脅威)
・近辺にカフェが増えてきた
・新型ウイルスの影響で営業時間が短縮/休業になった
・消費税が上がった

メリットとデメリット

メリット

SWOT分析のメリットは、自社の状況を客観的に捉えることができる点です。また、内部環境だけでなく外部環境も含めた分析であることから、広い視野をもった戦略立案が可能になるのも大きなメリットと言えるでしょう。

機会(Opportunity)として挙げられる項目が多いのであれば、そこにフォーカスしたマーケティング活動を行うことで実績を得ることができます。また、弱み(Weakness)が分かったのであれば、脅威(Threat)になる点と合わせて改善することも可能でしょう。

SWOT分析において大切なのは、SWOTそれぞれを連動させて考えることです。

例えば、自社の強み(Strength)を生かして、外部の機会(Opportunity)にどう参入することができるか。外部の脅威(Threat)に対して、内部の強み(Strength)でどう乗り切るか。など、全ての要素を掛け合わせて戦略を立案することが可能になります。

デメリット

SWOT分析では、物事を二極化して考えます。

例えば、内部環境である強みと弱み。この2つの分類は、状況によっては強みだったものが弱みになったり、弱みだったものが強みになったりします。しかし、SWOT分析ではそれらも二極化して分類してしまいます。

例えば、「商品単価が低い」という弱みは、別の角度から見ると「ライバル企業よりも安く商品を提供できている」という強みとも言えるでしょう。さらに言うと薄利多売が可能であるため、企業にとっては大きな武器となる可能性もあります。

これらの現象を回避し、SWOT分析の精度を上げるためには強みと弱みに対する定義づけが必要になります。

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SWOT分析3つのステップ

ここでは、自社の状況を正確に認識し、実現可能性の高い戦略を練るためのSWOT分析3つのステップについて解説していきます。

Step1.SWOT分析の主語を明確化させる

企業規模が大きければ大きいほど、商品の種類が多ければ多いほど、SWOT分析の主語を明確化する必要があります。なぜなら、商品ごとによって外部環境は大きく変動するからです。1つの会社が洗濯機を出す時と、ゲーム機を出す時とで、SWOT分析の対象は商品単位でやるべきです。そうすることで、より精度が高く実現性も高い戦略を立案することができるでしょう。

要は、カフェという「お店」の総合的な分析ではなく、コーヒーやフードといった商品「個別」の分析をしましょうということです。

Step2.外部環境を洗い出す

まずは、外部環境である機会(Opportunity)と、脅威(Threat) を洗い出しましょう。

先に内部環境の強み(Strength)と弱み(Weakness)を考えてしまっても、外部環境によっていくらでも変動してしまう可能性があるからです。
この時に大切なのが、外部環境の知識を要するメンバーで話し合うこと。場合によっては専門家の話を聞いたり、新しく市場の調査をする必要があります。
また、自社・顧客・ライバルの三角関係で考察することで、広い視野での分析が可能になります。

例えば、新メニューで「オーガニックにこだわったサラダを出したい」と考えた場合、機会(Opportunity)として「日本人の健康意識の拡大」、脅威(Threat)としてオーガニックにこだわったフードを展開する周辺の飲食店が挙げられますよね。

Step3.内部環境の強みを洗い出す。

次に、外部環境を前提に内部環境である強み(Strength)を洗い出します。

ここでは弱みを考えずに、強みだけにフォーカスして意見を出し合います。「具体的な強みが見つからない」と簡単に諦めず、まずは自社が提供しているものは何かということから考え始めることで自ずと見えてくることでしょう。

前述したように「オーガニックにこだわったサラダを出したい」と考えた場合、
・機会(Opportunity)=「日本人の健康意識の拡大」
・脅威(Threat)=「オーガニックにこだわったフードを展開する周辺の飲食店」
となり、この2つの外部環境から言えることは、市場にニーズはあるが自分のお店周辺の飲食店にお客さんが取られているということ。
この前提で、内部環境の強みを見つけ出すのです。

それでは、「オーガニックにこだわったサラダ」を好んで食べる人はどんな人でしょうか?
仮にそれを「健康意識が高い20代〜40代の女性」だとしましょう。
その女性たちはどうやって「オーガニックにこだわったサラダ」を提供しているお店を探すでしょうか?きっと大半の人は、SNSやウェブでお店を検索し、レビューや口コミをみたりしますよね。

その時に、
・A店:ほとんどが良い口コミ+評価が5.0点
・B店:半分が悪い口コミ+評価が3.3点
・C点:ほとんどが悪い口コミ+評価が1.0点
と検索結果に出た場合、どのお店に行きますか?

自分のお店がA店、周辺のお店がB店・C店だとしたら、口コミの良さと評価の高さは、他のお店にない強みになりますよね。きっと既に「オーガニックにこだわったフード」を出しているB店・C店にも退けを取らない結果になると予想できます。

弱み(Weakness)は戦略にどう絡んでくる?

一般的に、弱みは改善対象だと言われています。したがって、企業を前進させるような戦略立案の際には考えず、企業を後退させないための改善策立案時に用いられるケースが多いです。

もちろん、弱みを出すことは自社をより客観視することに繋がるので、定期的に洗い出す必要があります。洗い出す方法としては、強みと同じで、ライバル企業に備わっていて、自社にないものを考えることから始めると良いでしょう。
端的に言うと、ライバル店の強みが自分のお店の弱みになります。

例えば、B店には有名な料理人がランチメニューを作っている一方、自分のお店であるA店はアルバイトの大学生が作っている場合などがそれに当たります。
しかし、アルバイトを使っている理由として「誰が作っても一定の味を再現できるように料理をマニュアル化し、コストを抑えて他の部分にお金を使っている」といった場合は、見方を変えれば強みでもありますよね。こういったどっちつかずの状態をなくすためには、前述した通り事前に強みと弱みに対する定義づけが必要になります。

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まとめ

自社は一体どんな状況なのか、それを取り巻く環境はどうなっているのか。

それを把握した上で、どのような最適な戦略を立案するのか。
SWOT分析は戦略立案に用いられる基礎的なフレームワークですが、手順を誤ると正確な分析はできません。まずは手順を正確に理解し、メリットとデメリットを把握した上で、分析の主語を明確化させることから始めましょう。

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顧客満足度向上に活かせるアンケートの作り方と注意点

顧客満足度とは、各企業が提供するサービスや商品によって、顧客に満足してもらうことを目的とした概念のことです。一般的には「CS」と呼ばれています。

今回は、顧客満足度向上施策の一つである「アンケート」の作成手順とポイントを説明したいと思います。

アンケートの作成手順

顧客満足度アンケートは、自社の商品・サービスに対する「顧客の満足度や評価」を把握できる調査です。アンケート自体が接点にも繋がることから、販売促進以外でのユーザーとの新たなコミュニケーションツールとしても有用といえるでしょう。

また、営業担当者には語られないユーザーの本音を引き出すためにも効果的で、その後の自社の対応次第では、長期的なお付き合いに発展する可能性も上がります。

それでは、実際のアンケート作成手順について見ていきましょう。

アンケートの作成手順

①アンケートの対象者を決める

まずは、「誰に」アンケートを実施するかを決めましょう。

・過去に一度でも接点を持ったことのあるユーザーなのか
・3回以上サービスを利用してくれたユーザーなのか
など、対象者は自社の課題がどこにあるかによって異なると思いますが、無作為に行うのではなく、対象者を絞って実施した方がより良い効果を得ることができます。

②仮説を立てる

アンケートの対象者が決まったら、次は仮説を立てましょう。
現場の担当者が直接ユーザーから聞いたことや、なんとなく感じていることが、本当に成果を妨げる原因なのか。それについてアンケートの設問で深掘りし、その回答を集計・分析すれば、仮説を検証することができます。 

③質問項目を設計する

いよいよアンケート作成の肝となる質問項目の設計です。


ここでは、仮説に基づいた質問項目を実施することが効果的でしょう。
・選択記入式にするのか?
・自由記述式にするのか?
・どちらも掛け合わせるのか?

など、該当の商品・サービスやターゲットのユーザーの特徴に合った質問構成を設計する必要があります。


例えば、顧客満足度アンケートでは以下のような項目を設定します。

・商品・サービスの総合的な満足度

・ほかの人・企業への推奨度 

・不満に感じている点

・他社商品・サービスの利用状況

・項目別の満足度(品質・価格・納期・営業・サポートなど)

また、仮説とのズレが生じているかどうかを見極めるためにも、作成後には一度自分で解いてみることも大切です。

④デザインを整える

忘れがちなのがデザインです。アンケートの質問と選択肢が決まったら、次に考えるべきは画面のデザインです。

特段凝ったデザインにする必要はありませんが、カラーを自社のサイトと合わせたり、ロゴを挿入したりすると公式感が伝わり、不正情報収集サイトだと間違われずに回答を得ることができます。

作成における注意点

ユーザー情報を記載する項目は、アンケートの前半部分にまとめると回答者の負担軽減に繋がります。(既存ユーザー向けの場合はIDだけを入力するなど、なるべく簡素化すると良い)

また、「情報の取り扱いについては法令を遵守します」などの宣言もお忘れのないようにしてください。

アンケート内容は良い側面が多い反面、それ自体が顧客満足度を上下させる可能性があるものです。「一方的な質問と受け取られる要素は本当にないのか」、最終チェックを怠らず複数人で確認しましょう。顧客の想いを汲み取る真摯な姿勢で、質問内容を見直しすることをおすすめします。

アンケート作成のポイント

さて、作成したアンケートは本当に欲しい情報をもらえるような項目になっていますか?

売り手目線だけの、ユーザーの印象を悪くするような要素は含まれていませんか?

ここではアンケート作成における3つのポイントを説明したいと思います。ぜひ、お手元にあるアンケートと照らし合わせて見てください。

ポイント①:少ない質問数でユーザーの真意を探る

以下2つの連続するアンケートをご覧ください。

Q1 購入の際に検討した他社商品はありますか?

・商品A ・商品B ・商品C ・特になし ・その他

Q2 弊社の商品をご購入いただいた決め手はどこでしょうか?

・価格・ 品質 ・ブランド ・サポート ・店舗の近さ

・その他

(※複数回答可)


仮にこの質問に対して

問1:C社

問2:サポート
と回答していたとしましょう。


この2つの回答からわかることは以下の4つです。

・現在のライバル企業はどこなのか

→問1のチェック箇所

・ライバル企業と比較して、自社にはどんな特徴・強みがユーザーに認められているのか

→問2のチェック箇所

・反対に、自社にはどんなところが不足しているのか

→問2のチェック箇所以外の項目

・回答したユーザー属性(職種、年齢などの個人に属する情報)は、サービス選びにおいてどこを重視する傾向にあるのか

→問2のチェック箇所(複数)


お分かりいただけたでしょうか?

このように、質問数を減らし見えない回答数をあげることができれば、ユーザーの負担が減りアンケートの回答数をあげることができるでしょう。

ポイント②:ユーザーの機微を感じ取る

例えば、質問の中に

非常に嫌い|嫌い|どちらとも言えない|好き|非常に好き

という選択肢が合った場合どうでしょうか。


私たち日本人からすると、少し表現が極端すぎる気がしませんか?

それでは 

嫌い|やや嫌い|どちらとも言えない|やや好き|好き

ではどうでしょう?

一般的に、日本人は「非常に」などの極端な項目は選びづらい人種だといわれています。

そのため、たとえば「非常に好き=5」「好き=4」「どちらとも言えない=3」のように選択肢の言葉を数値データに変換して平均点を出してしまうと、判断を誤る恐れがあります。

つまり、「非常に」という言葉が選びづらいばっかりに、微妙なユーザーの心理的変化がアンケートから読み取れなくなる、ということです。


選択肢を作るときは、以上のようにできるだけ日本人独自のニュアンスが表現できるように作成すると良いでしょう。

ポイント③:回答数を上げる努力を惜しまない

どんなに大掛かりにアンケートを作り込もうと、一定の回答数を得られなければその後の施策に繋がることはないでしょう。

要は、10人にアンケートを実施して1人しか出なかった意見が、100人にアンケートを実施した時に、90人から出るかもしれないということです。


回答数を上げる一つの手段として、「インセンティブ」という考え方があります。

簡単にいうと、アンケート回答者に向けての「ご褒美」ですね。

・回答者全員に必ず当たるクーポンプレゼント!

・回答者の中から抽選で100名様に当たる次回ご利用無料券!

などがそれに当たります。

まとめ

アンケートは、顧客満足度を改善する上で大事な情報を収集できます。

しかし取り扱いを一歩間違えると、せっかくのユーザーとの接点が台無しになってしまうケースも少なくありません。

自社の商品・サービスを世の中に出すのと同じぐらいの気持ちで丁寧に、ユーザー目線で設計していくことが何よりも大切になります。アンケートを「実施」することを目的にするのではなく、顧客満足度改善の「手段」として活用できて初めて効果を実感できるものです。

ぜひ一度これをきっかけに、ユーザーと真正面から向き合ってみてはいかがでしょうか。